2024/04/28

C4ピカソ、エンジン・フォールト、三度目

 数日前に、エンジン・フォールトの警告が出た。確か、三度目。過去2度はそれぞれ、プラグの不調、クーラントの温度管理の電子サーモスタットの不調であった。警告が出てすぐ消えたので、いきなりサービスに持ち込むのでなく、電話して点検修理予約をして、それが本日となった。チェックの結果、バッテリーの電圧の低下(寿命が近い)、電動スロットル・ハウジングでの異常履歴あり、ということで、バッテリー交換をして様子を見るということになった。バッテリー交換の記録を遡ってみると、ほぼ過去2回の交換と同じくらいの走行距離(2.7万kmくらい)であった。バッテリーの価格が前回よりも1万円近く高くなっていた。

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2024/02/17

ランプ切れでなく断線

 わがシトロエンC4ピカソの左ドアミラーについているウインカーだが、ランプユニットを替えても作動せず、配線系の不具合だろうということになり、さらに、もう一日時間をとって故障個所探しということになった。で、結局単純な配線の断線とわかり、その部分をつなぐという修理をして完了ということに。部品代がかからなくなったので、代金は1万円くらい安くなった。電装系のトラブルはこれで出尽くしになってほしいなあ。

 この修理中の代車は、またもプジョーe208であった。信号停車からの発進で、自分の車のような感じでアクセルを踏んだらスーと加速し、気がついたら80kn/hになってしまっていて、慌ててアクセルを緩めた。発進時がトルクの最大値になる電動モーターの利点。

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2024/02/02

C4ピカソ12か月(8年)点検

 シトロエン沼津で12か月点検を受けた。走行距離は80515km。ちょうど、オイル交換をしてもいい時期になってきたので、オイル補充警告が出る前にということで、1月の末日にオイル交換も含めて点検してもらったのであった。自分では気が付かなかった、ナンバープレート灯と左サイドウインカー(ドアミラーの端についているもの)のランプ切れが見つかり、交換。後者はユニットごと交換でディーラーに在庫がないため後日交換ということになる。それ以外は、特に交換等の必要のあるものは無しということで、工賃・消費税込みで10万円弱で収まった(後日交換のウィンカー分も含む)。今回もユニットごと交換という仕組みはどうにかならないかと思う。

 今回の点検時の代車はプジョーe208、電気自動車であった。発進時にエンジン音が響くことなく力強く走り出すのに、電動モーターの特徴を感じる。アクセルを踏むのをやめると回生ブレーキがかなり強く働くのを感じる。エンジンブレーキより強力なのである。回生ブレーキの分、フットブレーキはエンジン車より利きが弱く設定されているようだ。
 

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2023/09/17

DS3クロスバック いいセンス

 冷却水の電子サーモスタット・ユニットの交換に1日ディーラーにC4ピカソを預けた。その代車は何と、DS3クロスバック・E-TENCEであった。EVである。エンジンスタート・スイッチを押しても実に静かなまま。メーターディスプレイにREADYの緑の文字が点くことでエンジンが始動したことが確認できるしくみ。発進時にはトルクの厚さが伝わり、電動モーターを実感する。ブレーキはちょっと踏むだけでググっと効き、おおそうだ、回生しているんだ、と思う。ディスプレイに電流の向きが表示されるのには後で気が付いた。ボディ・カラーはシルバーホワイトで、内装も白が基調でお洒落な雰囲気。サスペンションは、プジョーよりの硬めな印象。ドライバーとしてはこのくらいの硬さの方が良いかもとも思うが、後席に乗った人の話では、ピカソの方が良いとのこと。以上、ほぼディーラーと自宅を1往復しただけの印象である。

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2023/09/06

暑くて参っているのは私だけではない

 昨日午後、近所に買い物に行こうとC4ピカソのエンジンを始動させたら、不安定な感じでかかり、1年以上前に出たことのあるEngine Faultの警告が出て消えた。前回出た時にはスパークプラグの交換ですんだのだが、その時、イグニッション・コイルの不具合の可能性もあると言われたので、今度はコイルの方かと思った。ディーラーが休みの日であったので、今日、ディーラーで見てもらった。そしたら、コイルではなくて、クーラントの温度管理する電子サーモスタットの制御不良、とのこと。冷却液ユニット全体の交換になるとのことで、修理は後日ということに。電子サーモスタットの部分だけなら部品代は5000円程なのに、クーラントとその容器の金額の方がその4倍くらいになる。ヘッドライトユニットの交換の時も思ったが、ユニット化はしても、電気電子制御系は別に修理可能な形にして欲しい。しかし、わがC4ピカソ君、電気系総取り換えみたいな感じになってきた。電子サーモスタット君もこの夏の暑さにばててしまったのかな、とも思う

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2023/05/14

ティファニーで昼食を

 去る金曜日、家族で伊豆高原方面に出かけた。娘がテディベア・ミュージアムとニューヨーク・ランプ・ミュージアム&フラワーガーデンに行きたいと言ったのが発端。妻が城ケ崎海岸の有名な門脇吊り橋&灯台に行ったことがない、ということだったので、じゃそのあたりを周ろうということになった。娘が小さい頃にかなり頻繁にこの方面に遊びに行っていたが、伊豆急の線路を越えた側には行ったことがなかったのだった。
 それで、ドライブのルートであるが、伊豆高原駅への最短ルートということで、本当に久しぶりに冷川から中伊豆バイパスを通るのではなく、遠笠山道路に出る狭い県道を通った。この道を始めて通った40年近く前に比べれば道幅は広く走り易くなっているが、何か所か対向車との行き違いに気を使うところは残っている。前回ここを走ったのは確か、シトロエンC4に乗り始めたばかりの頃だったと思う。大室山のふもとの蝋人形美術館の交差点にこんなにすぐについてしまうのか、と思った。天気が良くドライブ日和である。

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 最初の目的地テディベア・ミュージアムでは、スタジオ・ジブリ協力の「となりのトトロ」の特別展もやっていて、実物大のネコバスの中に乗ることができたり、設定資料の基づいて人形を作ってます的展示があって設定資料(の拡大コピー)も見ることができた。本体のテディベアの方は、その起源であるセオドア・ルーズベルトについての説明部分の展示が一番興味深かった。ついこの間、テディ・ルーズベルトが大事な役回りで登場するジョン・ミリアスの「風とライオン」を見たばかりであったので余計に気になったのである。同じクマつながりで、プーさんや3匹のクマに関するものを多数あり、ちびくろサンボと一緒に描かれた絵もあって、この絵が見れたことが今回の最大の収穫。併設のカフェでちょっと遅めのティータイムをとり、やはり併設のクッキー屋さんで土産のクッキーを購入。

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 続いて、門脇灯台&吊り橋に向かう。一番近い駐車場に行こうとするが、テディベア・ミュージアムからこの方面に向かう道は初めてで、所々で間違う(ナビは付けていない)。吊り橋遊歩道駐車場→という看板があってこれかと思って進んでいったら、そこは、吊り橋の後に行くつもりだったニューヨーク・ランプ・ミュージアム&フラワーガーデンの大駐車場で、昔、遠足でよく来た海洋公園の駐車場であった。海洋公園がリニューアルしてニューヨーク・ランプ・ミュージアム&フラワーガーデンとなっていたのであった。それで、とって返して、元の道の戻り、門脇吊り橋最寄り駐車場へ。ここもはるか昔に来た時とは違って整備された市営駐車場になっていた(駐車料金500円)。

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 再びニューヨーク・ランプ・ミュージアム&フラワーガーデンに戻り、駐車場から遊歩道に少し入った所にある東屋で、おにぎり昼食。本日の目的は、2つのミュージアムに併設されたカフェでお茶することなので、昼食は質素に済ますのである。で、ニューヨーク・ランプ・ミュージアム&フラワーガーデン入園である。フラワーガーデンの様子は海洋公園の庭園だった時から変わっていなかった。最近はやりのアンブレラ・スカイなる部分もある。海岸の方に目をやると蓮着寺前の海岸のあたりに海に突き出た岩と岩を結んで鯉のぼりが泳いでいる。ランプ・ミュージアムではアンティークティファニー作品が展示されている。この別館が海を見渡せる(伊豆大島が良く見えた)テラスのあるカフェになっている。個人的には南フランスあたりのリゾート地に来た気分でちょっと早い午後のティータイム。結局、ティファニーでデザートを、である。

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 本日最後は、このところこの方面に来た時には必ず寄っている「まぼろし博覧会」。昨年、いろいろなTV番組で取り上げられて入場者が増えたせいか、展示ルートが整備され、近隣の飲食店の案内チラシが、昭和の混沌の中にあったりする。全共闘の夢の後、みたいな感じの、この猥雑なカオス! 昨年来た時にはできていなかった広島のストリップ劇場の再現展示が完成(?)している。小学校低学年の時買ってもらって遊んだ記憶のあるディズニーの家庭盤(ボードゲーム)が無造作にあったり、ポパイとオリーブの年代物の人形があったり、日本だけでなく海外アニメのキャラクター商品もあるのがいい。

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2023/03/03

そろそろか、と思ったらオイル補充

 前回オイル補充してから、そろそろ2000kmだなと、昨日、オイル量をチェックした。減ってきてはいるが、もうしばらくは大丈夫な量だな、と思ったら、本日エンジンをかけたら、オイル補充警告が点いた。それで再度確認したがまだ大丈夫そうだった。実際、その後2回のエンジンスタートの時には警告は点かなかった。しかし、過去の経験から、この辺りからの減り方は早いので、オイル補充をディーラーでしてもらった。走行距離は72344kmで、前回の補充からは、2000km走っていないのである。

 

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2023/01/13

左ヘッドライト交換

 部品代が高いので中古を探すということで先延ばしにしてきたシトロエンC4ピカソの左ヘッドライトの修理(ハイビームにすると接触不良により一瞬ライトが消え警告が鳴る。すぐに接触が回復しライトはついた状態に戻り、警告も消えるが、その後ステアリングを左に切ると同じ事が起こり警告が鳴る。)だが、中古品は見つからず(右側はよさげな出物があるが、左は全く出てこない)、車検が通らないのでは困るし、ハンドルを左に切るたびの警告もうざいので、新品に取り換えることにした。部品の在庫が国内にあったため思っていたより早く修理ができることになり、本日ディーラーで作業をしてもらった。18万ちょっとという出費はつらいが仕方がない。ユニット化された部品のために丸ごと取り換えることになってしまう不合理さである。丸ごと取り換えでなく、このような症状の場合、安価で修理ができるようなユニット構造にできないのかな、と思う。

 作業中の代車は、現行のプジョー208GTであった。発進時にアクセルを踏み込むと、いかにもGTというエンジン音がする。昔、ボーイズレーサーという言い方があったが、その古い言い方を思い出させた。エンジン音からの印象でサスペンションはガチガチじゃないかと身構えてしまったが、全然そうではなく、プジョーらしいしなやかさだった。路面状況が良いところでは、わがピカソより乗り心地が好ましいのでは、と思う。

 ヘッドライト交換作業が終了した後、エンジンをかけたらオイル補充メッセージが出たということで、オイル補充もしておきましたとのこと。2500kmくらいで1L消費してしまうというこのところの傾向は相変わらずか、と思う。

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2022/10/21

オイル交換予約で補充警告

 そろそろシトロエンC4ピカソのオイル交換をしなければと、2週間くらい前からオイル量を時々チェックして、補充警告が出る直前くらいで交換できたらいいなあと、オイル交換の日時を予約したら、その前日である昨日、警告が点いた。何というタイミングだ。ということで、本日、オイル及びエレメント交換をディーラーにて行った。前回まではオイル量は4Lだったのだが、今回は4.5Lという消費量の増大に対応したということか。請求金額が前回よりも高かったので請求書を見たら0.5L多く入れた分だった、ということでこのことに気付いたわけだ。

 オイル交換を待つ間に、シトロエンC5 X(ガソリン車)の試乗ができますよ、ということで、試乗した。運転席に座って驚いたのが、エクステンデットヘッドアップディスプレイ。車速だけでなく、ナビのルート表示、道路の制限速度なども表示されていて、これなら使う気になるな、と思う。ステアリングがプジョーに近い径の小ささに感じられる面白いデザイン。道路状況の良い道を10分くらい走っただけが、プログレッシブ・ハイドロ―リック・サスペンションの乗り心地の良さを体験できた。このサスペンション、C3あたりにも使ってほしいなあと思う。

 

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2022/09/19

知られざる天才チャーリー・バワーズの作品群全国上映

 この話題についてだいぶツイッターでささやいたら思わぬ反響もあったので、それをまとめてみた(一部改変して追記)。(このブログの以前の記事ではチャーリー・ボワーズと表記してきたけれど、今回の日本で初めての劇場公開の表記に合わせて、バワーズと表記する。)

 

 静岡のサールナートホールでもチャーリー・バワーズ作品が上映されることになったので、40年以上前に同人誌に書いた記事を発掘した。記事を書いた当時は'There It Is'が劇場で見られるようになるなって思わなかった。これを書くことになったのは、アメリカの8mmフィルム販売会社のカタログの中に'It's a Bird'という聞いたことのないタイトルの実写合成人形アニメという説明の作品を見つけて直輸入し、見てその凄さ面白さにびっくりしたのが始まり。「世界アニメーション映画史」の著者、伴野・望月両氏にもすぐに連絡し見てもらった。その結果、「世界アニメーション映画史」に'It's a Bird'が取り上げられることになった。この同人誌は、編集発行人の友人と自分の二人しか原稿を書いていないのだけれど、他の記事は「ガンダム」を話題にしたものが多くて、1980年だったなあ、と思う。「ファンタスティックコレクション」の表紙・裏表紙をパックったページで挟んで冊子内冊子の形にしたのは他の記事との違和感を減らす工夫。
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 「バワーズが長生きしていたらアメリカの特撮やアニメに多大な影響を与えていたかも」というツィートを見つけたが、アニメの方ではその影響はあったと考えてよい。ルーニーチューンのロバート・クランペット作品PORKY IN WACKYLAND(1938年)は’It's a Bird'の影響下にあるという指摘が、再評価後ではあるが、されているし、テックス・アヴェリーの「なんでもウメー」の小羊も同作からの影響が感じられる。また、ドルーピーの神出鬼没さは'There It Is'の怪人に似ている。1930年代にバワーズはウォルター・ランツのスタジオで仕事をしていたことがわかったのだが、この頃アヴェリーはランツのスタジオでアニメーターだった。アヴェリー一派は確実にバワーズからもそのギャグ・センスを受け継いでいる、と考えていいと思う。
 一方、レイ・ハリーハウゼンの晩年の著作'A Century of Stop Motion Animation'(2008)にはバワーズの作品が取り上げられているが、再評価されてから見たような書き方で、ストップ・モーションの系列の作家には影響が大きくなかった、ということのようだ。ジョージ・パルのパぺトゥーンの影に隠れてしまったのかな。

 

 手の込んだ過程を経て目的が実現される機械群については、ルーブ・ゴールドバーグ → チャーリー・バワーズ → トムとジェリー、ロードランナーとコヨーテ → ピタゴラスイッチ という流れも考えられるなあ。

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