2023/02/15

C4ピカソ、7年3回目の車検

 シトロエンC4ピカソであるが、7年3回目の車検を行った。今回はこまごまとした消耗品の交換で済んだ。その中では、エンジン冷却水が漏れているということで、ヴァルブ・プラグとリザーバータンクの交換というのが予想外だった。後は、ワイパー交換、エアコンのボーレン・フィルター交換。整備技術料込みで11万弱。これにプラスして、法定の検査諸費用が6.4万弱。因みに、走行距離は71837kmである。

 今回の代車はDS3CROSSBACK(ガソリンエンジン車)であった。OPERAという最上位グレードで、豪華レザー・シートであり、特に後席の座り心地が良い(ローバ―・トゥアラーを思い出す)。ただし、後席の乗り降りには注意が必要で、家人の不満が集中する。運転し始めて思ったのが、ピカソよりもサスペンションが硬めでスポーティ、径の小さいステアリングもあって、先日代車で乗ったプジョー208に近い印象。しばらく走っていくと、シトロエンのハイドロ的な乗り味を感じさせる部分もある。ドアハンドルが埋め込み式になっていて、ロック解除されると自動的に出てきて、走り出して自動ドアロックする前に引き込まれる。バックミラーで見ていると、スーパーヒーローの乗る車の秘密兵器の出入りみたいである。ピカソより二回りも小さいボディのおかげで、スピード感はあるし、エンジンのトルクが低回転からあってアクセル・レスポンスが良く、おっと巣ぴーそ出し過ぎたかと思って、ヘッドアップ・ディスプレイの車速を見るとそんなでもなかったりする。

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2023/01/13

左ヘッドライト交換

 部品代が高いので中古を探すということで先延ばしにしてきたシトロエンC4ピカソの左ヘッドライトの修理(ハイビームにすると接触不良により一瞬ライトが消え警告が鳴る。すぐに接触が回復しライトはついた状態に戻り、警告も消えるが、その後ステアリングを左に切ると同じ事が起こり警告が鳴る。)だが、中古品は見つからず(右側はよさげな出物があるが、左は全く出てこない)、車検が通らないのでは困るし、ハンドルを左に切るたびの警告もうざいので、新品に取り換えることにした。部品の在庫が国内にあったため思っていたより早く修理ができることになり、本日ディーラーで作業をしてもらった。18万ちょっとという出費はつらいが仕方がない。ユニット化された部品のために丸ごと取り換えることになってしまう不合理さである。丸ごと取り換えでなく、このような症状の場合、安価で修理ができるようなユニット構造にできないのかな、と思う。

 作業中の代車は、現行のプジョー208GTであった。発進時にアクセルを踏み込むと、いかにもGTというエンジン音がする。昔、ボーイズレーサーという言い方があったが、その古い言い方を思い出させた。エンジン音からの印象でサスペンションはガチガチじゃないかと身構えてしまったが、全然そうではなく、プジョーらしいしなやかさだった。路面状況が良いところでは、わがピカソより乗り心地が好ましいのでは、と思う。

 ヘッドライト交換作業が終了した後、エンジンをかけたらオイル補充メッセージが出たということで、オイル補充もしておきましたとのこと。2500kmくらいで1L消費してしまうというこのところの傾向は相変わらずか、と思う。

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2022/10/21

オイル交換予約で補充警告

 そろそろシトロエンC4ピカソのオイル交換をしなければと、2週間くらい前からオイル量を時々チェックして、補充警告が出る直前くらいで交換できたらいいなあと、オイル交換の日時を予約したら、その前日である昨日、警告が点いた。何というタイミングだ。ということで、本日、オイル及びエレメント交換をディーラーにて行った。前回まではオイル量は4Lだったのだが、今回は4.5Lという消費量の増大に対応したということか。請求金額が前回よりも高かったので請求書を見たら0.5L多く入れた分だった、ということでこのことに気付いたわけだ。

 オイル交換を待つ間に、シトロエンC5 X(ガソリン車)の試乗ができますよ、ということで、試乗した。運転席に座って驚いたのが、エクステンデットヘッドアップディスプレイ。車速だけでなく、ナビのルート表示、道路の制限速度なども表示されていて、これなら使う気になるな、と思う。ステアリングがプジョーに近い径の小ささに感じられる面白いデザイン。道路状況の良い道を10分くらい走っただけが、プログレッシブ・ハイドロ―リック・サスペンションの乗り心地の良さを体験できた。このサスペンション、C3あたりにも使ってほしいなあと思う。

 

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2022/04/09

部品届いていろいろ交換

 ロシアの侵略行為のおかげでなかなか届かなったブレーキ部品(パッドとローター)が届き、タイヤ2本(もう少し(1000kmくらい)走れそうではあった)とともに本日交換した。また、1週間前に、おなじみの症状になってしまったオイル補給の警告が出て、前回のオイル交換から5000kmになるということ、オイル交換30%オフというキャンペーン期間だということ、この4月から職場が遠くなり走行距離が伸びることを考えて、おもいきってオイル交換も一緒にすることにした。これで長距離の通勤でも不安に思わずにいけるだろう。交換時点でのC4ピカソの走行距離は60172km。

 

 今回も代車は、ハイブリットのプジョー508。発進時の電動モーターのトルクの太さが今回一番印象に残った。

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2022/02/13

C4ピカソ12か月(6年)点検

 満6年の点検。バッテリーが3年使ってきていてECOモード(アイドリングストップ)に入らない、リアのタイヤもスリップサインが出る直前、ということで、この部分の取り換えは必至、他には、ブレーキパッドがそろそろ、と考えていたが、ほぼその通りの結果に。
予想していなかったのは、ドライブベルトの交換。亀裂が入っていたとのこと。値段的にはバッテリーに比べればはるかに安い部品である。タイヤとブレーキパッドは在庫を調べてから交換ということになったので、今日はバッテリーとドライブベルトを交換。今日替えなかった物も含めて交換部品代の総額は20万強。メインテナンス・プログラムに加入しているので、点検整備の基本料金はなし。はやりの言葉で言うと、サブスク、ということである。

 半日車を預けた代車は、なんとプジョー508ハイブリッド(多分、試乗車)。ハイブリッド車を運転するのは実は初めて。発進時や車庫入れ時にモーター駆動になってエンジン音が一切しないのに驚く。ブレーキも、回生ブレーキなのでちょっとフィーリングが違う(違いすぎて困るということではない)。ディスプレイに、エンジン駆動かモーター駆動か、および、バッテリーの充放電の状況が表示されるのが面白い。冷たい雨の降る天気だったこともあって、ディーラーとの往復以外に乗らなかったので、ハイブリット関連についてのみ。丁度1年前の車検時に508SWアリュールが代車だったんで、エンジンの違いに一番気が付いたということである。

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2022/01/29

シトロエン・ディスパッチ

 新しいC4のデビュー・フェアをやっているというので、1年点検の予約を兼ねて、シトロエン沼津に出かけた。ブルーアイスランドというボディカラー、1.2Lターボのガソリン・エンジンのshineというグレードが試乗車として用意されていた。ALCとしては、売れ筋だというディーゼル・エンジンの試乗車もあるが、それは別店舗だとのこと。自分のピカソでよく走っている道を短時間試乗させてもらった。
 C5エアクロスに採用されているのと同じプログレッシブ・ハイドローリック・クッションというダンパーによる乗り心地が、やはり良い。ピカソも乗り心地はいいのだけれど、そのピカソでもガツンときてしまうようなバンプを柔らかくいなしていく。C5エアクロスより低価格でこの乗り心地が手に入るのは魅力だ。シートは、C3から採用されているアドバンストコンフォートシートだが、C3のシートに座った時程気持ちの良い柔らかさだと感じず、ピカソとの違いがあまり感じられなかった。不思議だ。
 ガラスルーフは昔のホンダのCR-Xのように外側、斜め上に開いていくタイプである。ピカソは広大なガラスルーフを持つが、初夏には開いてほしいなあ、と思うことがあるので、ヘッドルームを確保してオープンする仕組みというのは良いのである。スマートパッドサポートというタブレットホルダーが助手席前に用意されている。ナビは付けられないそうで、この部分を利用して、グーグルマップなんかをナビ代わりに使えということだそうだ。タイヤが195/60R18という、あまり見かけない、車に対してちょっと大きく感じるサイズである。乗り心地と燃費の両方への対策だとのこと。後席に年寄りを乗せることがあまりないなら買い換えてもいいかもと思ってしまうくらい、シトロエンらしい魅力にあふれた車である。

 

 ウェス・アンダーソン監督の新作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イブニング・サン別冊」を見た。時代設定が1960年代後半で、このころのフランス車、特に、シトロエンの2CV、DS、Hトラックなどが頻繁に画面に登場する(一番活躍するのは、ルノー・ドーフィンだが)。アメリカの新聞のフランス支局が発行する日曜版から発展した雑誌の最終号の記事の紹介という形式なので、編集部の様子を間に挟みながら、主に3つのストーリーが展開する。最初のストーリーの、レア・セドゥの女看守が魅力的である。ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマントなどの役者陣がいい味出している。このところ気になっている女優のシアーシャ・ローナンが出ているのには気が付けなかった。編集部のデスクに座っている足のきれいな女の子が気になったのだけれど、演じているのは誰なんだろう。「タンタン」のようなフランスの漫画をそのまま動かしたようなアニメーションも挟まって、面白く楽しい映画であった。機会があれば、もう一度以上見に行きたいな。

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2021/04/17

警告、ハイビーム

 4月の初め夜家に帰るときにちょっとした段差を越えたら、ヘッドライトのメインビームをチェックしろという警告がでた。次の日、シトロエン沼津に行き見てもらったところ、インテリジェント・ビーム・システム(ローとハイを自動的切り替える仕組み)のビデオカメラに異常があったとコンピュータに記録されている、とのこと。このビデオシステムを修理するとなると金額的にかなり大きな額になるということで、このときはそのままにして様子を見ることにした。それで、インテリジェントシステムを使わないように、ライトはマニュアルモードで使うことにしたのだが、ハイビームに変える操作をした瞬間に、同じ警告がでた。1週間、ハイビームにすると常にそうなるので再びディーラーに相談。それで1日車を預けてより詳しく調べることになった。その結果、ヒューズボックスから誤信号が出てそうなるということが判明。ヒューズボックスを取り換えるということになった。部品は取り寄せになるので、実際の修理は後日。

 この1日預けたときの代車は、プジョー5008GT BLUEHDI パノラミック・サンルーフ付き(マイナーチェンジ前型)。今まで代車で乗ったプジョー車で一番C4ピカソとの乗り味の違いを感じなかったが、これは兄弟車(完全な兄弟車はスペースツアラーであるが)なので当たり前ではある。一番の違いを感じたのは、プジョーの特徴の小径ハンドルで、よりクイックな反応になっているところ。サンルーフは外側に開く(昔のCR-Xみたい)。羽目殺しよりはオープンになる方が今の時期には気持ちが良い。シャープな直線基調のデザインが好きな人にはお薦め。

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2021/02/14

シトロエンC4ピカソ2回目車検、または、続・オイルSOS

 わがピカソであるが2回目の車検である(ここまでの走行距離は48780km)。オイル、ブレーキフルード、エンジン冷却水、ワイパーブレードの交換などで済んで、1回目の時より安い12万円程度だった。だがしかし、この車検を受けるひと月ほど前に、昨年9月の時と同様に再びオイル補充の警告が出て、1L補充した。3か月ちょっと、走行距離にしておよそ2500kmで1L消費されたということになるので、異常な消費量である。このときも漏れがないかを調べてもらったが、漏れた様子はない。何らかの原因でエンジン内部で消費されているようである。ディーラーからメーカーに状況報告をして、通常ありえないことなのでリコールと同様の対応ができないか問い合わせてくれたのだが、補償期間を過ぎているので普通の修理対応になるとのことであった。で、車検に合わせてこの件についてももう少し詳しく調べてみることになったが、結果、特にどこか悪いところが見つからず、オイル交換して様子を見ることに。この問題、今後どうなることやら。

 ↓ 5年の経過が一番よくわかる部分

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 今回の代車は、まだ新車の匂いの残るプジョー508SWアリュールであった。乗ってみてすぐ感じたのが、遮音性が良く、やはりピカソより1ランク上の高級車の作りだなあということと、荒れた路面での突き上げがピカソより強く、ロールはより少ないサスペンション。後者はプジョーの代車に乗るたびに感じることである。プラットフォームや部品の多くを共通化しているのに、きちんと違う味付けになていることに毎回感心してしまうのである。シューティング・ブレークといううたい文句で、低くて長いデザインは恰好良いのだが、その全長は我が家の近所で使うにはやはり長い。近所のショッピングセンターの駐車場の区切り線とほぼ同じ長さである。きちんと入れないと頭がちょっと出てしまう。日常的に狭い道をかならず通らねばならない自分の状況では、手に余るサイズ。
 また、クーペ的なサッシュレスドアになっているのだが、このドアを開ける時に自動的に窓ガラスが少し下がり閉めると上がるという仕組みになっているのに家族全員で驚いた。調べてみると、サッシュレスドアの欠点をこの仕組みで解消しているとのこと。小径ハンドル、低い着座位置、固めのシート、アクセルを踏み込むとかなり気持ちの良い排気音がして滑らかにすっと加速することは、スポーティな性格をアピールするものになっていて好ましい。ボディサイズが一回り小さかったら買い換えたいと思う車である。

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2020/09/30

オイルSOS

 C4ピカソであるが、昨日オイルの補充警告(TOP UP ENGINE OIL LEVEL)が点灯した。乗り始めて5年目になるが、この警告が出たのは始めてで、ちょっとびっくりした。朝、通勤のため自宅の駐車場を出るときに点いたが、すぐにどうということにはならないだろうとそのまま職場に。職場でオイルゲージを見てみると、下限の方に近づいていた。ちょうど2か月前に簡単な半年点検を受けたときには、オイルが減ってきているという話はでなかった。8月の暑さの影響で、この2か月でかなり消費したということなのか? 不思議なことに、職場から帰るときにはこの警告は出なかった。自宅の駐車場と職場のそれとの違いは、自宅の方は道路に向かって少し下り坂になっていて、道路に向かってフロントが低くなるように止めている、ということだ。このために少なくなったオイルが片寄って警告がでたのだろう。オイル漏れの可能性も気になるので、本日仕事帰りにディーラーで見てもらった。オイル漏れはなく単純に減っただけで、1Lほどオイルを補充した。ネット検索すると、プジョー=シトロエンのこの1.6Lターボエンジンはオイルの消費が大きいようだ。思い出してみれば、オイルは1年点検時に交換してきたが、不具合の修理をしてもらった時にオイルが減っていたので補充しました、と言われた時があった。

 新型プジョー208GTLineとシトロエン・ベルランゴShineがショールームにあったので座ってみた。208はC3と兄弟車になるわけだけれども、見事に作り分けている。プジョーのスポーティさぷんぷんである。昔、ホットハッチという言葉があったけれど、まさしくそういう感じである。後席はC3より狭い。特に天井が低くなっていて、ヘッドルームはミニマムだった。ベルランゴは私のC4ピカソ(5座)と同じくらいのボディサイズだが、背は高い。そのため、シートに座るにはトラックのように登る感じになる。運転席に座って前方を見たら、ぎりぎりでボンネットラインが見える。左前がきちんと見えるのは狭い道を走るときには安心感につながるだろう。後席のスライドドアとリアゲートのガラスハッチは駐車スペースの狭いスーパーなんかの買い物などでは使い勝手が良さそうだ。両車ともシートはC4ピカソより座面の当たりが柔らかく、好ましい。2台ともこれから町中で見かけることが多くなりそうな予感がする。

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2020/05/17

唐突リコール2

 C4ピカソで、この1年間、自分の不注意で起きることも含めてトラブル無しで経過しそうだなと思った1週間ほど前に、リコールのお知らせ通知が届いてびっくり。早速、シトロエン沼津に連絡して修理予約をし、昨日入庫、本日完了ということになった。リコール内容は、燃料タンクのロールオーバーバルブフロートの成型金型の寸法が不適切なためフロート部品のはめ込み部に隙間が生じているものがあることがわかり(中略)、最悪の場合エンストが発生したり、キャニスターから燃料が漏れるおそれがあり、燃料タンクを対策部品と交換する、ということであった。通知には作業の所要時間は最大4時間を見込むと書かれていたが、ディーラー担当メカニックからは、修理後燃料を満タンにして1日置いて漏れがないかどうか確認する、ということで1泊2日の修理ということになった。走行中に突然エンストになり走れなくなるという症状が出ないうちのリコールだったのは良かった。

  昔、シビック・シャトルに乗っていた時、通勤途上で突然エンストし、たまたま近くに修理工場がありそこに駆け込んだ。このときはイグナイターの半導体の不具合だった。それから半年くらいして、それはリコール対象になる不具合だったとホンダから通知が来て、修理工場の人も原因がすぐにわからなかった不具合の修理代を後から補償してもらったのだった。

 

 今回の代車は黒いプジョー207。プジョーの方がサスペンションの動きが振動としてダイレクトに伝わってくる、より普通な感じである。シトロエンはこのような振動が直接伝わる感じがなく、サスペンションが働いているのはわかる。流体は使っていないサスペンションなのに流体が挟まっている感じなのである。

 

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