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2017/02/23

思っていたより音がいい

 リビングで9年間使っていた液晶テレビ、シャープのアクオス32型が突然故障し、映らなくなった。それで急遽テレビを買い替えた。ちょっと大きくしても消費電力は故障したものの半分以下ということで、ソニーにするか迷ったが、値引きの大きかった同じアクオスの40型にした。フルハイビジョンになったので画質は良くなったが、スピーカーが背面についているため、我慢できない音質である。
 テレビの両側にはステレオのスピーカーを置いてあり、LDやDVDで映画を見る時にはステレオから音を出していたのだが、こちらも実は数年前から右チャンネルの音が出なくなっていて使用していなかった。そのため、テレビが故障しなければステレオのアンプとスピーカーを新しくすることを前々から考えていた。
 この両者を一挙に解決する策として、AVアンプとそれに合ったスピーカーを導入することにし、家族の了承も得た。AVアンプという選択になったのは、アナログ接続しかないケーブルテレビのセットトップボックスと、まだ現役で使っているLDプレーヤーとをつなぎたかったからだ(新しく買ったアクオスにはアナログ入力は一系統のみ)。
 近くの電気量販店にはこのようなものを取り扱っている店はなく、できるだけ安くそろえたかったので、ネット通販で買うことにした。試聴できないというリスクはあるが、価格.comやステレオサウンド誌のHPを参考にして、DENONのAVR-X2300WにJBLのSTUDIO270を選び、amazonが案外安いことがわかって購入した。
 その昔サラウンドプロセッサーにつないでいたが、20年以上使っていなかったDIATONE DS-103Vを復活させて、フロント2本サラウンド2本のスピーカーシステムにした。サラウンドのチェックに「スターウォーズ フォースの覚醒」のブルーレイをかけてみた。当たり前だが、昔のサラウンドとは比べ物にならない迫力である。
 ステレオとしては、このシステムはどうだろうと、ビル・エバンスとマイルス・デイビスのCDをかけてみた。これが思っていた以上に、ジャズ喫茶的サウンドで心地よい。これはJBLのスピーカーによるところ大であろう。自分の選択に大満足である。さらにヴォーカルとして「堀江美都子 レア・グルーブ・トラックス」をかけた。これも及第点以上である。問題はクラシックだが、こちらは流石に大満足のレベルには達しないが、ハーマン・カードンと合体してから作られた新生JBLのスピーカーであるためか、そこそこ聞ける、及第点をつけられるレベルである。

 というわけで、試聴しないというリスキーな行為をしたわけであるが、結果オーライである。ハイレゾ対応でインターネットラジオも聞けるようになったのも嬉しい。

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