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2019/08/24

シトロエン沼津、オープン

 シトロエン沼津が本日オープンした。約3年前に急に東名モーターサービスがシトロエン沼津をやめてしまったときは、どうなるのだろうと思っていたが、まずはALCによるオープンを素直に喜びたい。車検の時などにプジョー沼津のショールームに来なければならないのは、やはり違和感があった。この日のために移ってきたともいえるセールスの日〇さんから、C5エアクロスの試乗を勧められて、久しぶりに新しいシトロエンに乗った。試乗車はディーゼルエンジンの8ATだったが、教えてもらわないとディーゼルだとわからないエンジン音・フィーリングにまず驚いた。下り坂のカーブでハイドロのような乗り心地が感じられた。あの複雑なしくみじゃなくてもこの味が出るなら、他の車種にも使ってほしいな。

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2019/08/12

箱根シンコペーティッド・ドライブ

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 昨日、家族で箱根に行ってきた。娘の行きたいところ、まずは箱根神社へ。中国人観光客が多く、芦ノ湖畔の鳥居のところでは、今まで見たことないくらいのインスタ映え写真撮影の列ができている。このところ毎年この時期に来ているが、今年が一番遅出だったので、初めてこのことに気が付いた、ということかな。11時を過ぎたのでランチをどうするのかなと思ったら、仙石原の星の王子様ミュージアムへ、という指示が娘から出た。ここへも何度か出かけているが、レストランを利用するのは初めて。30分ほど待って、一番奥の三方を壁に囲まれた席に案内された。なかなか落ち着ける席である。食事をしてから、園内を見て回り、出口のミュージアム・ショップへ。土産物を一通り買い終わったところで、近隣観光施設のパンフレットやポスターを見て、娘が一度実物を見てみたかった現代アートをポーラ美術館で見られるということを知り、予定にはなかったが、ポーラ美術館へ。
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 娘が見たかったものは、「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」という企画展の、円形の浅いプールに白い陶磁器の大中小のボウルを浮かせて水流で微妙に揺らぎながら流されるボウルが衝突して音を出す(ボウルのサイズがうまく設計されていて和音が響く)という、セレスト・ブルシェ=ムジュの《クリナメンv.7》。物理法則に基づく作品なので自分もしばらく見入ってしまい、眺めながら、流体運動のカオス、運動量および角運動量保存則、固有振動等々、考えた。気が付いた時には、一緒に見始めていた人たちはすっかりいなくなって私と娘だけに。妻は先に進んで、ピアノを弾く女性をビデオで撮影した作品のところにいた。このシンコペーション展で、もう一つおおって思ったのは、壁を覆う巨大な白黒パターンの作品で、なんだこれは地層の断面図や大気の流れの構造を示した図みたいだと思ったアブデルカデル・バンシャマの《神秘の大地》。解説文を読んだら、自分が思った通りのことが書かれてて、苦笑。
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 帰りは、久しぶりに芦ノ湖スカイラインを通り、通称やぎさんのレストハウスで休憩して展望台まで山登り。富士山は雲の中だが、駿河湾側は雲がなく裾野から沼津、三島の街がよく見える。多分小さくてわからないが我が家も見えているはずである。さて帰ろうと走り出したら、料金所の手前の音楽舗装がエヴァンゲリオンの主題歌だったのに驚いた。相当前にここを通ったことがあるが、その時には別な曲だった気がする。この音楽舗装の前にかなり急な長い下り坂があるが、わがシトロエンC4ピカソ(そういえば、ポーラ美術館でピカソを見たのだった)のアイシン製6ATは3または2速のままエンジンブレーキが十分に効く状態を維持して、フットブレーキを使いすぎることなく、安定して走り抜けることができたのであった。
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2019/08/07

ポパイ・ザ・フェーマス版VOL.2

 フェーマススタジオ時代のカラー版のポパイ・シリーズを集めたBDの第2弾'POPEYE THE SAILOR THE 1940s VOLUME2'がamazom.comから届いた。1巻よりもフライシャーの黒白ポパイのリメイク感が少なく、それなりに面白かった。1946,47年の15作品収録。監督はレギュラーのネイテルKneitelとスパーバSparberに、ビル・タイトラBill Tytla。今回のベストワンというか注目作は、そのタイトラ監督の'ROCKET TO MARS'でジム・タイヤーJim Tyerがアニメーターとして参加し、さらにはストーリーに、猫のフェリックスで一世を風靡したオットー・メスマーOtto Messmer(!)。そのためフライシャーの流れを汲んだ、というより、ワーナーのような作風になっている。タイトラ監督の作品はあと2作あり、これらもかなり面白い。

1.HOUSE TRICKS?(家を建てた?) 1946 SEYMOUR KNEITEL
 オリーブの家をブルートと半分ずつ競争して作る(というか、邪魔しあう)、という作品。テレビ放映で見た記憶があってオチもよく覚えていた。数年前にDVDで見たフライシャーの黒白作品のリメイクでそう思ったのかと、設定が一番似ている「ポパイの大工」'THE HOUSE BUILDER-UPPER'1938を見直してみたが、こちらにはブルートは出ておらず、印象は相当に違うが、オチは似ていた。オチもよく覚えていたというのは、こちらの作品の記憶の影響もあろう。

2.SERVICE WITH A GUILE(自動車整備サービス) 1946 BILL TYTLA
 提督の自動車の整備を引き受けたオリーブを手伝うポパイとブルート。もちろん、まともに手伝うというより、オリーブの気を引くための足の引っ張り合いである。海軍の提督という設定が戦争直後という時代を反映している。ジム・タイヤーが参加しているので、動きがやはり面白い。

3.KLONDIKE CASANOVA(クロンダイクのカサノバ) 1946 I.SPARBER
 北極圏の雪深い所にあるバー&グリルを切り盛りしているポパイとオリーブ。ステージと調理場を掛け持ちする二人の動きが見もの。ポパイのセーラー服が青い。

4.PEEP IN THE DEEP(海底でのぞき見) 1946 SEYMOUR KNEITEL
 これも見た記憶がある。沈没船の宝探し。オチが、フランク・シナトラ! アニメーションにジム・タイヤー、ストーリーにメスマーが参加している。人魚が魅力的なのは、タイヤーが作画しているからかなあ(未確認)。

5.ROCKET TO MARS「ポパイの火星ロケット」 1946 BILL TYTLA
 上述した注目作である。誰が見てもそう思えるはずだ。その証拠に本DVDのパッケージの絵はこの作品のものである。最初の方でビリヤードの8ボールが出てくる。この時期までのカートゥーンでは黒人がらみで出てくることが多い黒い玉なのだが、なぜか本作では、このボールの陰からステロタイプな日本人の兵士が顔を出したので驚いた。

6.RODEO ROMEO(ロデオのロメオ) 1946 I.SPARBER
 ロデオ大会で勝った方がオリーブの愛を得るといういつものパターン。ブルートが、ほうれん草の缶詰の中身を雑草にすり替えてしまい、いつものように、ほうれん草を食べると強くなるはずが、まるで歯車が外れたようになってしまうポパイが面白い。

7.THE FISTIC MYSTIC(神秘のアラビア) 1947 SEYMOUR KNEITEL
 これも、部分的に見た記憶がある作品。アラビアの魔術師ブルートとのオリーブの奪い合い。空飛ぶ絨毯での戦いが、フライシャーというよりアヴェリー的。

8.THE ISLAND FLING(ロビンソン・ブルートー) 1947 BILL TYTLA
 タイトラ最後の作品。ロビンソンとフライデー(完全にステロタイプな「土人」)の島に筏に乗って漂着するポパイとオリーブ。ロビンソン(ブルート)がオリーブをわがものにしようとする、といういつもの展開。「原始家族」風の足踏み式自動車をフライデーが運転する。

9.ABUSEMENT PARK「ポパイの遊園地騒動」1947 I.SPARBER
 遊園地でのポパイとブルートの力比べ。カリブの海賊のようなアトラクションやジェットコースターでのオリーブの取り合い。時々、オリーブの顔が極端なアップになるのが目新しい表現。オリーブのデザインが少し変わったのを印象付けたかったのか?

10.I'LL BE SKIING YA(スキーで滑るぞ) 1947 I.SPARBER
 タイトルにはスキーとあるのに、スケートで始まるし、ブルートはスケートのインストラクターだ。ポパイの危機に山岳救助犬がスーパーマンのように登場して、ポパイに気付けの酒ではなくほうれん草を食べさせる。オチがアヴェリー的。

11.THE ROYAL FOUR-FLUSHER(女王陛下のイカサマ師) 1947 SEYMOUR KNEITEL
 ポパイとオリーブの動物園でのデートにマジシャンのブルートが割り込む。ピストル決闘のよくあるギャグあり。

12.POPEYE AND THE PIRATES(ポパイと海賊)1947 SEYMOUR KNEITEL
 ポパイが女装を脱ぐシーンで、裸になるところがカットされている。オリジナルのネガもカットされていて、その部分が廃棄されてしまっていて復元できなかった、という注釈が最初に入る。「ポパイと船乗りシンドバッド」と同じような始まり方。

13.WOTTA KNIGHT(なんという騎士) 1947 I.SPARBER
 眠れる美女オリーブとキスするために戦う騎士ポパイとブルート。ステレオタイプの黒人奴隷の子供が出てくる。

14.SAFARI SO GOOD(サファリよいとこ) 1947 I.SPARBER
 アフリカのジャングル。ターザン的ブルートがオリーブを拉致する。

15.ALL'S FAIR AT THE FAIR(お祭りの美女) 1947 SEYMOUR KNEITEL
 田舎のお祭り(カントリー・フェア)、ほとんどABUSEMENT PARKと変わらない設定。

※「」の邦題はビデオ・DVD等で発売された時のもの。()は筆者による仮題。

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