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2013/06/29

二人のイームズ 建築家チャールズと画家レイ

 ジョイランド沼津で「ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ」(ジェイソン・コーン&ビル・ジャージー監督、2011年)見た。チャールズとレイのイームズ夫妻に関するドキュメンタリーである。この二人のイームズを兄弟だと思ってる人も多い、という話が出てきて、ああ自分もそうだった、と気づいた。

 イームズは椅子で有名だ。イームズのオリジナルを見ることは少ないが、そのデザインの流れを汲む椅子はいろいろなとことにあったりする。シトロエン沼津のショールームがリニューアル・オープンして座り心地に感心したプラスティック製の椅子もその一つだ。

 「フランクリンとジェファーソン展」について、今ではコンピュータによって普通になったハイパーテキストの試みを行って、フランスでは評判が良かったが、アメリカ国内では不評で、それはこの新しい試みが余り受け入れられなかった、というあたりで、ハイパーテキスト小説とも評されるピンチョンの「重力の虹」が出版されて話題になっていた頃で、ピンチョンもイームズから影響を受けたのだろうか? と思った。

 全体を通して、チャールズの陰に隠れていた妻のレイの存在の大きさを強調している。
 

 このドキュメンタリーでは、イームズ製作の映像作品のフッテージがところどころに挟まるが、IBMのために作ったUPA風アニメが気になった。全編を見たい。かつて、パイオニアから出たレーザー・ディスク「映像の先駆者シリーズ チャールズ&レイ・イームズの世界」には入ってなかった。このレーザー・ディスクには「コマ」「ハウス」「国立水族館」「おもちゃの汽車のためのトッカータ」「パワーズ・オブ・テン ラフ・スケッチ」「パワーズ・オブ・テン」の6作品が収録されている。これは数年前にDVD化されていたように思う。

 私は、「パワーズ・オブ・テン」日本語版16ミリ・フィルムを所有している。元は、静岡県東部高校視聴覚ライブラリーにあったもの。ライブラリーが解散し所有していたフィルムが廃棄されると決まったときに、もらい受けたものだ。

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吸血鬼だらけのツイッター

 このところ、録りためてあった吸血鬼映画のビデオを精力的に消化していた。ツイッターで、見た作品をつぶやいたのを集めてみた。実は、見たビデオはこれより多い。つぶやくに値しないもの何本かあった、ということ。


 ジョン・ランディス監督「イノセント・ブラッド」(1992年)見た。アンヌ・パリローが魅力的な吸血鬼を演じている。テレビ画面に映っている映画の選択や、ちょい役で出てくるホラー系映画監督たち、怖さよりも笑いが先にたつ演出にランディスらしさを感じた。でも90年代に作る映画じゃないな。

 ウェス・クレイブン監督「ヴァンパイア・イン・ブルックリン」(1995年作)見た。またしても、アンジェラ・バセット!!バセットが出ているためなのか、「イノセント・ブラッド」と同じようなショットがある。エディ・マーフィー主演だが、コメディになっていない正統派吸血鬼映画。どこが面白い?(注:「イノセント・ブラッド」にもバセットが出ていたのである。)

 マイケル・アルメレイダ監督「ナディア」(1994年)見た。なぜ、ナジャがナディアになってしまったのか?デビッド・リンチがプロデューサーだが、リンチ特有のゲテモノ感覚はない。久しぶりのピーター・フォンダ(ヴァンヘルシング役)は良かった。

 ジェス・フランコ監督「ドラキュラ伯爵」(1971年)見た。クリストファー・リーのドラキュラ、ハーバート・ロムのヴァン・ヘルシング、クラウス・キンスキーのレンフィールドという豪華キャストのストーカーの原作にかなり忠実な映画。でも、ただそれだけ。ハマー・フィルムのような色気がない。

 女吸血鬼物の古典、ロジェ・バディム監督「血とバラ」(1960年)見た。女優を美しく官能的に撮らせたらバディムの右に出るものはいない。

ロマン・ポランスキー監督「吸血鬼」(1967年)見た。昔1度見たような気がしていたが、まったく初めて見る作品だった。ポランスキー自身が当時の妻のシャロン・テートとともに出演していて、ハーポ・マルクスのような仕草をする。「ヤング・フランケンシュタイン」と並ぶコメディ怪奇映画の傑作。

 ジョエル・シューマッカー監督「ロストボーイ」(1987年)見た。コメディではない現代版吸血鬼退治物とし出色のでき。キファー・サザーランド(ジャック・バウアーのようには太っていない)のドラキュラははまり役。

 ムルナウ監督「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922年)とこの映画の製作現場を舞台にした「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」(マーハイジ監督、2000年)を続けて見た。前者のノスフェラトゥの怪異な容姿が後者の大胆な発想を導き出した。後者を見て、前者を越える吸血鬼映画は未だないと思った。

 パトリック・ルシエ監督「ドラキュリア」(2000年)見た。ドラキュラがなぜキリスト教に関係するものと銀を恐れるかということに関する大胆新解釈の作品。ドラキュラが復活するまでの展開はスピーディで吸血鬼映画として目新しい。でも、吸血鬼の起源に迫り始めると展開が乱暴すぎる。残念。

 テリー・ポロが出ているからと録画してそれきりだった「ハウス・オブ・フランケンシュタイン前後編」(ピーター・ワーナー監督1997年)見た。「ヴァンヘルシング」(スティーヴン・ソマーズ監督2004年)と同じく3大怪人競演だが、テレビ映画で予算が限られてる分工夫がある。

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2013/06/23

C4ヘッドライトバルブ交換

 昨日夜走っているときに、左ヘッドライトのロービームが点灯していないのに気が付いた。交差点で前車に近づいて止まったときだ。ということで、本日、シトロエン沼津に行き、バルブ交換してもらった。

 ショールームで待っているときに、C3に映りこんだ景色が面白かったのでパチリ。

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 フェイスリフトを受けた新型のC3はまだ来ていない。DS3カブリオレのカタログがあったのでパラパラめくってみたら、オープントップのしまい方に新しい工夫があるようで(カタログの写真では良くわからない)、実物を見て仕組みを確認したくなった。

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2013/06/11

6月の電気

 6月の電気使用量のお知らせが届いた。使用量が164kWh、4963円で、太陽光発電の売電量が131kWh、6288円で、1300円ほどの黒字になった。使用量は昨年より1日あたりで6%減なので、先々月並みの節電状況になったと思ってよいかな。太陽光発電の発電量は、毎日調べているメーター値を検診期間について計算すると、235kWhとなって、自給自足にかなり近づいた。

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2013/06/08

シトロエンC4、8年後

 C4に乗るようになって8年が過ぎた。運転席まわりに現れた変化が以下の写真。サイドブレーキのレバーのボタン部分が剥げた。運転席ドアのパワーウンドウのスイッチも剥げだしている。

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