1.2L3気筒エンジンETG5のシトロエンC3試乗
新型エンジン、2ペダルのオートマチックモード付き5速エフィシエント・トロニック・ギアボックスのC3に短時間試乗させてもらった。2代目C4(6速EGS)を代車で乗ったとき以来のオートクラッチ型のトランスミッション車だが、クリープするようになったこと、オートマチックモードの変速時にアクセル・ペダルを踏みっぱなしでも、アクセルを緩めて繋ぐということがプログラムされことで、通常のATとの違和感が少なくなっていた(特に変速ショックの大きいAL4とは)。最初、EGSに乗ったときの記憶でアクセルを吹かし気味にしたらギクシャクした発進になってしまった。通常のATと同様にクリープを使って動き出させておいてじわっとアクセルを踏み込むとスムーズに発進できる。
国産車では、自分が初めて車に乗ったときにも採用していた車種があった、アイドリング・ストップ機能が付いている。信号で止まると、グリーンの「ECO」ランプが付いてエンジンが停止する。発進時には、ブレーキを離すと直ちにエンジンが再始動する。信号待ちしている間はまるでハイブリッド車のように静か。普段乗っているC4もアイドリング時の騒音が小さいので、アイドリングするしないの騒音上の違和感は少なかった。どちらかといえば燃費の良い方ではないC4からすれば、このような機能もつけて燃費が飛躍的に良くなったC3の魅力は増した。私の次の車は退職してからの日常の足になる車だから、C4よりもC3の方が取り回しのしやすいサイズであることも合って、シトロエンに乗り続けるなら1番の候補である。
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