グローブボックスの悲劇
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書くのが遅くなってしまったが、今月の宝島社のパブリックドメインDVD-BOXセットは「プルート」と「フィリックス」であった。ディズニー物はオリジナルの高画質の方でコレクションしたいのでパスしたが、「フィリックス」は、カラーのテレビアニメ版ではなく黒白オリジナル版29本にカラー版(ヴァン・ビューレンのレインボーパレード・シリーズ版)3本という珍しいものなので、もちろん、買いである。
昔買ったきり本棚にしまってあったJohn Canemakerの「Felix THE TWISTED TALE OF THE WORLD'S MOST FAMOUS CAT」(PANTHEON BOOKS、1991年刊)を引きずり出してきて、巻末のフィルモグラフィと比較して見たら、第1作「フィリックスの恋人」Feline Follies(このDVDのパッケージには1916年作と印刷されているが、1919年の間違いである。)から上述の1936年のカラー版まで、各年の作品がほぼ均等に収録されている。とりあえず第1作と最後の「勇敢な王様」Bold King Coleを見た。カートゥーンの技術の向上が一目で分かり、ヴァン・ビューレンのレインボーパレードはつまらないなどと簡単に言ってはいけないのだなあと思うと同時に、フィリックスはやっぱり黒白だ、とも思うのである。
かつて8ミリ・フィルム版で直輸入したFelix the Cat Dines and Pines(Canemakerの本でこの作品の図版が何枚も使われている)が、このDVDに収録されていないのが残念だ。このDVDを見て面白い作品が無いじゃないかと思った人がいるなら、Felix the Cat Dines and Pinesが入ってないからだよ、と私は言いたい。
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先日の日曜日、11月なのに夏日になった暑い日に、お昼をタイ料理屋シーサッチャナーライで食べ、その後、シネプラザ・サントムーンで「プール」を見た。実にタイな半日だった。
シーサッチャナーライへは妻と行ったのだが、メニューを見ながら、これはどんな料理?食べたことある、という会話をしながら、タイに行ったときにも食べた記憶がない、未だ頼んだことのない料理を見つけた。シーサッチャナーライのメニューは、全ての料理が写真で示されていて、タイ語と日本語で料理名があり、人気メニューには更に簡単な日本語で説明が付いているのだが、この料理にはタイ語しか書かれておらず、写真では何かスープのように見える。でも、何が入っているのか分からない。それで、お店のおねーさん(タイ人)に訊ねた。そしたら、卵焼きが入っている辛くはないスープだという。写真では油揚げか薩摩揚げのように見えたきつね色の平べったい物体は、卵焼きだったのである。それで、勇気を出して注文してみた。
これが、やっぱり、美味しい。シーサッチャナーライの料理は基本的のどれも美味しいのだが、スープにつかって汁を含んだ卵焼きが、不思議な食感である。卵焼き料理は、タイに行ったときに、オムレツ風の物が何度か出てきて食べたが、それとは違う。タイのガイドブックなどでもこのような料理が出ているのは見たことがない。おばさんのオリジナル料理かも。
シーサッチャナーライの美味しい料理でお腹がいっぱいになり、口の中にもタイ料理の残り香がある状態で、全編タイのチェンマイで撮影された「プール」を見る。ゆったりと流れる時間、きらめく光、乾期(冬)と思われる季節の気持ちよさそうな風、ビーという名の少年、それらすべてが自分が肌で感じたちょうど10年前のタイの記憶を蘇らせる。チェンマイには行ってないが、東北地方のウボンラチャタニに行った時のこと、バンコク郊外のホームステイ先のこと、ああ、もう一度、あの時間の中にいたい・・・
はるな愛がタイのニューハーフコンテストで優勝したというニュースが入ってきたが、その会場はパタヤのティファニーという有名なニューハーフショー劇場であった。10年前、ホスト・ファーザーに行きたければ連れてってあげるよ、と誘われたのが、この劇場だった。その頃は、タイのニューハーフのレベルの高さを知らず、体調も不安だった(風邪気味で出かけた)ので、断ってしまったのだが、つくづく、連れていってもらうべきだったと、後悔している。
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日本卓球協会のホームページで、この土日に行われたイングランド・オープンの結果を見たら、岸川聖也が、チェン・チー、ティモ・ボルという世界ランク一桁の選手2人に勝って、3位である。それで、国際卓球連盟のページに飛んでインターネットTVでボルとの試合を見た。凄い打ち合いを制して勝っていた。もともとバックハンドに定評がある選手であったが、フォアハンドでも、ボルト互角以上の打ち合いをしていた。また、水谷隼とのダブルスでも2位になっている。これは、来年の世界選手権(団体戦)がますます楽しみになってきた。
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