まだ中学生
久しぶりにジャズのライブを聞きに行った。場所は清水町のレストラン枯山水。14才の中学生(!)ドラマー平陸をリーダーとしたジャズセッションだ。脇を固めるのはピアノの丈青(ちょっとチック・コリアに似た風貌)、ベースの後藤克臣(実質的にはこの人が演奏のリーダー)。最初に「キャラバン」を演奏したのだが、この曲名が直ぐに浮かばなくて、「チュニジアの夜」だったっけ、うーん、「クレオパトラの夢」だったかなあ・・・とにかくそっちの方の曲だけど・・・、とうとう演奏後の平陸による曲紹介まで思い出せず。休憩時間に妻にそのことを話したら、妻も同じだった。まだ中学生のドラマーの実力に感心したのだが、それよりも洒落っ気たっぷりのアドリブをした後藤克臣(これからソロに入るという瞬間にケータイを鳴らしてしまった客の、その着信音をすぐさまアドリブに使ったのは痛快であった)というベーシストに出会えたことがうれしかったひとときだった。
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