フィルムは燃えている
16mmフィルムは燃えやすいから沢山あると問題だ、と今日、管理職に言われて、驚いた。数年前に、解散することになった高校視聴覚フィルムライブラリーの16mmフィルムを廃棄処分にするので欲しい人に無償で分けるということになって、私を中心に数名が希望してもらったものが視聴覚準備室に置かれていたのを、準備室を別な用途で使えるように片付けたいということで、上記の発言が飛び出したのである。その昔のフィルムコレクター杉本五郎氏の裁判の相手のような半端な知識に基づく発言だ(杉本氏の自宅が火事になったとき、隣家から、燃えやすいフィルムがたくさんあってそこから出火したと損害賠償の訴訟を起こされた)。もちろん、フィルムは私が全部引き取るので片付けますと言って、ジャンクされることがないようにしたのであった。(大昔、映画のフィルムは燃えやすいセルロイド製だった。その危険性のため、現在使用されているような難燃性のフィルムが発明された。16mmフィルムはその後登場したので最初から難燃性である。)
| 固定リンク
コメント