2017/10/09

洋書録2017年

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'The Art and Inventions of Max Fleischer American Animation pioneer' RAY POINTER;Mcfarland & Company,Inc.,Publishers
 これは、今年の早い時期に出版されて手に入れたもの。タイトルにある通り、アニメーション製作におけるいろいろな技術や機械を考案し特許を取ったマックス・フライシャーの発明家としての側面に多くのページを割いた本。現在でも残されている特許申請書類からの図面が図版の多くを占めていてる初期のフライシャー・スタジオの様子は、興味深い。
 また、当時の映画雑誌や新聞のフライシャー作品の評価の採録が当時の様子を伝えている。ディズニーのようには資料が残されていないフライシャー・スタジオについては、こういうアプローチしかないんだろうな、と思う。


'SNOW WHITE'S PEOPLE An Oral History of the Disney Film Snow White and the Seven Dwarfs VOLUME1' DAVID JOHNSON;Theme Park Press
 ディズニーの「白雪姫」の制作にかかわったメンバーのインタビュー集の第1弾。未刊行の『「白雪姫」と世界恐慌』という本を書いた著者が1980年代末から90年代初めにかけて行ったインタビューの活字化である。ウイルフレッド・ジャクソンのインタビューから始まるが、このインタビューはジャクソンが亡くなる直前のものである。トレースや彩色を担当していた女性スタッフにもインタビューしている。インタビュー時期が90年前後であるから、ジャクソンに限らず、多くのスタッフは高齢になっていて、滑り込みセーフ的貴重なインタビュー集である。ディズニー・プロとは無関係の著者、出版社なので図版は一切ない。


'INK & PAINT The Women of Walt Disney's Animation' MINDY JOHNSON;Disney Editions
 ディズニー・プロの女性スタッフに焦点を当てた本。ディズニー・プロで出している本なので今まで見たことのなかった貴重な写真ばかり。ディズニー・プロ美女写真集と呼べるくらい美女ぞろい。FOREWORD を先ごろ亡くなった声優のジューン・フォーレイが書いているのも貴重。著者は最近邦訳が出たマーク・デービスの画集にも参加している。


'ARCHIVE COLLECTION  PORKY PIG 101 CLASSIC WARNER BROS. ANIMATED SHORTS'
 これは本でなくDVD5枚組コレクション。ポーキー・ピッグ作品が、第1作の'I Haven't Got a Hat'から'Porky Pig's Feat'まで101作収録。ワーナーブラザース・ホーム・エンターテイメントから発売されているが、受注生産という完全にマニア向け商品である。まだすべて見ていないので、詳細は見てから。

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2017/08/24

時空の長い午後

 この夏は、シュレーディンガーの本を読んだ。
 7月に新書版で高校時代以来何度か読んだ「生命とは何か」を岩波文庫版で読んだ。今まで読んだ時には気付けなかった「物理法則は統計的なものである」という考え方をしているのに、今回気付いた。本質的に統計的である量子力学の基礎方程式を見つけたわけだから当然という気がするが、波動関数が確率を表すという解釈には完全に反対する立場になっていた時代に書かれたものなので、読んでいて何か釈然としない部分もある。物理法則が統計的であるというのは、統計力学的にということで、物理的実在の本質にはコペンハーゲン解釈のようなものはないということらしい。つまり、同時期のアインシュタインの考え方と同じなのである。
 それで、もうちょっとシュレーディンガーの考え方に迫りたいということで、大学を卒業する頃に買って今まで読んでいなかった論文集である「シュレディンガー選集1 波動力学論文集」「シュレディンガー選集2 時空の構造・統計熱力学」を読んだ。この2冊は「生命とは何か」のような一般向けの本ではないので、いろいろ難しい式が出てくるが、その式についての説明が明快で、物理的イメージに基づいたものなので、非常にわかりやすい。本を買った頃に読んでおけばよかったと今になって思う。
 さらに、ジョン・グリビンによるシュレーディンガーの伝記「シュレーディンガーと量子革命」を読んだ。奥さんと愛人と3人で暮らした以外にも、どうみても犯罪的なロリコンだよなと思うような、ちょっと他の物理学者には見られない多彩な女性たちとの関係に驚嘆する。一方、奥さんも奥さんで、シュレーディンガーの同僚の学者と浮気をしているし、さらに驚くのは、シュレーディンガーが愛人に産ませた子供の面倒を見ているのである。すごい夫婦である。

 シュレーディンガーの本を読んだ後、じゃあ、ノーベル物理学賞を一緒に受賞したディラックの本を読もうと、数年前に出たグレアム・ファーメロによる伝記「量子の海、ディラックの深淵」と、ディラックの死後11年たってウエストミンスターに作られた記念碑の式典時の追悼講演の活字化「ポール・ディラック 人と業績」を読んだ。伝記の方で一番驚いたのは、ディラックがミッキーマウスの漫画映画の大ファンであったこと、「白雪姫」もイギリス初公開時に見に行っているということだった。ディラックが物理学者として一番創造的であった時期とミッキー作品の最も面白かった時期は一致していたのであるという当然のことに今まで気が付いていなかった! さらに、「2001年宇宙の旅」の初公開時に見て感激し続けて2回見たということ、小さい時から漫画が好きで特にお気に入りは「プリンス・ヴァリアント」だということ。
 ディラックの書いた「量子力学」を持っているのだが、これは大学時代に学部に上がったばかりの頃、同じクラスの友人と、どうせなら英語版で勉強会しようと買ったものだ。この勉強会は1,2度やっただけで挫折してしまった。書架からどりだしてみると、その挫折したページにしおりが挟まれていた。自分一人ででもこの教科書を読み通せたのなら、高校生でなく大学生を相手に物理を教えていただろうな、と思う。
 

 家族で天気の悪い涼しい日に、箱根のラリック美術館に初めて行った。ラリックが内装を担当したオリエント急行の実際の列車が1両展示されていて中に入れたのが一番良かった。この車両、沼津まで鉄道で運ばれ、沼津駅でトレーラーに乗せ換えられて御殿場・乙女峠経由で仙石原の美術館までやってきたそうだ。これにあわせて当時のポスターや時刻表、観光案内などが展示されていて、ガラス製品や装飾品より、面白かった。


 贔屓にしていたSF作家、ブライアン・オールディスの訃報を見た。80年代の代表作Helliconia3部作が存命中に邦訳されなかったのが残念だ。訳されそうにないからと、昨年3部作を1冊にまとめたペーパーバックの原書を買った。追悼の気持ちを込めて、読むことにしよう。Barefoot in the HeadやThe Eighty Minute Hourも訳してほしい作品だったんだけどなあ。

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2017/07/30

風邪たちぬ

 夏風邪をひいて2週間、今日まで完治しないまま。でも、やっと治りそう。

 C4ピカソの後席シートベルトのリコールによる部品取替えは無事終了した。相変わらず遠出をしていないので、C4ピカソの本当の良さを味わっていない気がしている。これからの夏休みに多少長い距離を走ることはあるかな?

 7月22日の土曜日に、長泉のベルフォーレで水木一郎と堀江美都子のコンサートがあって、こんな近くでコンサートがあるならとSCMの仲間たちと出かけた。最初に書いたように夏風邪のピークがこの日の未明に来てしまい(発熱した)、行けなくなるかと思ったが、午後にはとりあえず行けるくらいには熱が下がり、行くことができた。調子が良ければもっと楽しめただろうな。

 風邪を引く前から読んでいたのだが、ディレイニーの「ダールグレン」を読み終えた。期待したほどではなかったが、読み続ける気にさせる仕掛けが随所にある。だけど、今一つなんだなあ。「バベル17」や「アインシュタイン交点」その他を読んだ時にも、同じように感じたわけで、何かがもう一つかけてるんだな。なんなんだろう、ディレイニーに対するこのあとちょっと足りない感は。

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2017/02/19

「この世界の片隅に」についてのツィートのまとめ(注釈付き)

1月15日
 昨日シネプラザ・サントムーンの夜の回で「この世界の片隅に」を見た。人がたくさん入っていてクラウドファンディングに参加した者として、嬉しい状態だった。最低もう1回は見ないと、きちんとした感想は書けない、奥の深い作品である。でも、好か嫌いかで比べると「アリーテ姫」の方が好きなんだよな。
(待ちに待った地元のサントムーン柿田川の映画館での上映初日に見に行った。)

1月31日
 久しぶりに弟に会ったら、「この世界の片隅に」に名前見つけたけど、出資した?って聞かれてびっくり仰天。なんと弟は近くでやっていなかったので12月に東京まで行って見たそうだ。ちなみに「シンゴジラ」は5回見たといっていた(こちらは自分よりゴジラファンだったから想定内)。
 弟とアニメや特撮の話をしたのは実に30数年ぶり。まんが祭りへ行くかチャンピオン祭りに行くか争った小学校時代が懐かしい(結局、大抵どちらにも父親に連れて行ってもらえたのだが)。
(確認したら、まんが祭りやチャンピオン祭りが始まったのはもうちょっと後で、私が中学生になってからだった。)

2月1日
 シネプラザサントムーンでの「この世界の片隅に」の上映が2月10日(金)まで延長になった!

2月5日
 なんと再延長!14日にある某会で宣伝できる!
(この再延長で17日までになった。14日の某会で話ができたのだが、思い入れが強すぎて、どうもうまく話せなかった。自分の趣味をこの時の話で初めて知った人が多くてびっくりされた。)

2月11日
 再々延長はない模様なので今晩家族でサントムーンに行き、「この世界の片隅に」を見た。新たに気づくことが沢山あったし、見終わった後の気分も違う。2度目を見て、初めて見た時とこんなに違う気分になった映画は初めてだ。今回の方が、月並みだが、愛しい者を失う厳しい辛い話としてずしんと来た。
(このツィートは、なんと片渕監督その人にリツィートされた!)

2月12日
 なんと再々延長!!!
(これで、2月24日までの上映になった。)

2月16日
 呉には行ったことがないので「この世界の片隅に」の軍港呉の景色は、勤務先の学校の修学旅行でハワイに行き現地の高校を訪れたときに見下ろしたパールハーバーの景色に、似ていると思った。パールハーバーに係留されているミズーリは大和とほぼ同じ大きさ、装備の戦艦である。呉空襲に重なる真珠湾攻撃。
(この感想は、最初に見たときに思ったこと。)

2月18日
 本日午前の回で「この世界の片隅に」の3回目。自分の名前を探す方に気を取られてきちんと見れなかったクラウドファンディング参加者名の下に出る絵をじっくりと見た。最後まできちんと見てね、という話はその通りであった。家に帰ってから、DVDで未見だった「マイマイ新子と千年の魔法」も見た。

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2017/01/01

謹賀新年

Happy New Year!

今年もよろしくお願いします。

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2016/11/06

J.R.ブレイ・スタジオ作品集ブルーレイを見た

 CARTOONS ON FILMのブルーレイディスクのCARTOON ROOTSの第2弾the BRAY STUDIOS ANIMATION PIONEERSをやっと見終わった。動画が、がたつかないためのタップ(ペグ)や背景ごと作画しないで済む透明なセルの使用という、現在のアニメーションの主流の制作方法を確立させたJ.R.ブレイのスタジオの作品集である。このスタジオには、その後のアメリカのカートゥーン界を背負うことになるマックスとデイブのフライシャー兄弟、ポール・テリー、ウオルター・ランツなどの才能が集まり(というより、ブレイがセルアニメ製作法の特許を取ったので、ブレイのところに行かなければ特許を使わせてもらえなかった)、作品制作をした。このカートゥーン初期の梁山泊な様子がわかる作品集だ。収録作は以下の通り。オリジナルは黒白・サイレント作品だが、このBDのために作られた音楽がつけられている。

1 THE ARTIST’S DREAM J.R.Bray 1913年
2 COL.HEEZA LIAR’S AFRICAN HUNT J.R.Bray 1914年
3 DIPLODOCUS J.R.Bray 1915年
4 FARMER ALFALFA SEES NEW YORK Paul Terry 1916年
5 THE POLICE DOG ON THE WIRE Carl Anderson 1916年
6 BOBBY BUMPS’ PUP GETS THE FLEA-ENZA Earl Hurd 1919年
7 Krazy Kat : THE BEST MOUSE LOSES Vernon Stallings 1920年
8 Jerry On the Job : THE TALE OF A WAG 1920年
9 Judge Rummy : A FITTING GIFT 1920年
10 Dinky Doodle : THE PIED PIPER Walter Lantz 1924年
11 Pete the Pup : THE LUNCH HOUND Walter Lantz 1927年
12 Out of the Inkwell : THE TANTALIZING FLY Max Fleischer 1919年
13 HOW ANIMATED CARTOONS ARE MADE Wallace Carlson 1919年
14 CHEMICAL INSPIRATION 1921年
15 THE POINT OF VIEW 1921年頃

 ブレイ自身の作品では、3のDIPLODOCUSがウィンザー・マッケイの「恐竜ガーティ」をほぼ真似しているのが見もの。監督(演出)名のない8と9が動きが良くて面白い。10から13は、12のフライシャーの道化師ココ作品と同じ作りの作品である。つまり、キャラクターなどを描く画家が実写で登場して、キャラのアニメーションと実写が合成されたシーンのある作品である。ウォルター・ランツがココみたいな作品を作っていたということをこの2作で初めて知った。最後の14,15はアニメーション・テクニックを使った科学教育映画で、ブレイ・スタジオはこの頃から教育映画の分野で存続していくことになる。フライシャーにも「アインシュタインの相対性理論」「ダーウィンの進化論」というこの分野の作品がある。この2本を収録したBDあるいはDVDは出ないのだろうか?

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2016/05/29

テクニカラーの夢、黒白の悪夢 TECHNICOLOR DREAMS And Black & White Nightmares

 昔の、半ば以上忘れられたカートゥーン作品の発掘・修復版のブルーレイを出しているThunderBeanが出した'TECHNICOLOR DREAMS And Black & White Nightmares'を入手して見た。別な会社が出したものだが'Cartoon Roots'と同じように掘り出し物があるのではないかと期待した。
 amazon.comで注文した時にはタイトルの'TECHNICOLOR DREAMS'にのみ目が行っていたので、見始めたら黒白作品が半分以上あるということでどうなってるんだと思い、パッケージをよくよく見たら一回り小さく'And Black & White Nightmares'と入っている。商品名はきちんと確認しておかねばいけませんな。

 タイトル通り、カラー作品の方に掘り出し物がある。その一番手は、「メンデルスゾーンの春」Mendelssohn's SPRING 1931年 サイ・ヤングSy Young作、 だろう。冒頭の機関車と見えたものがイモムシだったというシークエンスのアニメ―トは凄い。カラーはBrewster Color。このカラー映画の仕組みがどのようなものかはわからないが発色もいい。ディズニーのシリーシンフォニーそのものといってもよい内容、作風、作画のレベルである。それに続くのが、テッド・エシュボーTed Eshbaughの3作である。その中でも注目作は、3色テクニカラーの最初のアニメーション作品として作られて、完成直前にテクニカラー社とディズニーの間でアニメーションにおける独占契約が成立してしまったので、結局公開されなかった「オズの魔法使い」The WIZARD of OZ 1932/33年である。とにかく色が美しい(特に緑)。本BDについていた解説のブックレットには「このBDに収録された本作を見て、公開されなかった経緯について掘り出してくれる人が出てくることを望む」と書いてあるのが面白い。

 黒白作品では何といっても、ウサギのオズワルド作品「バンド・マスター」The Band Master 1931年 ウォルター・ランツ作である。ビル・ノーランBill Norlan、ピント・コルヴィックPinto Coluvic、クライド・ジェロニミ Clyde geronimi、そして、フレッド(テックス)・アヴェリー Fred Averyが参加している。この名だたるアニメーターたちがそれぞれ担当したシーンを好きなように作っていて統一感もストーリーもないのが楽しい。ここがアヴェリーの担当だろうなどと想像しながら見るのがこの作品の正しい見方だろう。

収録作品リスト
1「人形は生きている」Dolly Doing 1917 MOTOY COMEDIES
  初期の人形アニメ。市販の人形をそのまま動かしている。黒白。
2「間違った線路」The Wrong Track 1920 The Bray Studio
  ブレイ・スタジオ作品。機関車が牛と衝突して起きるトラブル。黒白。
3「アリス、ネズミに悩まされる」Alice Rattled by Rats 1925 Walt Disney
  ディズニーのアリス・コメディ。アリスは最初と最後に出てくるだけ。猫のフィリッ
 クスみたい、というかそのまま。黒白。
4「火遊び」Playing with Fire 1926 Bud Fisher
  マットとジェフ作品。よく動く。もはや吹き出しのセリフはない。黒白。
5「3匹の熊」Goldilocks and the Three Bears 1928
  コダック制作のおとぎ話シリーズ。黒白。
6「メンデルスゾーンの春」Mendelssohn's SPRING 1931
7「バンド・マスター」The Band Master 1931
8「雪だるま」The Snowman 1931 Ted Eshbaugh
カラー。音楽はカール・ストーリング。
9「スイスの秘策」A Swiss Trick 1931
ヴァン・ビューレンの人間版トムとジェリー。黒白。
10「オズの魔法使い」The WIZARD of OZ 1932/33
11「オペラのミイラ」Magic Mummy 1933
  ヴァン・ビューレンの人間版トムとジェリー。黒白。ベティちゃんの声が聞こえる。
12「インディアンの大騒ぎ」Indian Whoopee 1933
  ヴァン・ビューレンのイソップ物語シリーズだが、なぜか、カビー・ベアがジョン・
 スミスになり、ポカホンタスに助けられる夢を見る。黒白。
13『小人の花作り』To Spring 1936
  MGMのハッピーハーモニー、ビル・ハナ監督。私が見た中で最も画質がいい。
14「急須の町」Tea Pot Town 1936
  テッド・エシュボーのカラー作品3本目。まったくタイトル通りの内容。
16「奇跡の街角」The Enchanted Square 1947 Seymoure Kneitel
フェーマス・スタジオのラゲディ・アン作品。フライシャー的な味が残っている。

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2016/05/08

UB IWERKS' WILLE WHOPPER

 ThunderBeanから発売されたアブ・アイワークスの1933~34年作のウィリー・フーパーシリーズのブルーレイ・ディスクを入手。8mmフィルムを直輸入している頃一番信頼できる業者としてたびたび利用したことがあるBlackhawk Filmsのタイトルも出てきて、懐かしく感じた。アイワークスの作品では、日本でもパブリック・ドメイン物でコミカラー・シリーズが見れるし、カエルのフリップは'Spooks'をBlackhawk Filmsから買って所有している.。このシリーズは初見。本国でも多分初めての発売であろう。
 ディズニー・プロをやめた後、パット・パワーズと契約してMGMから配給された作品である。白人少年のウィリーが主人公で、俺はこういうことしたんだぜ、という一種のホラ話シリーズである(夢オチみたいなもの)。ウィリーのキャラデザインは一貫せず、4作目以降かなり太った少年になってしまうが、このデザインが変わた4作目までが面白い。5,6作目はカラー作品であり、海賊デイビー・ジョーンズや地獄の赤鬼などが登場してそれなりに力を入れて作られているのがわかる。アニメーターとしてグリム・ナトウィック、音楽としてカール・ストーリングが参加している作品がある。ナトウィックが参加している作品は作画のレベルが高くなっているのがわかるが、後期作品ではそれ以外にほとんど見どころがなかったりする。後期作品でそれ以外に見るべきところがあるとすれば、マルチプレーンを使用していることである。シリーズの初期作品が面白く感じられる理由の一つに、ベティ・ブープ的な動きが妙にエロいおねーさんが登場することが挙げられる。

作品リスト
1 The Air Race(飛行機競争) 1933 MGMからは公開されなかった作品。
2 Play Ball(プレー・ボール) 1933 べーブルース登場。
3 Spite Flight(意地悪飛行) 1933 1のリメイク版。
4 Stratos-Fear(成層圏の恐怖)1933 これが私のベスト1、SFである。
5 Davy Jones'Locker(デイビー・ジョーンズの戸棚)1933 カラー。
6 Hell's Fire(地獄の炎)   1934 カラー。
7 Robin Hood Jr(ロビン・フッド・ジュニア)1934
8 Insultin'the Sultan(対決!サルタン)1934 いわゆる「土人」多数登場。
9 Reducing Creme(やせ軟膏) 1934 パン屋の夫婦のダンスシーンが面白い。
10 Rassling Round(レスリング)1934 レスリングの試合に出る靴磨きのウィリー。
11 The Cave Man(洞窟人)   1934 ターザンである。
12 Jungle Jitters(ジャングルの恐怖) 1934 ベティ・ブープみたいな原住民の娘。
13 The Good Scout(善きボーイスカウト)1934 一日一善の発表。
14 Viva Willie(ウィリー、バンザイ)  1934 西部のウィリー。

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2016/03/15

シトロエンC4ピカソ(1周年限定車)

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 決断した次のクルマは、5人乗りのシトロエンC4ピカソの1周年記念限定車。限定車なので色はルージュ・ルビ(赤)しかなかったが、現行ピカソに乗るならこの色だなと思っていたので問題なし。あとはまだ残っているかということだったが、幸いなことに在庫があった。金利0%ローンというのも後押しになって、購入決定。3月12日土曜日納車。

 限定車はシートの仕様が普通のものと少し違い、これはわが家族にも評判がいい。C4もいいものだったと思うが、その前にローバートゥアラーというすごく座り心地の良いシートのクルマに乗っていたので、家人の評価は少々低かった。リアハッチゲートも電動になっていてこれも大きなハッチをよいしょと開けなくて済むので楽ちんである。

 運転していてC4との違いを一番感じるのが、やはり、オートマ。悪名高いAL4ではなく、アイシン6速ATである。シトロエン・プジョー・グループで国産車と比べて一番のウィークポイントがオートマチック変速機であったが、このアイシンのATで国産車とこの部分では同等になった。変速レバーはDS風のコラムシフトで、右側にある。車庫入れの時に左手でシフトしようとして何もないことに気づき、右手であわてて操作、ということを今のところ繰り返している。
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 インストルメンタル・パネルは大型で、3種類の表示パターンが選べる。昔のDSのボビン型スピード・メーターを再現したようなもの、普通の丸形のスピードメーター風のもの、シンプルなデジタル数字表示のもの。最後のパターンが一番目障りな感じがしないのでこれにしている。
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 C4を買った時には、納車は自宅で行ったのだが、今回はショールームまで来てください、という話。なんだろうと思ったら、ショールームの一角に赤い布に包まれた新車があり、この布を取ってご対面という、小イベントが用意されていた(この様子は、シトロエン沼津のHPのスタッフブログに紹介されている)。

 さて、C4の最終的な走行距離は、以下の写真の通り。勤務先が自宅から近いところに初めてなったので、1年に1万キロ以上走ることもなくなったし、この2年近くは高速道路もろくに走っていない。
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 11年という年月を一番感じさせた部分は、ドライバーズシート横のパワーウィンドウのスイッチ。このスイッチ、乗り始めてすぐに調子悪くなって部品を取り換えてもらった記憶がある。
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 このC4はシトロエン沼津に下取りしてもらったので納車時に乗って行くことになった。そのとき、NHKFMを聞いていたのだが、ちょうど「アニソンアカデミー」をやっている時間で、ゲストがなんと前川陽子だった。それで、C4の中で聞く最後の曲になったのが「夜霧のハニー」。思わずも大好きな、それも、別れの寂寥感がある名曲で最後の道のりをドライブすることになった。

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2016/01/03

ラブライブ・サンシャインとのコラボはあるか?

家族で伊豆三津シーパラダイスへ出かけた。
「ラブライブ・サンシャイン」の設定場所のそばである。学校のモデルになっている中学校の校舎が見える。
娘が小さい頃からイルカノショーに出ている、カマイルカのシリウス君が出で来ないので、飼育員に聞いてみたら、昨年の10月に亡くなったそうだ。
今回もいろいろなカメラとレンズで撮影してみた。

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