2020/06/28

ワーナーアニメランド(その2)

ワーナーアニメランド 放映リスト その2 1996年10月2日~12月25日 水曜日朝7:30~8:00

エンディング・テーマ ”STAR WORLD” 唄:VBB 作詞:牧奈一慶 作曲:アバ・横山貴生 編曲:横山貴生

日本語版制作:東北新社

注)作品名に、「バッグス」と「バックス」が混在し、通常トゥイーティと表記されるのが「トゥイティー」となっているが、これは入力ミスではなく、放映されたタイトルの表記そのままである。

放送月日 番組名 作品名 原題(公開年) 声の出演
14

10月

アニマニアックス ワーナー・ブラザースの大ウケ音楽会 PIANO RAG 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、江原正士、北村弘一、立木文彦、中田和宏、柿澤美貴、篠原恵美、塩屋浩三、峰恵研、鈴木佳子、巴菁子
リタ&ルント”コンビ誕生ってやつは…” WHEN RITA MET RUNT
(ヤッコのうた:タイトルなし) (原題出ず)
15

10月

ルーニー・テューンズ バックス オーストラリアへ行く Bushy Hare(1950) 山口勝平、こおろぎさとみ、江原正士、梅津秀行、銀河万丈、さとうあい、松尾銀三、幹本雄之、小桜エツ子
ネズミのとり方教えます Kiddin’ the KItten(1952)
森は楽しいトゥイティー Tweet Tweet Tweety(1951)
アニマニアックスのクロージング  
16 10月16日 アニマニアックス シスターは二度ベルを鳴らす THE BIG CANDY STORE 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、TARAKO、納谷六朗、定岡小百合、小野英昭、京田尚子、田中真弓、小宮山和枝、瀧本富士子、柿澤美貴
スキッピーとバンビのママ BUMBIE’S MAM
(ワーナー・ブラザースのうた:タイトルなし) (原題出ず)
17 10月23日 ルーニー・テューンズ バッグスと豆の木 Beanstalk Bunny(1955) 山口勝平、高木渉、長島雄一、梅津秀行、瀧本富士子、鈴木佳子、永迫舞、亀井三郎、浅野まゆみ、小野英昭、奥島和美、中博史
眠りの国のラルフ From A to Z-Z-Z-Z(1954)
弾丸ロードランナー Fastest With Mostest(1960)
18 10月30日 アニマニアックス ワーナー・ブラザースの”賢者はだれじゃ?” WALLY LLAMA 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、小山武宏、西川幾雄、堀越真己、緒方賢一、梅津秀行、小野健一
ピンキー&ブレイン”サミット大作戦” WHERE RODENTS DARE
今日の一言 (WHEEL OF MORALITY)
19

11月

ルーニー・テューンズ バッグスと海賊サム Captain Hareblower(1954) 山口勝平、郷里大輔、玄田哲章、梅津秀行、笹岡繁蔵、稲葉実、秋元羊介、小室正幸
空飛ぶ猫 Go Fly a Kit(1957)
フォグホーンのイタチごっこ Weasel While You Work(1958)
(部分放映)羽毛にうもれたコヨーテ:題名でない Guided Muscle(1955)
20 11月13日 アニマニアックス 王様ヤッコ KING YAKKO 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、山下啓介、藤城裕士、鈴木勝美、玄田哲章、柿澤美貴、丸山詠二
  (全1作)
   
21 11月20日 ルーニー・テューンズ これも人生? This Is a Life?(1955) 山口勝平、長島雄一、高木渉、京田尚子、郷里大輔、梅津秀行、上田敏也、田原アルノ、種田文子、広瀬正志、水内清光
ワンちゃん物語 Dog Tales(1958)
ジキルとハイドとバッグス Hyde and Hare(1955)
(部分放映)羽毛にうもれたコヨーテ:題名でない Guided Muscle(1955)
22 11月27日 アニマニアックス ワーナー・ブラザース”ピカソに描かそ?” NO PAIN,NO PAINTING 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、水野龍司、辻親八、辻村真人、中沢みどり、杉村理加、篠原恵美、塩屋浩三、佐々木勝彦、片岡富枝、滝沢ロコ
レ・ミゼラニマルズ LES MISERANIMALS
(ワーナー・ブラザースのうた) (原題出ず)
23

12月

ルーニー・テューンズ とんでいったバッグス Spaced Out Bunny(1980) 山口勝平、玄田哲章、中田和宏、田野恵、梅津秀行、目黒裕一、笹岡繁蔵、滝沢ロコ、島香裕、幹本雄之、渡辺美沙、藤原啓治
ジャイアント・ベビー Goo Goo Goliath(1954)
フォグホーン・レグホーンの”卵をうばえ” The Eggcited Rooster(1952)
(部分放映)弾丸ロードランナー:題名でない Fastest With Mostest(1960)
24 12月11日 アニマニアックス ガレージ売ります!? GARAGE SALE OF THE CENTURY 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、江原正士、大塚明夫、稲葉実、渡部猛、森川智之、福田信昭、磯部万沙子、松井菜桜子、鳥海勝美、山崎たくみ、まるたまり
ウェストサイド・ハトリー WEST SIDE PIGEONS
今日の一言 (WHEEL OF MORALITY)
25 12月18日 ルーニー・テューンズ キツネ狩りを笑え Foxy by Proxy(1952) 山口勝平、麦人、梅津秀行、大塚明夫、中庸助、古田信幸
バッグスとタズの料理対決 Bill of Hare(1962)
バッグスのオザーク山の一日 Backwoods Bunny(1959)
(部分放映)弾丸ロードランナー:題名でない Fastest With Mostest(1960)
26 12月25日 アニマニアックス アニマニアックス/クリスマス スペシャル
会長のクリスマス
A CHRISTMAS PLOTZ 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、渡部猛、立木文彦、京田尚子、佐藤しのぶ、塚田正昭、清川元夢、長島雄一
  (全2作)
ワーナーズのクリスマス・ソング LITTLE DRUMMER WARNERS

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ワーナーアニメランド(その1)

 ちょっと前から、日本で見ることができた海外アニメのデータベース作りに協力しているのだが、最近になって、ワーナー・アニメのテレビ放映についてきちんとしたいということになった。それで、、自分が以前まとめた「マンガ大作戦」「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」などのデータを提供したのだが、エアポケットのように「ワーナー アニメランド」の情報が抜け落ちていることに気が付いた。この番組は、テレビ東京で1996年7月2日から12月25日まで、水曜日の朝に放映されていたもので、私は「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」の録画をしていた流れで、この番組も録画していた。そのときに、データをまとめようとしたが色々忙しくなり、それっきりになっていた。ネット検索して出てくるこの番組の情報もいい加減なのものしか見当たらなかった、ということもあって、ここに四半世紀ぶりに放送データをまとめたものをアップすることにした。
 この番組が重要なのは、「アニマニアックス」と交互に放送されていた「ルーニー・テューンズ」の吹き替えが、9月までは「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」のバッグス・バニー=富山敬版であったのが、10月からはバッグス・バニー=山口勝平版に替わったことである。その後のレーザーディスクやカートゥーンネットワークでの放映版などの声優陣に替わったのが、この時であったのである。

ワーナーアニメランド 放映リストその1  1996年7月3日~9月27日 水曜日朝7:35~8:05

放送月日 番組名 作品名 原題(公開年) 声の出演
1 7月3日 ルーニー・テューンズ 煮ても焼いても French Rarebit(1951) 富山敬、江原正士、増岡弘、土井美加、石森達幸、藤本淳
とめないで!ミュージック Go Go Amigo(1965)
サーカスは大パニック Tweety’s Circus(1955)
(部分放映)どん底コヨーテ Boulder Wham!(1965)
2 7月10日 アニマニアックス 誕生!ワーナー・ブラザース&シスター DEZANITIZED 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、北村弘一、梅津秀行、稲葉実、緒方賢一、江原正士、渡部猛、京田尚子、立木文彦、島香裕、塩屋浩三、小形満、松岡洋子、柿澤美貴、ケント・フリック
ハチャメチャ モンキー・ソング THE MONKEY SONG
  (全2作)
アニマニアックスな仲間たち(登場人物紹介:短い) NIGHTY-NIGHT TOON
3 7月17日 ルーニー・テューンズ バニーの魔女退治 Bewitched Bunny(1954) 富山敬、江原正士、京田尚子、土井美加、兼本新吾、大谷育江、滝沢ロコ、真殿光昭、佐藤ユリ、相沢正輝
なんでこーなるの⁉ Rabbit Fire(1951)
ドジでケッコーコケッコー Each Dawn I Crow(1949)
(部分放映)じしんそう失コヨーテ Hopalong Casualty(1960)
4 7月24日 アニマニアックス 天才!!アインシュタイン博士おいしいクッキーい・か・が COOKIES FOR EINSTEIN 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、緒方賢一、梅津秀行、石森達幸、塩屋浩三、立木文彦、小形満、横手久美子
めざせ!!世界征服ピンキー&ブレイン WIN BIG
スーパースター”ヤッコ・ワーナー”♪世界かぞえ歌♪ (原題出ず)
今日の一言 (WHEEL OF MORALITY)
5 7月31日 ルーニー・テューンズ 恐怖のお化けやしき Transylvania 6-5000(1963) 富山敬、江原正士、京田尚子、土井美加、島香裕、竹口安芸子、玄田哲章、荒川太郎
留守にはご用心 Tweet and Sour(1956)
がんばり屋ヘンリー Henhouse Henery(1949)
(部分放映)高速ロードランナー Highway Runnery(1965)
6 8月7日 アニマニアックス ミケランジェロの秘密 HOOKED ON A CEILING 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、江原正士、稲葉実、大塚明夫、大塚芳忠、柴本浩行、渡部猛、柿澤美貴、塩屋浩三、室園丈裕
登場!!グッド・フェザーズ<前編> GOOD FEATHERS:THE BEGINNING
登場!!グッド・フェザーズ<後編> GOOD FEATHERS:THE BEGINNING
今日の一言 (WHEEL OF MORALITY)
7 8月14日 ルーニー・テューンズ めざせ石油王 Oily Hare(1952) 富山敬、江原正士、土井美加、兼本新吾、増岡弘、叶木翔子、石森達幸、藤本淳
ある日のエルマー Ant Pasted(1953)
ボートで楽しく Tugboat Granny(1956)
(部分放映)どんずまりやコヨーテ Lickety Splat(1961)
8 8月21日 アニマニアックス 大海賊キャプテン・メル H.M.S.YAKKO 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、京田尚子、田中真弓、宝亀克寿、塩屋浩三、渡辺久美子
大女優スラッピーおばさん SLAPPY GOES WALNUTS
ヤッコ・ワーナー”宇宙の唄” (原題出ず)
9 8月28日 ルーニー・テューンズ ラビットソン・クルーソー漂流記 Rabbitson Crusoe(1956) 富山敬、江原正士、兼本新吾、永井一郎、土井美加、小形満
ねらわれた100万ドル Heir Conditioned(1955)
羽毛にうもれたコヨーテ Guided Muscle(1955)
10 9月4日 アニマニアックス ハリウッド・スターはちゃめちゃパーティー (全1作 原題出ず) 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、北村弘一、渡部猛、京田尚子、立木文彦、篠原恵美、塩屋浩三、佐々木優子、星野充昭、棚田恵美子、室園丈裕、梅津秀行
 
 
 
11 9月11日 ルーニー・テューンズ バニーのアメリカ物語 Yankee Doodl Bugs(1954) 富山敬、江原正士、兼本新吾、永井一郎、土井美加、京田尚子、星野充昭、佐藤ユリ
あの手この手作戦 Tom Tom Tomcat(1953)
チキンチキンサンバ Chicken Jitters(1939)
(部分放映)出るコヨーテは打たれる Hook,Line and Stinker(1958)
12 9月18日 アニマニアックス ワーナー・ブラザーズ”秘書はゴ・キ・ゲ・ン?!” TEMPORARY INSANITY 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、渡部猛、北村弘一、こおろぎさとみ、ケント・フリック、棚田恵美子、速水奨、室園丈裕

いとしのミンディ&ボタンズ

OPERATION:LOLLIPOP 
(ワーナー・ブラザースのうた:タイトルなし)  WHAT ARE WE?
13 9月25日 ルーニー・テューンズ バッグス・バニー in ロビンフッド Rabbit Hood(1949) 中尾隆聖、水島裕允、大谷育江、富山敬、江原正士、北村弘一、永井一郎
楽しいな?!水族館 Fish and Slips(1962)
真昼のコヨーテ Chaser on the Rocks(1965)
スーパースター”ヤッコ・ワーナー”世界かぞえ唄” ヤッコ・ワーナー”宇宙の唄”

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2020/01/05

ウォルト・ディズニー・アーカイブス展

 昨日、清水文化会館マリナートで開催されているウォルト・ディズニー・アーカイブス展を家族で見に行ってきた。見て思ったことは、ディズニー展ではなく、アーカイブス展なのだ、ということ。入ってすぐのところに掲げられた「ウォルト・ディズニー・アーカイブスからのごあいさつ」に「ウォルト・ディズニー・アーカイブスの仕事をご紹介する新たな展覧会に・・・」とあり、この展覧会はこれ以上でもこれ以下でもない。確かに初めて見る貴重なものが多いが、ウォルト・ディスニー作品創作の秘密がわかる、というような展示ではない。こういう資料をきちんと保存してありますよ、という紹介である。だから、高畑勲展のようなものではないし、トムとジェリー80周年展のようなものでもない。ナイン・オールドメンは紹介されているのに、この9人が描いた原画等が一緒に展示されていないことに腹を立ててはいけないのだ。

 キャラクター商品が古いものから展示されていた。ワーナー・アニメの監督のロバート・クランペットの祖母(だったと思う)が最初に商品化したというミッキーマウスのぬいぐるみ人形は残念ながらなかった。アーカイブスの資料を基にして出版された本も展示されていた。自分が持っているものをチェックしてみたら、そのうちの過半数を超えていた。買いたいと思っているが高くて手が出ない本もあって、中が見れたらいいのにと思った。テレビ番組「ディズニーランド」についての展示もあり、この番組で放送された日本の海女のドキュメンタリーのビデオが流されていて興味深かった。ロケ地はどこだろうと思い、説明を読んでみるが書いてない。

 実写のディズニー映画の衣装の展示は撮影可能であった。私の好きな「ロケッティア」のロケットマンの衣装があったのは嬉しかった。展示の最終コーナーは、日本の著名人のディズニー・コレクションだった。その一番最後に、アニメーション研究家の渡辺泰氏のものがあった。若い頃に、ディズニーの誕生日に自分でミッキーなどを描いた皿を送り、そのプレゼントに対するお礼の手紙(タイプで打たれていてディズニー本人の署名入り)である。色々お世話になっている渡辺泰さんの貴重なものである。これはちゃんと見なければと、じっくりと見させてもらった。

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 この展覧会のあと、10数年ぶりに日本平動物園に行った。ドラゴンボールとコラボしているようである。施設がかなりリニューアルされていた。ここから帰るなら、最近できた日本平久能山スマートインターを利用しようと、東名の側道を走り、わが母校のそばをだいぶ変わってしまったなあと思いながら通過した。このインターの位置は、もともとの静岡インターより、静岡の色々なところに行くのに都合がいいように思う。ここからしばらくの間車の流れが安定していたので、ピカソに乗り換えて初めてクルーズコントロールを使って走った。ディスプレイの表示がこうなるんだと確認。アクセルを踏み続けなくていいのはやっぱり楽だ。
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2020/01/01

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

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「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を2度目の鑑賞。1度目はららぽーと沼津の最新のIMAX3D字幕版で、今日の二度目はジョイランド三島の吹き替え版で。これでこのシリーズもひとまず終わりになるということでの感慨が深い。We are not alone.というセリフがMay the force be with you.と同じくらい出てきたことに一番心が動かされた。前者は「未知との遭遇」のテーマでありキャッチフレーズだった。アードマンの「ひつじのショーン UFOフィーバー!」は「未知との遭遇」(と「E.T.」)へのオマージュだったが、エイブラムス監督は、「スターウォーズ」(エピソード4)とともにSF映画時代の開幕とハリウッド映画の再生、さらに、ジョン・ウィリアムスの才能を世に知らしめたスピルバーグの代表作にも敬意を示しているのだなあと思う。

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2019/12/31

2019年に見た映画ベスト5

 今年は、久方ぶりに50本以上の映画を劇場で見た。若い頃、このくらいの数の映画を見ていた時にベスト5を選んでいたので、その頃にならって選んでみようか。

 

1 セルジオ・セルゲイ 宇宙からハロー!
2 永遠に僕のもの
3 スパイダーマン:スパイダーバース
4 家に帰ろう
5 SHADOW/影武者
 
 1位にした「セルジオ・セルゲイ」は昨年公開作なのだが、私の地元の映画館では今年になってから上映されたため、私にとっては今年見た映画である。「永遠に僕のもの」を見なければ、「ジョーカー」が入っていた。どちらも救いようのない犯罪者の物語だが、実話に基づく美少年の方がより映画としてリアルで面白い。今年は内外の長編アニメが公開されてどの作品も魅力的であったが、海外作品の多くは地元の映画館では上映されず、国産の作品は「きみと、波にのれたら」「プロメア」「海獣の子供」などは見たが、甲乙つけがたい。「アヴリルと奇妙な世界」が上映されたなら、多分、これを今年のベスト1にしたと思う(かつて輸入盤のBDで見て、なんで日本公開されないのだ!と思った作品である)し、「ディリリとパリの時間旅行」「ブレッドウィナー」「ロング・ウェイ・ノース」「羅小黒戦記」などが見れていれば、これらがベスト5を占めた可能性が高い。
 片渕監督の新作も地元ではまだ公開されていないので(1月31日公開予定)、これもベストに入る可能性はある作品だが入れられない。
 ということで、地元でも見れた単館系公開作品を中心に選んだわけである。

 

 それでは、皆さん、良いお年を。

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2019/09/28

チャーリー・ボワーズを見たか

 以前2回(「チャーリー・ボワーズおまえは誰だ」「チャーリーを探して」)ほど、チャーリー・ボワーズについて書いたが、今回は、ブルーレイで'THE EXTRAORDINARY WORLD OF Charley Bowers'がフランスのLobster Filmsから出て、その米国版を入手して見た、ということである。

 注文時、前回買ったDVDと同じ内容ではないかと思ったが、たとえ同じであっても画質が良いだろうし、ブルーレイだとリージョン・コードがないのでどのプレーヤーでも見れるという利点がある、ということであったのだが、開けてびっくり、DVDには収録されていなかった'There It Is'(1928年22分)と'Whoozit'(1928年10分)が入っていたのである。ハリー・ハウゼンの本で丁寧に紹介されていて見たいと思った'There It Is'がまさしくThere it is!である。

 'There It Is' は、お化けが出るので調べてくれとスコットランドヤードに依頼があり、チャーリーがニューヨークの屋敷にやってくる。神出鬼没のお化け(グルーチョ・マルクスを禿げ頭にしたようなじいさんで、カートゥーンのキャラクターみたい)はまるでテックス・アヴェリーのドルーピーのようで、マクラレンの作品のようにピクシレーションで動く。チャーリーには小さな相棒マックがいて、これは人形アニメである。現代の目で見ると展開が遅く、かったるい部分もあるが、作品の完成度としては高い。

 'Whoozit'はパート2からしかないフィルムだが、アニメ部分が多く、この部分にオイスターが出てくるので、「ワイルド・オイスター」の先駆的作品として考えることもできる。

 この2作が入っているということを知らずに頼んだので、すごく得した気分である。

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2019/05/03

銀座線3展セット

 銀座松屋で「トムとジェリー展」をやっているということで、昨日東京へ出かけた。これだけを一人で見るというのも何なので、SCMの仲間に声をかけ、(3+2)人(2人は「トムとジェリー展」のみ)で、渋谷西武「ゴジラじゃない方展」、アーツ千代田3331「シド・ミード展」を見て回った。
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 「トムとジェリー展」を鑑賞するために、自分たちがかつて作った同人誌「トムとジェリーの本 なかよくけんかしな」(改訂増補版)を持っていった。この絵はどこかで見たことあるぞと思った時に、この「トムとジェリーの本」を開いて確認した。そうしたら、例えば、「足だけおばさん」(顔が出ないメイド)が椅子の上でバランスを取ろうとしているシーンの原画では、「トムとジェリーの本」に載せたものとは微妙に違っていて、同じ一連の動きの中だが違うコマの絵であった。他の展示されている絵も同様で、「トムとジェリーの本」は以下に示す原書から図版を使っているけれど、これらのかつて発行された本には出ていない原画等が展示されているのである。このような意味で、「世界初の」展示というのは嘘ではない。展示されている絵がすべて収録されていて、さらに関係スタッフのインタビュー(ウィリー・イトウがイワオ・タカモトについて語っているのが特に貴重)もある公式図録「トムとジェリー カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ」河出書房新社は買う価値のある本である(間違いがいくつかあるけれど。そのうちの2つについては後述)。
 Patrick Brion 'Tom et Jerry' Paris:Chene 1984
T.R.Adams 'Tom and Jerry:Fifty Years of Cat and Mouse' New York:Crescent Books 1991
Ted Sennet 'The Art of Hanna-Barbera:Fifty Years of Creativity' New York:Viking Studio Books 1989

 

Dsc08419 立体の展示物の一部は写真撮影可になっていた。トムの変形シーンを立体化した作品は日本人の手によるものだけれど、よくできている。

 

 それで公式図録(≒会場での解説文)で気になった間違いについてである。まず、ジョー・バーベラのプロフィールで、「ニューヨーク大学とAmerican Institute of Bankingで教育を受けた」となっているが、バーベラは自伝'My Life in 'toons:From Flatbush to Bedrock in Under a Century'で、大学へは進学せずに就職し、就職先からAmerican Institute of Bankingに勉強に行かされたがまじめに勉強せず、美術を本格的に学びたくてプラット・インスティテュートの夜間コースに通った、と書いている。ニューヨーク大学で学んだとは一言も書いてない。これとほぼ同じプロフィールが、かつて出ていた「トムとジェリー」のレーザーディスクのボックスセットにも書かれていた。この時は森卓也氏を通じて、ワーナーホームビデオの担当者と手紙でやり取りができて、このことを指摘したのだが、その返事は、本社から送られてきたプロフールの通り記載した、ということだった。学歴を低く偽るのはあまりないだろうから自伝の方が正しいと思えるが、どういうことでこのような経歴が、会社が発表する公式のものとなったのであろうか?不思議である。
 次に、1940年企画が始まった当初のトムのモデルシートとして、実際に"TOM"と書かれたものが使われている。展覧会でも、最初から2枚目に掲示されているものである。ネット上でもすでに何人かの人たちが指摘しているけれど、このシートには、THE ALLEY CATという作品タイトルと1940年10月3日という日付が一緒に書かれている。この作品は、ヒュー・ハーマンの監督作品で、かつて「まんが宇宙船」で「裏街ニャン公」というタイトルで放送されていたものである。このシートに描かれている猫は、トムの悪友、野良猫ブッチに似ている。実際、この作品をテレビ放映で見たときに、他に出てくる野良猫たちもその後「トムとジェリー」に出てくる猫たちに似ていて、この作品の猫たちのデザインを流用した(というか、カートゥーンの伝統でキャラクターを俳優のように扱って登場させた)のかと思ったのを覚えている。さらに重要なのは日付。「トムとジェリー」の第1作「上には上がある」は1940年2月10日が公開日で、シートの日付よりずっと前である。したがって、企画当初のデザインではありえないのは明白である。このようなことがノーチェックで出てしまったのはどういうことだろう?

 

Dsc08480  物販コーナーがあって、普段はほとんどこのようなものを買い込んだりはしないのだが、娘からジェリーまたはニブルス=タフィーのものがあったら買ってきて、と頼まれたのもあって、値段も確認せずに多数買ってしまった。

 

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 つぎに向かったのは渋谷西武の「ゴジラしゃない方展」である。ゴジラと戦った相手の展示である。あまり広くないフロアにそっけなくいろいろな怪獣がいる。もともと、ゴジラよりもモスラ、ラドン、キングギドラなどの方が好きだったので、普段は見れないところが見えるモスラの幼虫が見れたのは収穫であった。展示物の説明が何にもないので、せめて簡単な解説文のプレートがあると良かった。千円でおつりがくる入場料なので、それ相応かとも思う。
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 さて、最後は末広町アーツ千代田3331の「シド・ミード展」である。会場はどうやらもともとは小学校だったらしい。この展覧会が一番入場待ちの列が長かったが、思っていたほど時間はかからずに入場できた。とにかく、ミードの画力に圧倒された。どうやって描いてるのだろうと顔を近づけてみるが、エアブラシと面相筆みたいなのを使い分けているのでは、としか想像できない。自動車デザイナーだった時代の作品の方が自分には面白く見れた。あれ、これは日本車のようだと思い、よくよく見たら、懐かしいホンダ・バラード・セダン(初代)が満開の桜の花とともに描かれていた(ホンダ・イン・チェリー・ブロッサム、ホンダ・ベルノ1982年カレンダー)。ヤマトについては、CADで完全な設計図が描かれていて、この本気さに驚いた。また、映画ジェットソンズ(未製作)のハンバーガースタンドというタイトルの絵もあって、絵柄からして、これはハンナ=バーベラの「宇宙家族」の実写版のためのコンセプト・アートではないかと思い、この日の振出しに戻った気分に一瞬なったのでありました。
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 なんとも心地良い疲れが残った展覧会のはしごでありました。

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2018/09/30

危険な笑いミルハウザー

 スティーヴン・ミルハウザー「十三の物語」柴田元幸・訳(白水社)読了。オープニング漫画「猫と鼠」、消滅芸「イレーン・コールマンの失踪」「屋根裏部屋」「危険な笑い」「ある症状の履歴」、ありえない建築「ザ・ドーム」「ハラド四世の治世に」「もうひとつの町」「塔」、異端の歴史「ここ歴史部会で」「流行の変化」「映画の先駆者」「ウェストオレンジの魔術師」という4部13話構成。
 巻頭の「猫と鼠」は「トムとジェリー」を基にした小説で、それらしい変形ギャグや爆弾ギャグを刻銘に描写していて、これはあの話のシーンだね、とニヤリとしてしまう。途中から、ハンナ=バーベラ作品というより、チャック・ジョーンズ作品を思わせるようになり、ついにラストシーンは、「トムとジェリー」は作っていないテックス・アヴェリーになってしまう。
 「三つの小さな王国」所載の「J・フランンク・ペインの小さな王国」では漫画映画の創始者のひとりウィンザー・マッケイをモデルにしたミルハウザーは、アニメというか、動かない絵に命を吹き込むということにこだわってるように思える。「映画の先駆者」「ウェストオレンジの魔術師」の2作もその流れの作品だ。現実が夢のようであり、夢を現実化しようとした男たちのこだわりは悪夢のようである。
 「塔」はバベルの塔の話だけれども、テッド・チャンの「バビロンの塔」と比べて読むと面白そう。

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2018/09/16

ハロウィンがやってくる

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 4年位前にネット上で、ディズニーやワーナーの作品で声優としても有名なコメディアン、ビリー・ブレッチャーが主演(というか一人芝居)した、実写・アニメ合成特撮コメディ'THE FRESH LOBSTER'を見つけてこれは凄いと思った。それで、この作品が入っているDVDが欲しいと、探してみたら、"GROTESQUERIES"という怪異な短編映画を集めたものに入っていて、即買ったのであった。
 'THE FRESH LOBSTER'は期待にたがわない怪作だった。アレクセイエフの「禿山の一夜」なども入っていたので買って損はないものだったが、もともとのフィルムの状態も良くなく、それをそのままテレシネしているだけのような低画質であった。だから、もう少しまともな会社から画質の良いものが出たらいいのに、と思っていた。
 それが、 CARTOONS ON FILMというところから"CARTOON ROOTS HALLOWEEN HAUNTS"というタイトルのブルーレイで出たのである。これは買うしかないとかなり前に買ったのだが、先日、やっと見ることができた(いつものパターン)。

1 THE HAUNTED HOTEL 1907年 J.Stuart Blackton
 アニメーションの祖のひとりブラクトンの物体アニメである。「幽霊ホテル」としてアニメーションの歴史書に載っている作品。自動的にトランクなどの荷物が運ばれて行ってしまう、とういことだけならいいが・・・。

2 THE PUMPKIN RACE 1907年 Romeo Bosetti
 これも実写物体アニメを使ったコメディ。アニメーションのシーンは1よりずっと少ない。巨大なカボチャが馬車の荷台から転がって村中を転げまわる、というだけの作品。

3 OUJA BOARD 1920年 Dave Fleischer
 インク瓶小僧(道化師ココ)シリーズの一編。OUJA BOARDというのは、日本のコックリさんである。黒人の召使が勝手にこのボードを使ったために、とんでもないことが起こるという話。1,2のような物体アニメもある。一見の価値あり。

4 JUST SPOOKS 1925年 Walter Lantz
 フライシャー兄弟とともにブレイ・スタジオにいたランツの初期作品。作品の構造は、フライシャーのインク瓶小僧シリーズと同様。ランツが描いたキャラクターが画面から飛び出して・・・である。実写アニメ合成シーンもあり、この手法の本家フライシャーの3より面白く感じる。ディンキー・ドゥードルDinky Doodleシリーズ作品。

5 KO-KO SEES SPOOKS 1925年 Dave Fleischer
 再び、インク瓶小僧シリーズの作品。ココがお化けに出会うという話。

6 ALICE'S MYSTERIOUS MYSTERY! 1926年 Walt Disney
 ディズニーのアリス・コメディ。ミッキー・マウスに近いデザインのネズミが悪役で登場している。フェリックスみたいな猫とアリスがソーセージ工場の謎を解決する・・・?

7 SLICK SLEUTHS 1926年 Dick Huemer
本作の1930年のカラー・リメイク版が「マットとジェフの珍探偵」「小粋な探偵」という日本語タイトルで収録されているDVDが発売されている(いた?)。本国でもこちらのバージョンが有名だが、そのオリジナル黒白サイレント版。探偵のマットとジェフが幽霊を追いかける話。廊下の左右に並んだドアを出たり入ったりする典型的なギャグがある。

8 PETE'S HAUNTED HOUSE 1926年 Walter Lantz
 4と同様ランツのディンキー・ドゥードル・シリーズ作品。これも面白い。ブレイ・スタジオ時代のランツ作品は他のDVDでも見て面白いと思ったことがある。アニメ製作者としてスタートしたばかりなので、いろいろアイディアをぶち込んで作ろうとしていて、何が起こるかわからない楽しさがあるのである。

9 SURE-LOCKED HOMES「フェリックスのシャーロック・ホームズ」 1928年 Otto Messmer
 日本発売のDVDで見たことがあるので、オチが分かってしまうと怖さ半減という話である。典型的なデザインの中国人の洗濯屋が出てくる。当時、中国からの移民の多くの職業は洗濯屋だったという時代背景の反映。
 
10 THE FRESH LOBSTER 1920年代 出演Billy Blecher
 "GROTESQUERIES"の解説では、1928年作、後に音楽がつけられて1948年に再公開となっていたが、1928年作とは同定できないようで、1920年代作という表記に変わっていた。A Billy Bletcher Hilarity(ビリー・ブレッチャーの大騒ぎ)と副題がつけられた実写アニメ合成(ありとあらゆる特撮技術が使われている)のサイレント・コメディである。チャーリー・ボワーズの「イッツ・ア・バード」It's A Bird(1930年)と並ぶアニメーションと実写コメディを結合した注目作である。
 収録作は48年版で、プロデューサーMax AlexanderとHarvey Pergament、音楽Rex Dunn、撮影Harry Forbesのクレジットが出るが、監督やアニメーション担当の名前は出ないので、これだけの技術を盛り込んだのが誰か不明である。
 夜食に食べたロブスターが体内で暴れだし、体外に出て巨大化して、ビリーを襲うというお話である。

11 THE WITCH'S CAT 1929年 KODAK A Kinex Studios Production
これも制作者についてはよくわからない作品。人形アニメであるが、一部に粘土が使われていてメタモルフォーゼするシーンがある。立体のフェリックスという感じの黒猫が主人公である。

12 THE HAUNTED SHIP 1930年 John Foster & Mannie Davis
 ヴァン・ビューレン・スタジオのイソップ・シリーズの作品。このスタジオの特徴でもあるのだが、腕の立つアニメーターがやったシーンが時々現れて、このシーンの作画は凄いと感動してしまうのである。舞台はディビー・ジョーンズの幽霊船(パイレーツ・オブ・カリビアン!)である。

13 SKULLS AND SCULLS「フェリックスのボートレース」 1930年 Otto Messmer
 9より面白い。よく動く。頭蓋骨とボートの漕ぎ手を示す言葉の発音が同じことから発想しただけの作品だが、このダジャレに案外センスを感じたのである。

14 WOT A NIGHT 1931年 John Foster and George Stallings
 ヴァン・ビューレン・スタジオのトムとジェリー・シリーズの作品。ネコとネズミではなく、のっぽとちびの二人組の人間キャラクターが主人公である。アイワークス的な骸骨の踊りをやってみたかったのだな。これも時々、凄いと思うシーンがある。

15 BOLD KING COLE「勇敢な王様」 1936年 Burt Gillett
 ヴァン・ビューレン・スタジオのレインボー・パレード・シリーズのフェリックスである。なぜか、これだけカラー作品である。日本で売られているパブリック・ドメインDVDより画質はいい(キズの修復とか手をかけたようである)。


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2018/09/14

フライシャーの珍品・貴重品

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ThunderBeanから出たBD、'FLEISCHER RARITIES'をスナフのBDに続いて見た。これまでビデオ・ソフト化されていなかった珍しい初期作品(科学映画を含む)や石油会社テキサコ等の企業CF、さらには、パラマウントにスタジオを奪われてしまう形になったマックス・フライシャーがジャム・ハンディのスタジオに入って制作に参加した作品(どの部分をマックスが作ったんだという作品ではある)、フロリダのフライシャー・スタジオで仕事をしていたアニメーターが、スタジオ閉鎖後に作ったマイアミ紹介観光アニメなどなど。でもなぜか、よく見かけるベティ作品も入っている(エッセンシャル・コレクション全4巻に収録されてないものを、少しは知られている作品が混じていた方が良いということで、入れたような感じだ)。

1 ALL A BOARD FOR (A TRIP TO) THE MOON 1920年
 月世界旅行を当時の知見に基づいて映像化した科学映画。実写に図解のアニメが混じる。重力についての説明が詳しいが、一般相対論までは踏み込んでいない。月へ行くロケットのエンジンにはラジウムが使われている(原子力エンジン!)。クレーターや切り立った崖の表現が有名なSF画家チェスリー・ボーンステルを連想させる。
2 INKLING(#12) and SNIPSHOTS No.2 1925年
 これは当時舞台などで演じられていたと思われる、一種のだまし絵や切り絵の芸をそのまま映画にしたもののようだ。もちろんアニメーションになっている部分もある。
3 CHRISTMAS SEALS ADVERTISING FILM 1925年
 仕事して遊んで、健康のために8時間寝るというお話。フライシャーの元にいたディック・ヒューマーDick Huemerの作だが、フライシャーの会社(Inkwell Films)で作られたかどうかはよくわからないと解説にある。
4 KOKO SALUTES 1925年
 道化師ココの兵隊さんである。大砲や戦車といったメカの表現がフライシャーらしい。
5 MY OLD KENTUCKY HOME 1925/26年
 フライシャー初のサウンド作品。いわゆる「小唄漫画」、バウンシングボールといっしょに歌おうというものである。リフの部分では、ボールが弾むのではなく洗濯物を干して取り込む人間のアニメになる。この時点ですでにこうだったのか、とびっくりした。
6 KO-KO IT'S THE CAT'S 1926年
 実写の猫、人形(アニメ―トされる)とアニメの合成作。どうやって撮影したんだ、とびっくりした。猫好きカートゥンファンにはお勧めの一品である。
7 FINDING HIS VOICE 1929年
 映画に音をつける方法を説明した作品。
8 HURRY DOCTOR! 1931年
 テキサコの企業PRアニメ。初めの方で背景に看板がいくつか出てくるがテキサコだけがはっきりと読めるようになってるんで何なんだと思ったら、テキサコの宣伝だったとわかる作品。エンジンがかからなくて死にそうに苦しむ車って、ベティの作品にもそんなのがあった気がする。ミッキー・マウスみたいなネズミが出てくる。
9 LET'S SING WITH POPEYE 1933年
 ポパイのテーマをバウンシングボールの指示で歌おう、というアニメ。ポパイの第1作が公開されたのと同じ年に作られているということは、ポパイの人気が相当なものだったという証拠。
10 BETTY IN BLUNDERLAND 「不思議の国のベティ(ベティの鏡の国訪問)」 1933(1934?)年
 これはそれほど珍しい作品ではない。画質はいいよ、ということなのかな。解説には、この時期のフライシャーらしさの代表作と書かれている。
11 THIS LITTLE PIGGIE WENT TO MARKET 1934年
 これも、スクリーンソング(小唄漫画)のシリーズの一編。当時のニュース映画のパロディになっている。Singin'Samが実写で登場。
12 DANCING ON THE MOON 「月へハネムーン」1935年
 この作品だけカラーである。1の科学的月世界旅行よりは漫画的だが、月世界の表現は同じようにリアル。背景の立体セットに目を見張る。これも他のDVDで見たことがあるが、色がきれいでこんなに手が込んでいたのか、と思う。カラークラシック・シリーズ中の傑作のひとつ。
13 MUSICAL MOUNTAINEERS「ベティと陽気な音楽隊」 1939年
 ベティの最終作。山奥の村で村人たちの大演奏会。これも以前見たDVDよりも画質がいい。
14 THE VACATIONER'S PARADISE 1942年
 マイアミ・ビーチの観光案内アニメ。それ以上でもそれ以下でもない。
15 NEWS SKETCHES 1944年
 ジャム・ハンデイ制作のマックス・フライシャー参加作品。2や4の初期作品のように絵を描いていくうちにアニメーションになっていくという、なんか時代を間違えてしまったような作り。

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