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2011/04/29

スティガのロイヤル

 卓球のラバーの話、再びである。VICTASのVO>101が気に入ったのだが、「フレアストームⅡ」も確かめてみたくなり、使ってみた。スピード優先タイプであるが、回転がかかる。かなり切れたサーブを出せる。しかし、レシーブ時に、相手の切れたサーブに対して過敏に反応する。回転がかかるタイプの表ソフトが嫌いなのは、ひとつにはこのレシーブ時の不安定さにある。ペンホルダー・ラケットで片面だけにラバーを張るなら、フレアストームⅡの方が総合的には良いかもしれないと思うが、VO>101のナックルボールの威力は捨てがたい。シュークにしろペンにしろ両面にラバーを張るなら、VO>101である。

 スティガから新しい表ソフトラバー、ロイヤルが発売されていて、専門誌などでもまだ紹介されていないので、気になって買ってみた。粒が、フレアストームⅡやVO>101などより、一回り小さく、ラージボール用の表ソフトみたいである。ラバー・シートは硬めで摩擦力がある。また、スポンジもミディアムという表示だが表ソフトのスポンジとしては硬めの方である。回転はフレアストームⅡ並にかけられるが、粒が細いためか、レシーブで相手の回転に過敏に反応しすぎないし、ナックルもVO>101くらいに自然に出る。ただ、打球音はVO>101ほど心地よくはない。ペンの片面だけに張るなら、フレアストームⅡよりもロイヤルがいいかもしれない。しばらくは、VO>101とロイヤルを交互に使うことになりそうだ。
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粒の大きさの比較のためのVO>101
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(補記)
 スティガのロイヤルという表ソフトラバーだが、日本では新発売であるが、ヨーロッパでは以前から発売されていたようで、本当に新発売のラバーなら、ITTF登録のメーカーおよび商品番号があるはずなのだが、それがない。また、ラバーのパッケージの裏の商品説明(日本語はないので英語を読んだ)では、スピード・グルーでもノーマル・グルーでもどちらにも対応して性能を発揮する、と書かれていた。つまり、少なくとも、スピード・グルーが禁止されていない時に発売されたということだろう。ということは、テンション系ではなく、テンション系のフレアストームⅡやVO>101と比べるというのは、問題があるだろう。サーブの回転の影響でボールがレシーバーの意思に反して飛んでいってしまうというのは、テンション系の場合に極端に現れる現象である。スペクトルやオリジナルTヴァージョン、同じスティガのクリッパと比べなければいけないラバーであった。クリッパも使ったことがあるが、クリッパよりスピードボールが打てるし、ナックルが出る。滑らないスペクトル・スピードというか、オリジナル(小粒)Sヴァージョンというべきラバーであるような気がする。

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2011/04/28

メイド・イン・タイランド

 近所のホームセンターに久しく品切れだった単1乾電池がたくさん売っていた。パナソニック製だが、黒とか赤の良く見かけるものではなく、緑色である。急な増産で、通常の色では作れなかったのかなと思った。とりあえず、懐中電灯用に欲しかったので、1家庭5パック10個までの限度を買った。家に帰って見ると、象の絵が描いてある。それでよくよく見たら、made in Thailandと書かれていた。
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 我が家にあるその他のタイ製品。バンコクの屋台などで買った象ネクタイ。
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一番右は象ではなくコウモリだが下の方に行くと、実はタズマニアンデビル(ワーナーのキャラクター)がいる。
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 そういえば、D90の18-105mmレンズもタイ製だった。
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2011/04/24

今日の千本浜

 今朝8時半頃の海岸の様子。ここに津波がやってきたら・・・と想像しながらシャッターを押した。防潮堤は5mくらいの津波の想定で作られている。これは安政の東海地震の津波被害の記録を基にした想定らしい。安政より大きかった宝永の地震の時にはどうだったのだろう? 
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2011/04/18

やっと一息、洋らんパーク

 4月28日まで有効の無料入場券があったので日曜の午後、久しぶりに伊豆の国市大仁の洋ランパークに行ってきた。経営が米久になったようで「時之栖IZU・WORLD洋らんパーク」になっていた(後日の注釈:時之栖は米久から独立して別会社になっているとのこと)。さらに、植物園の中に、ミーアキャットや鳥が飼われていて驚いた。ちょっとケアンズの動物園というより、ロックハンプトンのボタニカル・ガーデンを思い出した。
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 この洋ランセンターは道の駅を兼ねており、伊豆フィルムコミッションの観光案内所みたいな小屋もあった。しかし、この小屋の伊豆でロケした映画の紹介はもうちょっとどうにかならないのか。展示の仕方に、映画への愛なりこだわりなりが感じられないのである。

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 土産物屋の入り口にあったサイ(キリンもあった)は、なんかちょっと不気味さがあって面白い。


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2011/04/02

福島原発30km圏内の被ばくについて

 放射線医療の専門家による信頼できる考察が次のブログで読めます。これで本当に避難しなければならない人たちが誰かわかります。

team nakagawa


 東大の早野先生のツイッターによれば、16日に放射性物質のかなりの放出があって(補足訂正:正しくは、15日に放出された)、それ以降に観測されている放射線量は、ヨウ素131の半減期で減少していると考えられ、千葉あたりでは、すでにヨウ素よりもセシウムによる放射線量の方が多くなってきていて、ほぼ横ばいになっていると考えられるということだそうだ。できればこのまま新たな放射性物質の大量放出が起きないでほしいものだ。

 放射性物質と聞くと、何か目に見えない特別なものを考えてしまいやすいが、実際には、ごく小さいチリと変わらない。火山爆発で放出されるような火山灰の更に細かくなったものとイメージしてみるといい。だから、原発からの避難は、火山爆発から避難するのと原則変わらない。三宅島の島民が噴火から11年たってやっと全員地元に戻れた、ということが、今回の場合の避難のいい前例になっている。政府は早くそのこと(10年単位の対象地域の全員避難)を福島の人たちに知らせるべきなのである。

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