デジタル3D シーモンスター
表題の映画がサントムーン柿田川で上映されていたので見に行った。タイトルから50年代のSF映画を連想して、イカゲテ映画的な期待をしてしまっていたのだが、ナショナル・ジオグラフィック制作のきちんとした科学映画であった。アメリカで発見されたドリコリンコプスの化石から、その生物が生きていた様子を再現した作品であったのだ。偏光板方式の3Dメガネを渡されて見るもので、箱根の怪しい施設以来の3D映像体験である。スクリーンから時々飛び出してくる太古の水中の恐竜や魚、アンモナイト、巨大なイカに、自分が水中を泳いでいる気分になる。ケーブルテレビで時々ナショナル・ジオグラフィックのチャンネルを見るが、まるっきりそこで放送されている番組と作りは同じ。3Dを意識したCG部分がなければ映画館で見るよりは、科学館のビデオ・ブースで見る方が合っている内容だ。
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