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2009/03/28

ちょこっと寄って赤い水

 三島駅北口方面への出張帰りに、かねてから噂を聞いていたショコラティエ・オウルージュに初めて足を運んだ。職場へのおみやげということで10個買っていったのだが、職場の女性陣によって瞬く間になくなってしまった。噂通りに、美味しかった。また、若いオーナーシェフの熱い語りも楽しかった。相当な車好きである。そのためか、この店には土日、近隣の凄い珍しいヨーロッパ車が集合するとのこと。今度は、家へのおみやげを買いに行こう。

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2009/03/21

C4燃費75

■満タン法
走行距離  467.4km
給油量    54.41L
燃費     8.6km/L

総走行距離 36175.1km
総給油量   4064.63L
総燃費    8.9km/L
 
■オンボードコンピュータ
走行距離  467km
燃費    8.1km/L
平均時速  19km/

 今回も通勤主体の近回りのみ。C4は特に問題なし。ハイオクのガソリン代は119円/L。

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2009/03/17

マンザナでもない

 昨日(16日)の朝日新聞の夕刊に「忘れない日系人収容所」という記事が載った。カリフォルニア州マンザナの収容所で写真を撮り続けた宮武東洋のドキュメンタリー映画や写真展が企画されている、という案内の記事だ。マンザナって、先日自伝について書いたイワオ・タカモトのいたところではないか! タカモトの自伝をチェックしてみたら、宮武東洋の撮影した写真が図版にあった。マンザナに収容されていた日系人が後に集まったときの記念写真だ。ということは、すずきずじゅんいち監督のドキュメンタリーや写真展の写真の中に、タカモトが登場しているかもしれないのだ。映画は4月11日から、写真展は4月16日から東京写真美術館で行われる。一番仕事が忙しい時期に重なっているけれど、見に行けるかな。

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2009/03/14

久しぶりの新車

 近くの生協に行ったら、C3、C4クーペのミニカー付ガムが売っていた。見つけてからしばらくの間、買うか買うまいか迷っていたが、最初に見つけたときにあったプジョー407クーペが無くなっていたので、シトロエンが買われてしまわない内に確保した。C4がセダンでないのがちょっと残念。それはそうと、C4の新型を見に行かねば。
C43f
C43b
C4s
C3f
C34pak


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2009/03/13

ポリカーボネートは高音質なCDか?

 最近、SACDと違う、どんなCDプレーヤーでも聞くことができる高音質CDが発売されているというのを知った。たまたま、すみやに行って、その体験サンプラーなるものがお買い得価格で出ているの見つけて、ジャズ・コンピレーション版2枚、SHM-CDとBlu-spec CDを、買って来た。どちらも、基本的には、CD読み取り面のポリカーボネートを、通常のCDよりも透明度が高い光学的な性質の良いものに代えて作られたものだ。比較用に通常CDも付けられているので、早速、聞き比べをしてみた。

 SACDを初めて聞いたときほどの音質の変化は、やっぱり、ない。音のクリヤーさが多少よくなり、全体の音量が少しアップし、低音の、特にジャズ・アルバムなのでベースの低音の響きが改善されているのがわかる。しかし、この程度の差だと、再生装置のグレードやセッテイングなどの違いで、飛んでしまいそうである。我が家のシステム、DENON1500AE+SANSUIAu-α607XR+BOSE464では、その差は大きくなく、通常CDとの価格差分あるか、というと、はなはだ疑問である。しかし、多かれ少なかれ、現在のCDはこの新しい素材のCDに置き換わっていくことは確かな気がする。

 こういう音質の向上というのは、クラシックの交響曲のようないろいろな音色や音域の音の集まりを聞くことで確認する方が違いがはっきり出て良いと思うのだが、今回、ジャズのサンプラーを買ってみたのは、クラシックのサンプラーでいろいろな曲の一部だけを聞く気にはならず、かといって、クラシックでまるまる全曲あるものでは聴きたい曲と演奏家の組み合わせがなく、ふと手に取ったジャズ編の収録曲が、カーステレオで聴くにはいいコンピレーションになっていたからである。SHM-CDは「これがSHM-CDだ! ジャズで聴き比べるサンプラーVOL.2 リバーサイド・プレスティッジ・コンテンポラリー編」、Blu-spec CDは「聴き比べ体感! Blu-spec CD×CD ジャズ編」である。どちらもマイルス・デイビスを中心とする50~60年代のモダンジャズの名曲ぞろいなのである。それが安く、多少なりとも高音質で手に入るなら買わない選択はない。

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2009/03/10

イワオ・タカモトの贈り物

 ディズニー・プロやハンナ=バーベラ・プロで活躍した、日系人アニメーター、演出家のイワオ・タカモトの自伝、My Life with a Thousand Characters(University Press of Mississippi)が出版されたので、早速買ってみた。2007年の年頭にタカモトは急逝したわけだけれど、この本の原稿はその前に書かれていて、その校正中に亡くなったようだ。アニメーション研究家のマイケル・マロリーMichael Malloryが、共著作者になっている。

 この本でタカモトが私の両親と同年代の日系2世だと知った。ということは、太平洋戦争の日系人にとって辛い時代を強制収容所で過ごしているわけで、その頃の話がこの本の冒頭で語られる。戦争末期、収容所にいるときに絵の才能をディズニーに見いだされて、収容所を出てディズニー・プロに就職したということ、ミルト・カールのもとでアニメーターの仕事を覚えていったことなどが、英語では言えないニュアンスを持つ日本語の紹介を含めて、語られる。このあたりは、きちんと読むとかなり面白そうである。

 アニメに関することでは、ディズニー・プロのナイン・オールド・メン、ビル・ハンナとジョー・バーベラなどの今までも色々語られてきた人物について、その直ぐそばで仕事をしてきた立場から語られている。きちんと読んではいないが、目に付いたところに、ビルとジョーは、フランク・トーマスやオーリー・ジョンストンのように私生活でも仲の良いコンビではなかったが、お互いの才能を認め合って仕事をしていたなど、おお、そうかという記述があり、訳すつもりで読まないといけない本だと思う。

Takamoto

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2009/03/09

トムとジェリー DVDBOX

 宝島社から「トムとジェリー」のDVD2枚組みBOXセットが出ている。何で、宝島社?って思ったら、パブリック・ドメイン物だった。たまたま入ったセブンイレブンにあったので買ってしまった。980円である。日本語吹き替えではなく、すべて、字幕である。画質はどうなんだろうと思ったが、今まで出ていたものと変わらない。ワーナーやターナーのクレジットが出ずに、いきなりMGMのライオンである。昔何本か直輸入した8mmフィルム版を見ている雰囲気になる。1953年までの30作品がセレクトされている。この作品の選び方はなかなかいい。邦題はすべて、テレビ放映タイトルが採用されていて、いい加減なタイトルはつけられてはいない。テレビ放映タイトルの原題を明らかにする作業に多少なりともかかわった人間からすると、これはうれしい。

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春のめざめ

 近所を散歩して見つけた春らしさのスナップ。D90+ウルトロン40mmで撮影。

1dsc_0350
2dsc_0352
3dsc_0361
4dsc_0375
5dsc_0372


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2009/03/05

サムシング・エル・トポ

 「アインシュタイン交点」に関することの続き。

 「アインシュタイン交点」には、ビリー・ザ・キッドから発想されたキャラクターが登場するので、西部劇的な部分があるのだが、その部分から連想されるのは、アレッハンドロ・ホドロウスキーの「エル・トポ」である。この映画も「アインシュタイン交点」と同じく1967年の作品である。つまり、「アインシュタイン交点」は、人類が地球を逃げ出してしまった遥かな未来の話であるにもかかわらず、きわめて同時代性の強い小説なのである。「エル・トポ」自体を見直し始めたのだが、この映画そのものから先ず連想するのはガルシア=マルケスだけれども。


 ディレイニーの積読解消で、「ノヴァ」を「アインシュタイン交点」に続いて読んだ。「ノヴァ」の方が、華麗なワイドスクリーン・バロックであり、この小説が訳されてすぐに読んだなら、もっと凄いと思ったかもしれない。自分が、この小説を素直に楽しむには少しトウが立つ年齢になってしまったことを感じた。疑似科学的アイディアとしては、ある種の新星(ノヴァ)で作られる、原子番号が300を超える超元素群、イリュリオンが、面白い。

 質量数が通常の原子核よりも非常に多かったり(中性子過剰)、中性子が少なかったりという原子核でも、ある程度安定な原子核があるという理論計算があって、それを実験的に探す(作る)というのは、天然には存在しない大きな原子番号の原子核を作ることと並んで、原子核物理学の最先端の研究分野である。それら2つを合わせてSFのアイディアにしてしまったというのには、この小説で初めて出会った。それだけ秀逸な着想だと思うが、残念ながら、イリュリオン自体の小説での取り扱いは、プルトニウムをめぐる現実世界での取り扱い、プルトニウムを持っているのものが世界を支配する、とまったく一緒である。

 伊藤典夫の訳者解説に、登場人物の名前の由来が書かれている。その中に、この小説の主人公と呼べる2人組、カティンとマウスについて、キャット&マウス(というより、トムとジェリー)と書かれていた。「トムとジェリー」の日本での認知度を感じるんだけれど、それとともに、作者のディレイニーは、ネコとネズミではない方の「トムとジェリー」をも意識していたのではないかと思う。なぜなら、トムにあたるカティンは人間版のトムと同様に、背が高く、ひょろ長く、一方、ジェリーにあたるマウスは小柄なのである。もし、伊藤典夫がそこまで調べていて、「トムとジェリー」と書いたなら、脱帽である。

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