プジョー新型308SW試乗
移転したプジョー沼津に新型の308を見に行った。ワゴンタイプのSWが気になり、試乗させてもらった。プラットフォームは先日試乗したシトロエンC4ピカソと同じだが、違いはエンジンが1.2Lターボである点。オートマはアイシン製6速で同じ。パドルシフトが付いているのも変わらない。セールスパーソンの方から使ってみてと言われたのは、スポーツ・モードにするとメーター類の表示が赤く変わり、ターボのブースト量などが表示されるディスプレイ。
試乗は、ちょっと山の方に向かって走り、スポーツモードを極く短時間体感。小径ハンドルであることもあって、芦ノ湖スカイラインあたりを走ったら楽しそう、と思う。トルクは十分なエンジンである。安い方は300万弱なので、次の車の候補にしても良いかも。でも、こんなにスポーティさを強調した車でなくてもいいし、もう一回り小さい車の方が良いかなあとも思う。
また、カーブを曲がるときに、シトロエンとの違いを実感。あんまりロールしないのだ。シトロエンはステアリングの切り初めにロールさせて、曲がってるんだよと車が主張しながらタイヤは何事もなく踏ん張ってきちんと曲がるのだが、プジョーはそうでなく国産車と同様だ。これ以外の状況での乗り心地の差は感じない。シートはC4ピカソより硬め(ピカソの方が昔のフランス車の当たりは柔らかいがきちんとホールドする、というクサラ・ピカソまではそうであった座り心地を復活させている)。後席シートは、旧型やピカソの3等分とは違い普通のタイプ。後席に大人2人乗せることが多いなら308SWの方がいい。
カタログを見て、ええっと思ったのは、ボディ・カラー。追加料金が生じないソリッド・カラーは白しかない。青や赤にプジョーらしい色があっていいと思う。フランス国旗の3色分くらいは用意してよ。それとも、後で限定お買い得車を出すとき用にとってあるのか?
| 固定リンク
« 荒波と夕陽 | トップページ | インターステラー »
コメント