びっくりするスカラの終わり
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を見に行こうと思って、ジョイランドの上映時間を検索したら、本作品を上映しているはずのスカラ座があるボウルビルに入っている劇場の上映時間がない。グランド劇場というスカラ座より遙かにスクリーンの小さい劇場でしか上映していないらしい。web上のトラブルで表示されていないのかもしれないと思い、ボウルビルまで行ってみた。見事に閉鎖されていた。昭和39年に7月にオープン以来44年間ありがとうございましたという内容の看板が置かれていた。ボウルビルの取り壊しになってしまうのか、と思い、確かここで始めてみた映画は「ピーターパン」ではなかったか、最後に見たのは・・・思い出せない。家に帰って日記を見たがこの2年間スカラ座には行っていないことがわかっただけ。閉鎖が分かっていたら、何か見に行ったのに!
さて、「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」であるが、「アメリカン・グラフィティ」で始まり、クライマックスは「未知との遭遇」という同窓会的乗りの、楽しい映画であった。そう思った最大の理由は、ラストの結婚式のシーンの参列者の中にジョン・ハートの顔を見つけたからである。クリスタル・スカルの秘密を知るインディの友人オックスリーを演じていたのであった。また、1957年という時代設定にしたのは、ルーカス=スピルバーグの映画への思いが、この絶妙の年になったのだろうと思う。映画の黄金時代、および、映画的な黄金伝説を信じられた世界の終わりの年として。
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