ポパイ・ザ・セーラー、見続けるとしんどいわっと
本国のアマゾンから輸入したフライシャー兄弟の黒白「ポパイ」DVDを今日見終わった。年代順に見ると、今まで気がついていなかったことに気づく。ポパイのほうれん草を食べた後の格闘シーンのスピード感は、同時期のディズニーにはないフライシャーらしさで、40年代のワーナーやMGMのアニメはディズニー以上にフライシャーの影響下にあったように感じる。作品をいくつか見た後で、「アニメーションのギャグ世界」や「世界アニメーション映画史」、’Of Mice and Magic'(日本語版が出ているが、地元の図書館にあるのを見つけたので、まだ、買っていない)、あるいは、'POPEYE An Illustrated History of E.C.segar's Character in Print,Raidio,Television and Film Appearances,1929-1993' Fred M.Grandinetti(1994)などの関係部分を読んで、そういうことか、とうなづいたりしている。
いくつかの作品で、テックス・アヴェリーが得意としたギャグが使われているのに初めて気づけたのは大きな収穫だ。
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