2020/06/29

ワーナーアニメランド(日本語版スタッフ)

プロデューサー:持丸輝次、佐藤美穂(第1回のみ)

構成・演出:稲田宰

月日 番組名 翻訳 脚色 演出 音楽指導
1 7月3日 ルーニー・テューンズ 岩本令、上妻冬子 滝沢ふじお、清水専吉 (なし) (なし)
2 7月10日 アニマニアックス 荒木小織 永井寛孝 戸田清二郎 佐々木謙、弘中くみ子
3 7月17日 ルーニー・テューンズ 岩本令、上妻冬子 滝沢ふじお、清水専吉 (なし) (なし)
4 7月24日 アニマニアックス ジョーゲンセン由美子 永井寛孝 戸田清二郎 佐々木謙、弘中くみ子
5 7月31日 ルーニー・テューンズ 岩本令、上妻冬子 滝沢ふじお、清水専吉 (なし) (なし)
6 8月7日 アニマニアックス ジョーゲンセン由美子 永井寛孝 戸田清二郎 佐々木謙、弘中くみ子
7 8月14日 ルーニー・テューンズ 岩本令 滝沢ふじお (なし) (なし)
8 8月21日 アニマニアックス 佐藤恵子 永井寛孝 戸田清二郎 佐々木謙、弘中くみ子
9 8月28日 ルーニー・テューンズ 岩本令、上妻冬子 滝沢ふじお、清水専吉 (なし) (なし)
10 9月4日 アニマニアックス 野口尊子 永井寛孝 戸田清二郎 佐々木謙、弘中くみ子
11 9月11日 ルーニー・テューンズ 岩本令、上妻冬子 滝沢ふじお、清水専吉 (なし) (なし)
12 9月18日 アニマニアックス 野口尊子 永井寛孝 戸田清二郎 佐々木謙、弘中くみ子
13 9月25日 ルーニー・テューンズ 岩本令、上妻冬子 滝沢ふじお、清水専吉 (なし) (なし)
14 10月2日 アニマニアックス 佐藤恵子 永井寛孝 加藤敏 佐々木謙、弘中くみ子
15 10月9日 ルーニー・テューンズ 佐藤恵子 (なし) 木村絵理子 一の宮はじめ
16 10月16日 アニマニアックス 佐藤恵子 永井寛孝 加藤敏 佐々木謙、弘中くみ子
17 10月23日 ルーニー・テューンズ 佐藤恵子 (なし) 木村絵理子 一の宮はじめ
18 10月30日 アニマニアックス 佐藤恵子 永井寛孝 加藤敏 佐々木謙
19 11月6日 ルーニー・テューンズ 佐藤恵子 (なし) 木村絵理子 一の宮はじめ
20 11月13日 アニマニアックス 佐藤恵子 永井寛孝 加藤敏 佐々木謙
21 11月20日 ルーニー・テューンズ 佐藤恵子 (なし) 木村絵理子 一の宮はじめ
22 11月27日 アニマニアックス 佐藤恵子 永井寛孝 加藤敏 佐々木謙
23 12月4日 ルーニー・テューンズ 佐藤恵子 (なし) 木村絵理子 一の宮はじめ
24 12月11日 アニマニアックス 佐藤恵子 永井寛孝 加藤敏 佐々木謙
25 12月18日 ルーニー・テューンズ 佐藤恵子 (なし) 木村絵理子 一の宮はじめ
26 12月25日 アニマニアックス 佐藤恵子 永井寛孝 加藤敏 佐々木謙

(補足)1~13回の「ルーニー・テューンズ」の演出欄が(なし)になっているのは、エンドクレジットに出ていないためである。これらは「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」と同じ日本語版なので、「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」を録画したビデオを確認してみた。この番組ほぼすべての回を録画してあったのだが、テープの保管場所がまずくて半数強をカビさせてしまい廃棄してしまったので、現在残っているのは半分弱の放送回分である。それで、確認できたのは、3,11,13回に放映された作品が入っている回とそれと同じテープに入っている「ワーナーアニメランド」では放送されなかった分だが、演出はすべて、新吹き替え版の演出をしている木村絵理子であった。なぜ。クレジットされなかったのか不思議である。(2020年7月1日追記)

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2020/06/28

ワーナーアニメランド(備考)

 ここに公開したリストの元表には備考欄を作ってあったのだが、その欄を付けると見づらくなってしまうので省略せざるをえなかった。というわけで、ここに備考欄に記入したようなことを書くことにする。

 番組名として「ルーニー・テューンズ」と「アニマニアックス」としてあるが、各回の放送時の最初にこの番組名は出ず、「ワーナーアニメランド」と出るだけである。番組終了時の次回予告の時にだけ、『次回は、「ルーニー・テューンズ」おたのしみに!!』のように出る。

 10月以降の「ルーニー・テューンズ」の新吹き替え版は、その後、レーザーディスクBOX「ベスト・オブ・ワーナー・アニメーション」VOL.1,VOL.2 、カートゥーンネットワークの「バッグス・バニー・ショー」につながっていくのであるが、次にあげるものが、タイトルが変わっている。カートゥーンネットワークについては、放映時に見ることも録画することもできなかったので、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%81%A8%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E6%98%A0%E7%94%BB  を参考にしてチェックした。その他のタイトルが変わらなかったものは、吹き替え版の内容も同じでカートゥーンネットワークで放映されたと考えてよいと思われる。

*15回「バックス オーストラリアへ行く」→「バッグス オーストラリアへ行く」、「森は楽しいトゥイティー」→「森は楽しいトゥイーティ」。これは、表記のミスを修正したもので、吹き替えがやり直なされているという可能性は低いだろう。

*17回「バッグスと豆の木」→「ダフィと豆の木」、25回「バッグスとタズの料理対決」→「究極のメニュー」は吹き替えがやり直されている可能性が高そうである。また、「究極のメニュー」は「ベスト・オブ・ワーナー・アニメーション」VOL.1 に収録されている。

 番組のオープニングであるが、最初の7月~9月では、「ルーニー・テューンズ」のキャラクターが勢ぞろいして’Merrie Melodeies'と出るもの(「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」でも見ることができたもの)であった。これが10月からは、「ルーニー・テューンズ」や「アニマニアックス」のキャラがコラージュのような感じで画面にちりばめられるものに変わった。前者は、多分、本国でMerrie Melodeies というタイトルでテレビ放映されたものからの流用で、後者は日本で作られたものであろう。

 13回は金曜日、15回は木曜日に放送日が変更されて放映(当時のメモより:気になるので調査中)→朝日新聞縮刷版のTV欄を調べたところ、両回とも水曜日の放送で、自分の誤記であることが判明しました。リストの月日欄は修正しました。(2020年6月30日記す)

 



 

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ワーナーアニメランド(その2)

ワーナーアニメランド 放映リスト その2 1996年10月2日~12月25日 水曜日朝7:30~8:00

エンディング・テーマ ”STAR WORLD” 唄:VBB 作詞:牧奈一慶 作曲:アバ・横山貴生 編曲:横山貴生

日本語版制作:東北新社

注)作品名に、「バッグス」と「バックス」が混在し、通常トゥイーティと表記されるのが「トゥイティー」となっているが、これは入力ミスではなく、放映されたタイトルの表記そのままである。

放送月日 番組名 作品名 原題(公開年) 声の出演
14

10月

アニマニアックス ワーナー・ブラザースの大ウケ音楽会 PIANO RAG 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、江原正士、北村弘一、立木文彦、中田和宏、柿澤美貴、篠原恵美、塩屋浩三、峰恵研、鈴木佳子、巴菁子
リタ&ルント”コンビ誕生ってやつは…” WHEN RITA MET RUNT
(ヤッコのうた:タイトルなし) (原題出ず)
15

10月

ルーニー・テューンズ バックス オーストラリアへ行く Bushy Hare(1950) 山口勝平、こおろぎさとみ、江原正士、梅津秀行、銀河万丈、さとうあい、松尾銀三、幹本雄之、小桜エツ子
ネズミのとり方教えます Kiddin’ the KItten(1952)
森は楽しいトゥイティー Tweet Tweet Tweety(1951)
アニマニアックスのクロージング  
16 10月16日 アニマニアックス シスターは二度ベルを鳴らす THE BIG CANDY STORE 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、TARAKO、納谷六朗、定岡小百合、小野英昭、京田尚子、田中真弓、小宮山和枝、瀧本富士子、柿澤美貴
スキッピーとバンビのママ BUMBIE’S MAM
(ワーナー・ブラザースのうた:タイトルなし) (原題出ず)
17 10月23日 ルーニー・テューンズ バッグスと豆の木 Beanstalk Bunny(1955) 山口勝平、高木渉、長島雄一、梅津秀行、瀧本富士子、鈴木佳子、永迫舞、亀井三郎、浅野まゆみ、小野英昭、奥島和美、中博史
眠りの国のラルフ From A to Z-Z-Z-Z(1954)
弾丸ロードランナー Fastest With Mostest(1960)
18 10月30日 アニマニアックス ワーナー・ブラザースの”賢者はだれじゃ?” WALLY LLAMA 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、小山武宏、西川幾雄、堀越真己、緒方賢一、梅津秀行、小野健一
ピンキー&ブレイン”サミット大作戦” WHERE RODENTS DARE
今日の一言 (WHEEL OF MORALITY)
19

11月

ルーニー・テューンズ バッグスと海賊サム Captain Hareblower(1954) 山口勝平、郷里大輔、玄田哲章、梅津秀行、笹岡繁蔵、稲葉実、秋元羊介、小室正幸
空飛ぶ猫 Go Fly a Kit(1957)
フォグホーンのイタチごっこ Weasel While You Work(1958)
(部分放映)羽毛にうもれたコヨーテ:題名でない Guided Muscle(1955)
20 11月13日 アニマニアックス 王様ヤッコ KING YAKKO 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、山下啓介、藤城裕士、鈴木勝美、玄田哲章、柿澤美貴、丸山詠二
  (全1作)
   
21 11月20日 ルーニー・テューンズ これも人生? This Is a Life?(1955) 山口勝平、長島雄一、高木渉、京田尚子、郷里大輔、梅津秀行、上田敏也、田原アルノ、種田文子、広瀬正志、水内清光
ワンちゃん物語 Dog Tales(1958)
ジキルとハイドとバッグス Hyde and Hare(1955)
(部分放映)羽毛にうもれたコヨーテ:題名でない Guided Muscle(1955)
22 11月27日 アニマニアックス ワーナー・ブラザース”ピカソに描かそ?” NO PAIN,NO PAINTING 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、水野龍司、辻親八、辻村真人、中沢みどり、杉村理加、篠原恵美、塩屋浩三、佐々木勝彦、片岡富枝、滝沢ロコ
レ・ミゼラニマルズ LES MISERANIMALS
(ワーナー・ブラザースのうた) (原題出ず)
23

12月

ルーニー・テューンズ とんでいったバッグス Spaced Out Bunny(1980) 山口勝平、玄田哲章、中田和宏、田野恵、梅津秀行、目黒裕一、笹岡繁蔵、滝沢ロコ、島香裕、幹本雄之、渡辺美沙、藤原啓治
ジャイアント・ベビー Goo Goo Goliath(1954)
フォグホーン・レグホーンの”卵をうばえ” The Eggcited Rooster(1952)
(部分放映)弾丸ロードランナー:題名でない Fastest With Mostest(1960)
24 12月11日 アニマニアックス ガレージ売ります!? GARAGE SALE OF THE CENTURY 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、江原正士、大塚明夫、稲葉実、渡部猛、森川智之、福田信昭、磯部万沙子、松井菜桜子、鳥海勝美、山崎たくみ、まるたまり
ウェストサイド・ハトリー WEST SIDE PIGEONS
今日の一言 (WHEEL OF MORALITY)
25 12月18日 ルーニー・テューンズ キツネ狩りを笑え Foxy by Proxy(1952) 山口勝平、麦人、梅津秀行、大塚明夫、中庸助、古田信幸
バッグスとタズの料理対決 Bill of Hare(1962)
バッグスのオザーク山の一日 Backwoods Bunny(1959)
(部分放映)弾丸ロードランナー:題名でない Fastest With Mostest(1960)
26 12月25日 アニマニアックス アニマニアックス/クリスマス スペシャル
会長のクリスマス
A CHRISTMAS PLOTZ 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、渡部猛、立木文彦、京田尚子、佐藤しのぶ、塚田正昭、清川元夢、長島雄一
  (全2作)
ワーナーズのクリスマス・ソング LITTLE DRUMMER WARNERS

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ワーナーアニメランド(その1)

 ちょっと前から、日本で見ることができた海外アニメのデータベース作りに協力しているのだが、最近になって、ワーナー・アニメのテレビ放映についてきちんとしたいということになった。それで、、自分が以前まとめた「マンガ大作戦」「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」などのデータを提供したのだが、エアポケットのように「ワーナー アニメランド」の情報が抜け落ちていることに気が付いた。この番組は、テレビ東京で1996年7月2日から12月25日まで、水曜日の朝に放映されていたもので、私は「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」の録画をしていた流れで、この番組も録画していた。そのときに、データをまとめようとしたが色々忙しくなり、それっきりになっていた。ネット検索して出てくるこの番組の情報もいい加減なのものしか見当たらなかった、ということもあって、ここに四半世紀ぶりに放送データをまとめたものをアップすることにした。
 この番組が重要なのは、「アニマニアックス」と交互に放送されていた「ルーニー・テューンズ」の吹き替えが、9月までは「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」のバッグス・バニー=富山敬版であったのが、10月からはバッグス・バニー=山口勝平版に替わったことである。その後のレーザーディスクやカートゥーンネットワークでの放映版などの声優陣に替わったのが、この時であったのである。

ワーナーアニメランド 放映リストその1  1996年7月3日~9月27日 水曜日朝7:35~8:05

放送月日 番組名 作品名 原題(公開年) 声の出演
1 7月3日 ルーニー・テューンズ 煮ても焼いても French Rarebit(1951) 富山敬、江原正士、増岡弘、土井美加、石森達幸、藤本淳
とめないで!ミュージック Go Go Amigo(1965)
サーカスは大パニック Tweety’s Circus(1955)
(部分放映)どん底コヨーテ Boulder Wham!(1965)
2 7月10日 アニマニアックス 誕生!ワーナー・ブラザース&シスター DEZANITIZED 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、北村弘一、梅津秀行、稲葉実、緒方賢一、江原正士、渡部猛、京田尚子、立木文彦、島香裕、塩屋浩三、小形満、松岡洋子、柿澤美貴、ケント・フリック
ハチャメチャ モンキー・ソング THE MONKEY SONG
  (全2作)
アニマニアックスな仲間たち(登場人物紹介:短い) NIGHTY-NIGHT TOON
3 7月17日 ルーニー・テューンズ バニーの魔女退治 Bewitched Bunny(1954) 富山敬、江原正士、京田尚子、土井美加、兼本新吾、大谷育江、滝沢ロコ、真殿光昭、佐藤ユリ、相沢正輝
なんでこーなるの⁉ Rabbit Fire(1951)
ドジでケッコーコケッコー Each Dawn I Crow(1949)
(部分放映)じしんそう失コヨーテ Hopalong Casualty(1960)
4 7月24日 アニマニアックス 天才!!アインシュタイン博士おいしいクッキーい・か・が COOKIES FOR EINSTEIN 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、緒方賢一、梅津秀行、石森達幸、塩屋浩三、立木文彦、小形満、横手久美子
めざせ!!世界征服ピンキー&ブレイン WIN BIG
スーパースター”ヤッコ・ワーナー”♪世界かぞえ歌♪ (原題出ず)
今日の一言 (WHEEL OF MORALITY)
5 7月31日 ルーニー・テューンズ 恐怖のお化けやしき Transylvania 6-5000(1963) 富山敬、江原正士、京田尚子、土井美加、島香裕、竹口安芸子、玄田哲章、荒川太郎
留守にはご用心 Tweet and Sour(1956)
がんばり屋ヘンリー Henhouse Henery(1949)
(部分放映)高速ロードランナー Highway Runnery(1965)
6 8月7日 アニマニアックス ミケランジェロの秘密 HOOKED ON A CEILING 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、江原正士、稲葉実、大塚明夫、大塚芳忠、柴本浩行、渡部猛、柿澤美貴、塩屋浩三、室園丈裕
登場!!グッド・フェザーズ<前編> GOOD FEATHERS:THE BEGINNING
登場!!グッド・フェザーズ<後編> GOOD FEATHERS:THE BEGINNING
今日の一言 (WHEEL OF MORALITY)
7 8月14日 ルーニー・テューンズ めざせ石油王 Oily Hare(1952) 富山敬、江原正士、土井美加、兼本新吾、増岡弘、叶木翔子、石森達幸、藤本淳
ある日のエルマー Ant Pasted(1953)
ボートで楽しく Tugboat Granny(1956)
(部分放映)どんずまりやコヨーテ Lickety Splat(1961)
8 8月21日 アニマニアックス 大海賊キャプテン・メル H.M.S.YAKKO 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、京田尚子、田中真弓、宝亀克寿、塩屋浩三、渡辺久美子
大女優スラッピーおばさん SLAPPY GOES WALNUTS
ヤッコ・ワーナー”宇宙の唄” (原題出ず)
9 8月28日 ルーニー・テューンズ ラビットソン・クルーソー漂流記 Rabbitson Crusoe(1956) 富山敬、江原正士、兼本新吾、永井一郎、土井美加、小形満
ねらわれた100万ドル Heir Conditioned(1955)
羽毛にうもれたコヨーテ Guided Muscle(1955)
10 9月4日 アニマニアックス ハリウッド・スターはちゃめちゃパーティー (全1作 原題出ず) 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、北村弘一、渡部猛、京田尚子、立木文彦、篠原恵美、塩屋浩三、佐々木優子、星野充昭、棚田恵美子、室園丈裕、梅津秀行
 
 
 
11 9月11日 ルーニー・テューンズ バニーのアメリカ物語 Yankee Doodl Bugs(1954) 富山敬、江原正士、兼本新吾、永井一郎、土井美加、京田尚子、星野充昭、佐藤ユリ
あの手この手作戦 Tom Tom Tomcat(1953)
チキンチキンサンバ Chicken Jitters(1939)
(部分放映)出るコヨーテは打たれる Hook,Line and Stinker(1958)
12 9月18日 アニマニアックス ワーナー・ブラザーズ”秘書はゴ・キ・ゲ・ン?!” TEMPORARY INSANITY 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、渡部猛、北村弘一、こおろぎさとみ、ケント・フリック、棚田恵美子、速水奨、室園丈裕

いとしのミンディ&ボタンズ

OPERATION:LOLLIPOP 
(ワーナー・ブラザースのうた:タイトルなし)  WHAT ARE WE?
13 9月25日 ルーニー・テューンズ バッグス・バニー in ロビンフッド Rabbit Hood(1949) 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、富山敬、江原正士、北村弘一、永井一郎
楽しいな?!水族館 Fish and Slips(1962)
真昼のコヨーテ Chaser on the Rocks(1965)
スーパースター”ヤッコ・ワーナー”世界かぞえ唄” ヤッコ・ワーナー”宇宙の唄”

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2017/12/16

寒き日出かければ籤

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 12月10日、沼津の新仲見世商店街に新しくできた「昭和レインボー」というレトロな駄菓子屋のオープニング・イベント「昭和レトロまつり」に行ってきた。SCMメンバーのK氏からのお誘い(K氏の知人M君がイベントの手伝いをしていたのである)もあって(なんで、沼津から遥かに遠い遠州に住む人間の方が詳しいイベントの内容を知っているのだ!?)出かけた。このお誘いがなければ、正直行ったかどうかわからない。ある年代の特撮ファンにはかなり贅沢なゲスト(石田・ミラーマン・信之、きくち・帰りマンの中の人・英一、伴・キカイダー・大介、倉田・バトルフランス・成満、山添・BD7マジョ・三千代)だけれど、自分にとってはちょっと年代がずれていて、それほど魅力は感じなかったのだ。唯一、「ガンバの冒険」のエンディングテーマを歌った、すぎうらよしひろのミニライブは、その「冒険者のバラード」を生で聞けるのだけが、気を引かれた部分だった。
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 正午過ぎ、沼津駅でO氏とともにK氏を出迎え、会場の新仲見世商店街へ向かう。会場は準備中であった。K氏を呼ぶ声がして、誰かなと思うと、K氏の特撮弟子のM君の呼び声であった。今回のイベントの主催者である昭和の駄菓子屋を復活させた「昭和レインボー」の店主(社長)の田中さんをM君から紹介された。M君がわれわれのことをどう伝えてあったのか詳しくはわからないのだが、(アニメ特撮ファンの)先輩方と言われて、何かこそばゆい感じになる。

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 イベントの始まりは、すぎうらよしひろのミニライブから。当然「マッハバロン」の主題歌から始まる。お目当ての「冒険者たちのバラード」ではカラオケでなく、生ギターを弾きながら歌う。この歌をオリジナルの歌手で生で聞く日が来ようとは思っていなかった。
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 ミニライブ後は、K氏はゲストとの写真撮影、私はその間に駄菓子屋「昭和レインボー」を見学(70年代のグッズが多い)し、イベント参加者に無料で配られたくじ券でくじ引き。私は言って見れば参加賞の駄菓子セット。O氏は2等で何かよさげなものをゲットした。どうせ自分はくじ運はないからとこの時思ったのだが、夜の部で今年最大の幸運が舞い込むということは知る由もなかった。

 16ミリ・フィルムの上映会までは時間があるので、喫茶店にでも入ろうかということで
栗せんのほさかの奥の淡月居に行く。そうしたら、ゲストの紅一点、山添美千代さんが息子さんと入ってきて、驚く。こんな通りから奥まった地元の人でも知っている人は多くない店にやってくるなんて、田中社長か誰かが昨日連れてきたのだろうか? 一服しに来たようだったので、特に声をかけたりしなかった。自分が飲んでいるのと同じ淡月居ブレンドを注文したのが嬉しかった。

 16ミリ・フィルムの上映会では、映写機を初めて見たのか興味深げな人たちがだいぶいた。フィルム自体は傷などあまりない状態の良いものだったが、青みが完全に抜けた、いわゆるセピアカラーであった。「昭和レインボー」の隣の空き店補での上映だったが、やっぱり、フィルム上映はいい。

 夜のBAR&喫茶「ねこと白鳥」(昔の純喫茶・白鳥、その時の内装がかなり残されている)でのすぎうらよしひろのミニライブの前に食事を済ませておこうと、わざわざ浜松や東京方面からやってきたK氏の知り合いの方々と、沼津らしいものを食べようとボルカノに。どういう知り合いかと思ったら、私たちが大学時代にやっていたサークルの上映会に来ていた高校生たちだった。

 夜のすぎうらよしひろのミニライブは、昼の屋根はあるが屋外の特設会場とは違って室内できちんと椅子に腰かけて落ち着いて聞け、また、バトルフランスの共演もあり、より楽しめた。ライブの後はゲストにちなむグッズの各1品の争奪ジャンケン大会。最初は、ライブを終えたばかりのすぎうらよしひろサイン入りの「ガンバの冒険」のロマンアルバム! 自分も持ってはいるが、これは欲しいと、ジャンケンに参加。参加した人たちが少なかったこともあり、なんと勝ち残り、もらえることになった。本人から直接本を渡され握手もでき、感激である。

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2017/02/23

思っていたより音がいい

 リビングで9年間使っていた液晶テレビ、シャープのアクオス32型が突然故障し、映らなくなった。それで急遽テレビを買い替えた。ちょっと大きくしても消費電力は故障したものの半分以下ということで、ソニーにするか迷ったが、値引きの大きかった同じアクオスの40型にした。フルハイビジョンになったので画質は良くなったが、スピーカーが背面についているため、我慢できない音質である。
 テレビの両側にはステレオのスピーカーを置いてあり、LDやDVDで映画を見る時にはステレオから音を出していたのだが、こちらも実は数年前から右チャンネルの音が出なくなっていて使用していなかった。そのため、テレビが故障しなければステレオのアンプとスピーカーを新しくすることを前々から考えていた。
 この両者を一挙に解決する策として、AVアンプとそれに合ったスピーカーを導入することにし、家族の了承も得た。AVアンプという選択になったのは、アナログ接続しかないケーブルテレビのセットトップボックスと、まだ現役で使っているLDプレーヤーとをつなぎたかったからだ(新しく買ったアクオスにはアナログ入力は一系統のみ)。
 近くの電気量販店にはこのようなものを取り扱っている店はなく、できるだけ安くそろえたかったので、ネット通販で買うことにした。試聴できないというリスクはあるが、価格.comやステレオサウンド誌のHPを参考にして、DENONのAVR-X2300WにJBLのSTUDIO270を選び、amazonが案外安いことがわかって購入した。
 その昔サラウンドプロセッサーにつないでいたが、20年以上使っていなかったDIATONE DS-103Vを復活させて、フロント2本サラウンド2本のスピーカーシステムにした。サラウンドのチェックに「スターウォーズ フォースの覚醒」のブルーレイをかけてみた。当たり前だが、昔のサラウンドとは比べ物にならない迫力である。
 ステレオとしては、このシステムはどうだろうと、ビル・エバンスとマイルス・デイビスのCDをかけてみた。これが思っていた以上に、ジャズ喫茶的サウンドで心地よい。これはJBLのスピーカーによるところ大であろう。自分の選択に大満足である。さらにヴォーカルとして「堀江美都子 レア・グルーブ・トラックス」をかけた。これも及第点以上である。問題はクラシックだが、こちらは流石に大満足のレベルには達しないが、ハーマン・カードンと合体してから作られた新生JBLのスピーカーであるためか、そこそこ聞ける、及第点をつけられるレベルである。

 というわけで、試聴しないというリスキーな行為をしたわけであるが、結果オーライである。ハイレゾ対応でインターネットラジオも聞けるようになったのも嬉しい。

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2017/02/19

「この世界の片隅に」についてのツィートのまとめ(注釈付き)

1月15日
 昨日シネプラザ・サントムーンの夜の回で「この世界の片隅に」を見た。人がたくさん入っていてクラウドファンディングに参加した者として、嬉しい状態だった。最低もう1回は見ないと、きちんとした感想は書けない、奥の深い作品である。でも、好か嫌いかで比べると「アリーテ姫」の方が好きなんだよな。
(待ちに待った地元のサントムーン柿田川の映画館での上映初日に見に行った。)

1月31日
 久しぶりに弟に会ったら、「この世界の片隅に」に名前見つけたけど、出資した?って聞かれてびっくり仰天。なんと弟は近くでやっていなかったので12月に東京まで行って見たそうだ。ちなみに「シンゴジラ」は5回見たといっていた(こちらは自分よりゴジラファンだったから想定内)。
 弟とアニメや特撮の話をしたのは実に30数年ぶり。まんが祭りへ行くかチャンピオン祭りに行くか争った小学校時代が懐かしい(結局、大抵どちらにも父親に連れて行ってもらえたのだが)。
(確認したら、まんが祭りやチャンピオン祭りが始まったのはもうちょっと後で、私が中学生になってからだった。)

2月1日
 シネプラザサントムーンでの「この世界の片隅に」の上映が2月10日(金)まで延長になった!

2月5日
 なんと再延長!14日にある某会で宣伝できる!
(この再延長で17日までになった。14日の某会で話ができたのだが、思い入れが強すぎて、どうもうまく話せなかった。自分の趣味をこの時の話で初めて知った人が多くてびっくりされた。)

2月11日
 再々延長はない模様なので今晩家族でサントムーンに行き、「この世界の片隅に」を見た。新たに気づくことが沢山あったし、見終わった後の気分も違う。2度目を見て、初めて見た時とこんなに違う気分になった映画は初めてだ。今回の方が、月並みだが、愛しい者を失う厳しい辛い話としてずしんと来た。
(このツィートは、なんと片渕監督その人にリツィートされた!)

2月12日
 なんと再々延長!!!
(これで、2月24日までの上映になった。)

2月16日
 呉には行ったことがないので「この世界の片隅に」の軍港呉の景色は、勤務先の学校の修学旅行でハワイに行き現地の高校を訪れたときに見下ろしたパールハーバーの景色に、似ていると思った。パールハーバーに係留されているミズーリは大和とほぼ同じ大きさ、装備の戦艦である。呉空襲に重なる真珠湾攻撃。
(この感想は、最初に見たときに思ったこと。)

2月18日
 本日午前の回で「この世界の片隅に」の3回目。自分の名前を探す方に気を取られてきちんと見れなかったクラウドファンディング参加者名の下に出る絵をじっくりと見た。最後まできちんと見てね、という話はその通りであった。家に帰ってから、DVDで未見だった「マイマイ新子と千年の魔法」も見た。

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2014/10/27

ベティ・ブープは音楽だ

 本国のamazonに予約注文していた、Betty Boop essencial collection Vol.4が届いた。予想していたようにベティが白雪姫やシンデレラを演じる作品が収録されていた。でも、日本を訪れる作品はなくて少しがっかり。今回初めて見て面白かったのは、「ベティの漂流記」。典型的な南の島の原住民が出てくるというのも面白さの一端を担っているが、ハワイアン・メロディとポリネシアン・リズムの音楽が心地よいのである。音楽が耳に残るという意味では、ベティさんが愛犬パジィ他の動物たちに音楽を教える「ベティの音楽学校」。検閲のためスカートが長くされたんだけれど、キャラクターデザインは以前よりも肉感的になった「ベティの大尽道楽」は、ガーター・ベルトがミニスカートの裾からチラチラ見えて、扇情的ということではシリーズ中で一番かと思う。
 「不思議の国のベティ」では、シーモア・ネイテルらしいパースの付いたカチッとした作画が目を引く。「ベティのシンデレラ姫」は画質が良いので、2原色カラーだというのが良く分かる。Sally Swingは、サリーという女の子の方が主人公なのだが、まったく、スイングしまくる音楽でかろうじてベティ・シリーズなんだろうなという作品。

1.Stopping the Show 1932年「花形ベティ」
2.Snow White 1933年 「魔法の鏡」
3.Parade of the Wooden Soldiers 1933年 「不思議の国のベティ」
4.She Wronged Him Right 1934年 「ベティの舞台大洪水」
5.Red Hot Mamma 1934年 「ベティの鬼退治」
6.Poor Cinderella 1934年 「ベティのシンデレラ姫」
7.There's Something About a Soldier 1934年 「ベティは軍人がお好き」
8.When My Ship Comes In 1934年 「ベティの大尽道楽」
9.Zula Hula 1937年 「ベティの漂流記」
10.Riding the Rails 1938年 「ベティの地下鉄騒動」
11.The Swing School 1938年 「ベティの音楽学校」
12.Pudgy the Watchman 1938年 「ベティの番犬」
13.Sally Swing 1938年(邦題なし)

*邦題は筒井康隆「ベティ・ブープ伝」による。

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2014/05/18

キャブ、ルイの芸が残された・・・ベティ・ブープDVDvol.3

'BETTY BOOP THE ESSENTIAL COLLECTION VOLUME 3'のDVDがやっと発売になって入手した。この3巻は、ジャズの巨人ルイ・アームストロングやキャブ・キャロウェイとの共演作を中心に集められている。「ベティ・ブープ伝」で筒井康隆も未見と書いている末期作品もなかなか貴重。収録作は以下の通り(邦題は筒井康隆「ベティ・ブープ伝」による)。

1 Minnie the Moocher 1932年「ベティの家出」
2 I'll Be Glad Where You're Dead You Rascal You 1932年「ベティの蛮地探検」
3 Mother Goose Land 1933年「お伽の国訪問」
4 The Old Man of The Mountain 1933年「ベティの山男退治」
5 I Heard 1933年「ベティの炭鉱奇譚」
6 Ha!Ha!Ha! 1934年「ベティの笑へ笑へ」
7 Stop That Noise 1935年「ベティの都落ち」
8 Service with a Smile 1937年「ベティのモダンホテル」
9 The New Deal Show 1937年「ベティのステージ・ショウ」
10 Be Up to Date 1938年「ベティの出張販売」
11 Out of the Inkwell 1938年(「ベティの催眠術」*後述)
12 Pudgy in Thrills and Chills 1938年

 1と4がキャブ・キャロウェイ、2がルイ・アームストロング、5がこの二人よりマイナーだがドン・レッドマンが自身のバンドと共に出演している作品。5の「ベティの炭鉱奇譚」は初めて見た。炭鉱夫の行進は筒井の書いているとおりちょっと面白い。この4本では、やっぱり、「ベティの山男退治」がいい。6はやっぱり、世界のありとあらゆるものが笑い出してそのまま終わってしまうのが凄い。

 7以降の6本は今回初見。

 7は、邦題に「ベティの都落ち」とあるが、実際には都会の喧騒に疲れたベティが田舎に引っ越すが、田舎は田舎でうるさく、同じうるさいなら都会の方がまだ良いという話である。8は、ホテルのクロークのベティさんが客のクレームに困ってグランピーに良いアイディアを出してもらって解決する。このクレームの一つを示すシーンで凄いと思ったギャグが1つある。箪笥の引き出しがどうしても開かなくって業を煮やした客が、箪笥の引き出し以外の部分を「引き出してして」引き出しだけが壁にくっついた状態になっているところに着替えを入れ、引き出し以外のすべてを元に戻した、というものである。

 9も「ベティのステージ・ショウ」とあるが、このステージ・ショウはペット用品ショウであって、ベティさんが色っぽく歌い踊るわけではない。グランピーは出てこないが、グランピーの怪しい発明品みたい、つまりは、実に、発明家でもあったマックス・フライシャーの趣味そのものである。10は、田舎の村に最新の電化製品を売りに来るベティさんのお話。今と同じ形の電気カミソリが出てきて、もうこの時代にこの形であったんだと変なところに感心した。

 さて、11である。「ベティ・ブープ伝」(単行本、初版)のリストでは邦題なしで、本文中でも日本未公開としか触れられていない。話は、本国のウイキによれば「風と共に去りぬ」でスカーレット・オハラの奴隷役を演じたオスカー・ポークが実写で登場しマックス・フライシャーの仕事部屋を掃除するのだが、催眠術の本を参考に画用紙上に描かれたベティに術をかけて騒動になるというものである。「ベティ・ブープ伝」のリストではこの作品の1行上に、Honest Love And Trueの邦題として「ベティの催眠術」となっている。Honest Love And Trueの本文中の紹介では、田舎芝居に出演する、となっている。また、本国のウイキでは、なんとこの作品はフィルムが失われており、残された断片や記録から、ベティさんが田舎で落ちぶれた歌手を演じている、となっている。つまり、こちらの作品には催眠術は出てこないようなのだ。ということで、11が「ベティの催眠術」として日本公開されたのではないか、と思うのである。

 12はベティ・ブープが妙に背が高くなっていてプロポーションが普通の人間のキャラに近い。愛犬パジイを連れてクリスマス休暇で雪山に出かけるベティさん。氷が張った池でスケートをするベティさん。スケート靴を履くところで見せる脚線美がこの時代の割には色っぽいベティさん。このスケートのシーンがロトスコープで作画されているのがよく分かる。つまり、本作のベティさんのプロポーションが通常よりも上下に引き伸ばされていたのは、ロトスコープ使用のためだったのだ。

 この3巻で一番残念だったのが、外箱がなかったこと。1,2巻は外箱があって、その背に全巻集めるとベティさんの顔が完成するというデザインだったので、顔が完成しないのだ。4巻の案内もまだない。この4巻にはあれが入っていないとおかしいぞ、と思いながら待っている。

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2013/10/14

地球が売りに出された日・・・ベティ・ブープDVDvol.2

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 'BETTY BOOP THE ESSENTIAL COLLECTION VOLUME 2'のDVDがやっと届いた。筒井康隆推薦作が目じろ押しという感じのラインアップ。ベティ・ブープ登場作の'Dizzy dishes'はベティさんがもともとビンボーという犬のキャラクターの相手役の雌犬という設定が良くわかる作品。このvol.2では、犬だったベティさんが完全に人間化し独立のシリーズのキャラクターとなっていく過程がよくわかるセレクトになっている。'Betty Boop's Little Pal'「ベティのランデブー」では、ついにペットの犬、パジィを飼うようになる。1934年あたりから、ベティのエログロナンセンスへの風当たりが強くなるのだが、Keep in Style(1934年)「ベティのマネキン嬢」まで、ミニスカート姿は保たれている。

 このvol.2の白眉は何といってもBetty Boop's Ups and Downs(1932年)「地球競売」である。実はこの作品、初見である。どういう理由でかはわからぬが、ベティは自分の家を売りに出して故郷を去っていく。売りに出されたのはベティの家だけかと思いきや、周りの家すべて、さらにはアメリカ合衆国までが売りに出され、最後には地球までもが売りに出される。買い取った土星によって地球の引力の源(馬蹄形磁石の形をしている。ニュートンが万有引力の発想を、磁力のアナロジーから得たということを連想させる。)を引き抜かれたため、ゼロ・グラビティとなった世界でベティのスカートはめくれ上がる・・・という展開のいかにもベティ・ブープ・シリーズらしい作品だ。

 Betty Boop's Big Boss(1933年)「ベティのタイピスト」も初見。ベティさんの色気にメロメロになった社長のパワハラに困ったベティが助けを求めると陸海空軍が総出動!となったのに、ビルの最上階のオフィスに突入するのは頼りなげな警官2人。展開の整合性など二の次のベティ・ブープ・シリーズの特徴が最大限に出ている。

 ベティ・ブープ作品としては退屈すぎるMorning,Noon and Night(1933年)「或る日のベティ」は、シリー・シンフォニー的な作品。カラー・クラシックの自己パロディとも取れるという意味で一見の価値はあり。

 1934年の3作はベティ・ブープのキャラクター・デザインの完成形の作品である。キャラクター商品に使われて身の回りで見かけるベティさんはこの時期のものだ。ベティの七変化を、Keep in Style(1934年)「ベティのマネキン嬢」では楽しめるのだ。

収録作品リスト(邦題は筒井康隆「ベティ・ブープ伝」による)
Dizzy dishes(1930年)
Bimbo's Initiation(1931年)「ビン坊の結社加盟」
Boo-Oop-A-Doop(1932年)「曲馬団のベティ」
Betty Boop Limited(1932年)「ベティの旅興行」
Betty Boop's Bizzy Bee(1932年)「商売繁盛」
Betty Boop's Ups and Downs(1932年)「地球競売」
Betty Boop's Museum(1932年)「ベティの博物館見学」
Betty Boop's Big Boss(1933年)「ベティのタイピスト」
Morning,Noon and Night(1933年)「或る日のベティ」
Betty Boop's Little Pal(1934年)「ベティのランデブー」
Betty Boop's Prize Show(1934年)「ベティの勧善懲悪」
Keep in Style(1934年)「ベティのマネキン嬢」
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 3,4巻が出るはずであるが、amazon.comからは発売の案内はまだ来ない。まだ収録されていないジャズ・ミュージシャン出演作やカラー作品が入ってくることを期待する。

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