シトロエンC4ピカソ2回目車検、または、続・オイルSOS
わがピカソであるが2回目の車検である(ここまでの走行距離は48780km)。オイル、ブレーキフルード、エンジン冷却水、ワイパーブレードの交換などで済んで、1回目の時より安い12万円程度だった。だがしかし、この車検を受けるひと月ほど前に、昨年9月の時と同様に再びオイル補充の警告が出て、1L補充した。3か月ちょっと、走行距離にしておよそ2500kmで1L消費されたということになるので、異常な消費量である。このときも漏れがないかを調べてもらったが、漏れた様子はない。何らかの原因でエンジン内部で消費されているようである。ディーラーからメーカーに状況報告をして、通常ありえないことなのでリコールと同様の対応ができないか問い合わせてくれたのだが、補償期間を過ぎているので普通の修理対応になるとのことであった。で、車検に合わせてこの件についてももう少し詳しく調べてみることになったが、結果、特にどこか悪いところが見つからず、オイル交換して様子を見ることに。この問題、今後どうなることやら。
↓ 5年の経過が一番よくわかる部分
今回の代車は、まだ新車の匂いの残るプジョー508SWアリュールであった。乗ってみてすぐ感じたのが、遮音性が良く、やはりピカソより1ランク上の高級車の作りだなあということと、荒れた路面での突き上げがピカソより強く、ロールはより少ないサスペンション。後者はプジョーの代車に乗るたびに感じることである。プラットフォームや部品の多くを共通化しているのに、きちんと違う味付けになていることに毎回感心してしまうのである。シューティング・ブレークといううたい文句で、低くて長いデザインは恰好良いのだが、その全長は我が家の近所で使うにはやはり長い。近所のショッピングセンターの駐車場の区切り線とほぼ同じ長さである。きちんと入れないと頭がちょっと出てしまう。日常的に狭い道をかならず通らねばならない自分の状況では、手に余るサイズ。
また、クーペ的なサッシュレスドアになっているのだが、このドアを開ける時に自動的に窓ガラスが少し下がり閉めると上がるという仕組みになっているのに家族全員で驚いた。調べてみると、サッシュレスドアの欠点をこの仕組みで解消しているとのこと。小径ハンドル、低い着座位置、固めのシート、アクセルを踏み込むとかなり気持ちの良い排気音がして滑らかにすっと加速することは、スポーティな性格をアピールするものになっていて好ましい。ボディサイズが一回り小さかったら買い換えたいと思う車である。
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