今朝の千本浜
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愛車シトロエンC4の8年目点検の予約をするためシトロエン沼津に寄った。ショールーム改装中のため、隣のボルボのショールームで営業担当のHさんと話をする。シトロエンのショールームは5月3日から新装オープンだそうだ。ボルボV40乗ってみます?、というお誘いに甘えて試乗する。本皮のスポーツシートの硬い座り心地にローバー・トゥアラーを思い出す。通勤に使っている凸凹の多い荒れた道を走ってみると、固められたサスペンションであることが良くわかる。実に忠実に路面の凸凹を伝えてくれる。全体の印象としては、マツダのアクセラに乗ったときの印象に近い。やっぱりシャーシを共有しているためもあろうが、車の目指す性格が同じなのだと思う。主な用途が通勤や買い物という人には無関係な車だ。
面白かったのは、スピードメーター。デジタルで表示される速さの回りをタコメーターの針が回るようになっているが、このタコメーターの針は液晶上に表示される「絵」である。デジタルをアナログ化して見せているのであった。アイドリング・ストップ機能もあって交差点で停止するとタコメーターの針が0を指して静かになり「A」の文字が表示される。スポーツタイプであってもエコな機能は持っているわけである。
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白色矮星の限界質量を見出し、それを超えた質量の星は重力でつぶれてしまうこと、つまり、ブラックホール、を世界で初めて理論的に導いたインド人天体物理学者のスブラマニアン・チャンドラセカールの伝記である。チャンドラセカールの師である、一般相対性理論でないと説明できない重力による光の屈折を検出したエディントンとの確執が本書のテーマとなっている。
一般相対論を当時一番理解していたはずのエディントンが、チャンドラセカールが一般相対論と量子論に基づき見出した重力崩壊を、徹底的にありえるはずがないと叩いたということは、物理学の歴史の一典型(同時期に、アインシュタインが「神はさいころを振らない」と徹底的にボーアに噛み付き続けたことの方がこの例として有名)であるが、本書を読んで、チャンドラセカールに与えた挫折感の大きさを初めて知った。インドからイギリスに出てきた若者が当時の大権威にこれだけやられたら、トラウマにもなろう。
チャンドラセカールはイギリスからアメリカに渡り、そこで腰を落ち着け、1953年に帰化するのだが、この帰化の前後に、アメリカの第二次大戦後の冷戦時代の水爆開発競争にも関係する(水爆の物理学は恒星の物理学と基本的に同じだ)。このエピソードで、コルゲートという初めて聞く物理学者の名前が出てくる。ブラックホールに関するコンピューターシュミレーションを行ってブラックホールがありえない存在ではないことを示した、ということなのであるが、今まで読んだブラックホール関係の本では見たことのなかった学者名だ。そのほかに登場する学者たちは、20世紀を代表するおなじみの物理学者ばかりだ。
この本は、2009年に出版されたときに気になっていたのだが、映画「ライフ・オブ・パイ」を見たことでついに読む気になったのであった。
チャンドラセカールの著書「星の構造」は確か読んだ気がするが、余り記憶にない。書棚のどこかにしまいこんであるので探し出してみよう。
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以前このブログで東電の「電気ご使用量のお知らせ」の昨年との比較が全然比較できないものになっていることを書いたが、この4月分では、「今月分は1日あたり24%減少しています」と変わった。これでやっと意味のあるものになった。これまでは毎月電卓で1日あたりの量を出して確認していたが、その必要がなくなった。
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