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2020/01/05

ウォルト・ディズニー・アーカイブス展

 昨日、清水文化会館マリナートで開催されているウォルト・ディズニー・アーカイブス展を家族で見に行ってきた。見て思ったことは、ディズニー展ではなく、アーカイブス展なのだ、ということ。入ってすぐのところに掲げられた「ウォルト・ディズニー・アーカイブスからのごあいさつ」に「ウォルト・ディズニー・アーカイブスの仕事をご紹介する新たな展覧会に・・・」とあり、この展覧会はこれ以上でもこれ以下でもない。確かに初めて見る貴重なものが多いが、ウォルト・ディスニー作品創作の秘密がわかる、というような展示ではない。こういう資料をきちんと保存してありますよ、という紹介である。だから、高畑勲展のようなものではないし、トムとジェリー80周年展のようなものでもない。ナイン・オールドメンは紹介されているのに、この9人が描いた原画等が一緒に展示されていないことに腹を立ててはいけないのだ。

 キャラクター商品が古いものから展示されていた。ワーナー・アニメの監督のロバート・クランペットの祖母(だったと思う)が最初に商品化したというミッキーマウスのぬいぐるみ人形は残念ながらなかった。アーカイブスの資料を基にして出版された本も展示されていた。自分が持っているものをチェックしてみたら、そのうちの過半数を超えていた。買いたいと思っているが高くて手が出ない本もあって、中が見れたらいいのにと思った。テレビ番組「ディズニーランド」についての展示もあり、この番組で放送された日本の海女のドキュメンタリーのビデオが流されていて興味深かった。ロケ地はどこだろうと思い、説明を読んでみるが書いてない。

 実写のディズニー映画の衣装の展示は撮影可能であった。私の好きな「ロケッティア」のロケットマンの衣装があったのは嬉しかった。展示の最終コーナーは、日本の著名人のディズニー・コレクションだった。その一番最後に、アニメーション研究家の渡辺泰氏のものがあった。若い頃に、ディズニーの誕生日に自分でミッキーなどを描いた皿を送り、そのプレゼントに対するお礼の手紙(タイプで打たれていてディズニー本人の署名入り)である。色々お世話になっている渡辺泰さんの貴重なものである。これはちゃんと見なければと、じっくりと見させてもらった。

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 この展覧会のあと、10数年ぶりに日本平動物園に行った。ドラゴンボールとコラボしているようである。施設がかなりリニューアルされていた。ここから帰るなら、最近できた日本平久能山スマートインターを利用しようと、東名の側道を走り、わが母校のそばをだいぶ変わってしまったなあと思いながら通過した。このインターの位置は、もともとの静岡インターより、静岡の色々なところに行くのに都合がいいように思う。ここからしばらくの間車の流れが安定していたので、ピカソに乗り換えて初めてクルーズコントロールを使って走った。ディスプレイの表示がこうなるんだと確認。アクセルを踏み続けなくていいのはやっぱり楽だ。
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