グランC4ピカソ試乗
シトロエン沼津から新しいC4ピカソの内覧会の案内が来たので仕事帰りに寄ってきた。試乗車は7人乗りの淡いブルーのグランC4ピカソ。速度メーターから何からすべてが表示されるセンターコンソールのディスプレイの説明を走り出す前に受けるが、すべては頭に入らない。とりあえず、フロントとリアのビデオカメラの画像が映し出されることだけはなんとなく理解し、走り出す。パーキングブレーキは自動なので、この車のパーキングブレーキの解除の仕方はどうだったっけ、と迷うことはない(足踏み式ってあんまり普及しないうちに自動化されてちゃたわけだ)。走り出してすぐに、新車の状態でシトロエン特有の乗り心地!と思う。そう思う理由のひとつは、シートの良さにある。C4よりタイトで座面が短い感じがするが、当たり前だが経たっていないクッションが良い。以前試乗したDS5よりはずっと柔らかいように思われる。わがC4(旧型)は凸凹のある路面を低速で走るとかなり上下左右に揺れるのだが、このグランピカソではそのようなことはない(ほぼ毎日C4で走ってそうなる道を走ってみた)。
アイシン製6速オートマなので国産車と同じくスムーズに変速し、知らぬ間に速度も上がっている。わがC4と同じくセンターメーターだが、その右側に速度がデジタル表示される。C4のつもりで眺めてしまうため微妙に角度がずれて確認しづらい。で、その表示を見ると、C4でも同傾向なのだが、自分が感じているスピードよりも速度が出てしまっている。また、車幅は1.8mを超えるがそれほどの大きさは感じない。
ショールームに戻ってきて、H氏の運転で自動車庫入れを助手席に座って体験。ギヤチェンジだけは自分でしなければならないが、あとはお任せである。慣れた駐車スペースに入れるなら自分でやった方が早いだろうが、ここに一発で入れられるかどうか不安な場合は車に任せる方が確実な気がする。車庫入れ不得意な人には頼れるシステムだろう。
ショールームの方には赤い5人乗りが置かれている。後席は今までと同じく3等分の座席で、窓側はC3の後席よりドアに近く座ることになり、大柄な男性には窮屈だろう(横にC3があったので座り比べてみた)。C4ピカソで一番良い席は後席の真ん中ではないかと思う。誰かの運転でC4ピカソに乗るなら、この席に乗ってみたいぞ。
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