ジョーカーは君だ
「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」を遅ればせながら見に行った。クライマックスからのラスト・シーンは、自分の中のアメコミ・ファン(と名乗るほどでもない気もするが)の部分は納得できない気分。事前情報をいつものように余り入れずに見たので、意表を突かれたミュージカル映画だった。しかも、「ラ・ラ・ランド」より面白い。大学生くらいの時FMでよく耳にした曲がたくさん流れて、あの曲の歌詞はこういう意味だったのか?!、と思う。見終わってつらつら考えると、ジョーカーの要素は誰にでもある、状況次第で誰でもジョーカーになっちゃうんだよ、という本当に怖い映画であるように思われた。刑務所のテレビの何度かスカンクのペペのアニメが映るが、これはクライマックスの予告か?アニメと言えば、オープニングがシルバン・ショメの手になるアニメで、往年のルーニーチューン風なのだが、ディズニーの「ピーターパン」を思わせるところもあって、面白い。
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