ファイナル・アンサー?
初めてシネマサンシャイン沼津に行った。「スラムドッグ$ミリオネア」がここでしか上映されていないからであった。しかし、今までこの映画館に来たことがなかったのが不思議だ。家から一番近いのに。連休の最終日で天気が悪いので、予想していたより混んでいる。駐車場に車を入れるところでも少し混み始めていて、焦った。沼津の映画館といえば東部事業所のジョイランドだが、新しいシネコンに押されて苦戦している。ボウルビルを建て直して、最新の映画館にする計画はないのだろうか?
一時期イギリス映画が話題になったときに、ダニー・ボイル監督の作品をいくつか見たのだったが、今の職場に勤めるようになってから全然映画自体を見なくなってしまったので(今の職場に転勤になった当初は、仕事帰りに映画館に寄れそうだ、と喜んだのに)、久しぶりのボイル作品だ。
とにかく、純愛物語のハッピーエンドで、インド映画的大ダンスシーンで終わるのが心地良い。でも、映画の冒頭で示される質問へのファイナル・アンサーは、裏読みできるもので、いかにもイギリス人監督の作品らしい。振り返って映画の内容を反芻してみると、全ての質問が、主人公ジャマール(デーヴ・パテル。子役2人はインド人だが、パテルはイギリス人。もしかして、インド系?)の時系列に沿った体験で忘れられるはずのないことに関係しているというのは、でき過ぎじゃない、と思えるわけで、それだからこそ、このファイナル・アンサーを裏読みしたくなるわけだ。
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