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2008/03/27

C4燃費57

●満タン法
  走行距離  445.7km
  給油量    54.79L
  燃費     8.1km/L

  総走行距離  27522.1km
  総給油量    3089.54L
  総燃費     8.9km/L

●オンボード・コンピュータ
  走行距離  445km
  燃費     8.2km/L
  平均時速  18km/h

 ガソリン価格が4月に下がるのが確定したためか、ガソリンスタンドに行ったらいつもよりはるかに客が少ない。

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2008/03/22

GIGAさらば

 25年以上使ってきたビクターのAV-H29S(GIGAというシリーズ名だった)の人の顔の発色のひどさについに耐えられなくなって薄型横長テレビに買い換えることにした。10年位前に一度映らなくなって修理に出した故障が一度だけで、大型ブラウン管テレビとしては良い製品だったと思う。いわゆる地デジについては、我が家はケーブルテレビなので、すでに地デジ対応のセットトップボックスを使う契約に換えており、今のテレビのままでも問題はなかった。だから、テレビが音を上げるか、見ている我が家族がその画質に音を上げるかの問題であった。

 買い換えるテレビの第一条件としては、今のテレビよりも消費電力が大きくならないこととした。29型を買い換えるには、37V型とか42V型とかと宣伝されているが、画面の縦のサイズを調べてみると、32V型がほぼ同じ高さである。消費電力の面から、どうなのかを調べてみたら、32V型までは今のテレビの消費電力155Wを越えない物があったが、37V型になったらすべて消費電力は155Wを越えてしまう。同サイズでは確かに消費電力は小さくなるように進化してきているが、より大きいテレビに買い換えさせようというのでは、消費電力は大きくなってしまう。省エネ(同じ条件で比べるなら、確かに省エネにはなっている)と宣伝しながら、実際には電力消費は増大してしまうように商品を売っているのでは、京都議定書を守るのは至難の業だ。

 液晶かプラズマかということでは。消費電力でおさえてしまったので、液晶になる。液晶で消費電力が小さい物を調べると、やはりというか、シャープになった。ということで、アクオスの32V型から選ぶことにした。フルスペックのハイビジョンタイプは消費電力が条件を越えてしまうので、倍速120Hzタイプか否か、ということになる。店頭で見比べて、やっぱり120Hzが残像が少なくって良いので、アクオスLC-32GH4に決定し、nojima沼津店で14万円で購入した。

 新しいテレビを見た瞬間に、緑がきちんと緑であるというのに気が付いた。AV-H29Sはどうやら緑が一番劣化していたようだ。人の顔色もずっと自然になった。家族で、これは本当はこんな色だったんだと、妙な感動をした。
 

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2008/03/18

「物理学者、ゴミと闘う」広瀬立成 講談社現代新書

 地球環境問題について、物理の熱力学第2法則(いわゆるエントロピーの法則)が有効な指針を与えるというのは、すでに槌田敦の「資源物理学入門」(NHKブックス、1982年)で、明らかにされてはいるのだが、一向に環境問題を考える人たち(特に、役所の環境問題担当の人たち)の共通認識になっていないように思える。物理的な基本法則から説き起こして書かれた、勝木渥「環境の基礎理論」(海鳴社、1999年)というきちんとした「教科書」もある。表題の本は、自身の地元で起きたゴミ問題に関わる中で、高エネルギー物理学者である著者が、この物理学からの環境問題への視点を一般向けに解説した本である。日本での環境問題の先端を走っていたこともある我が沼津市の、市長や市会議員のみなさんに是非読んで欲しい本である。高校生でも分かるように書かれたこの本を、環境問題についての怪しげな本を読むより先に、きちんと読んで欲しいのだ。

 この本を読んで分かって欲しい第1のことは、環境問題について何が怪しくて何が怪しくないかは、熱力学第2法則に照らし合わせれば、基本的には誰にも判断できる、ということである。とはいっても、色々な要素が絡み合っていて本質的に非線形な地球環境のことであるから、槌田敦ですら自分の主張を強調するために怪しいことを書いてしまう、実に危険な分野でもある。広瀬立成にしても、本当にそうなんですか、と問いただしたくなることを表題の本でも書いてしまっている部分がある。

 熱力学第2法則に基づく地球環境の理解の大事な部分というのは、エネルギーは太陽光線のエネルギーとして地球に入射し、それが地表面で色々なエネルギーに形を変えて、最終的に熱エネルギーとなり、水の存在で地球大気の上層から赤外線として、入射したのと同じ量のエネルギーが出ていくということであり、この一方通行のエネルギーに対し、物質は循環している、ということである。このエネルギーの流れと物質の循環に、人間がどのように関係してしまっているかが、環境問題を考える基本である。

 現在の地球環境問題というのは、人間が利用したエネルギーと物質がどうなっていくかを、きちんと考えることが必要なほど、人間の地球上での存在が大きくなってしまった、ということが最大の問題なのである。

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2008/03/17

C4のサスペンション

 Motor Fan illustraed vol.18のサスペンション・ウォッチングに、シトロエンC4とプジョー307の兄弟車が取り上げられていて、ダンパーのピストンのバルブの写真などがあり興味深い記事だったので、思わず買ってしまった。ストロークの長さとダンパーのピストン径の大きさが、国産同クラスより大きいという物理的事実がシトロエンやプジョー特有の乗りごこちにつながっているという、いわば、基本に忠実に作られているということが指摘されていた。本特集のプラットフォームの記事も面白い。

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2008/03/09

久しぶりに、アニメ関係の洋書を買った

 その1.Barry J C Purves著 Stop Motion(Focal Press 2008)
Stopmotion
 これは、以前書いたSASHAの人形の作者Sさんがイラストを描いている本である。Sさんは、広島のアニメフェスでであった人形アニメ(「ネクスト」「スクリーンプレイ」など)の作家である、この本の著者バリー・パーヴスのイギリスのスタジオに遊びに行ったりするほどの親交がある。Sさんからこの本の出版の話を聞いたときには、パーヴスが自身の作品について語っただけの本かと思ってた。ところが、古今東西の人形アニメやその周辺分野(人形劇や腹話術など)、さらには、人形アニメ製作の裏話について書かれている、これ1冊で人形アニメが良く分かる本であった。
Stopmotione
 「アニメの歴史について書かれた本では何故か、人形アニメが無視されている」と、この本の執筆の動機を語る部分では、その昔、ジョー・アダムソンが「TEX AVERY King of Cartoon」で「映画の歴史が書かれるときには、ドキュメンタリー映画については言及されるのに、何故かアニメーションは無視される」と書いていたのを思いだしてしまった。また、パーヴスを人形アニメの世界に誘ったのはレイ・ハリーハウゼンであったという話には、パーヴスはやっぱり自分と同世代であったのだなあ、と初認識。


その2.THE HANNA-BARBERA TREASURY(INSIGHT EDITIONS 2007)
Hbtreasury
 これは、SCMの新年会をやったとき、わいりーさんから教えてもらった本。所々にポケットがあって、動画用紙のコピーやらキャラクター・カードの復刻複製などが入っていて、楽しい。SCMの新年会でカラオケに行ったときに、「電子鳥人Uバード」(原題:BIRDMAN)を歌いたかったのに曲がなかったのが不満だったので、この本にBIRDMANの絵なんかがたくさんあって、ちょっとうれしい。
Hbtreinside


その3.Jerry Beck他著  The ANIMATED MOVIE GUIDE( A Cappella Book 2005)
Animov
 その2の本にも関わっている、アニメ研究家ジェリー・ベックが中心になって書かれた劇場用長編のガイドブック。ミシュランのように星印の数で評価されている。星4つが最高評価で、2つが水準作。日本の作品もたくさんある。パラパラ見た印象では、ディズニーと宮崎アニメの評価が高い、というある意味当たり前の評価である。しかし、例えば、日本では評価が高い「やぶにらみの暴君」、アメリカ公開タイトルThe Adventures of Mr.Wonderbirdやディズニーの「不思議の国のアリス」が星2つ半であるのに、「アラジン」が星4つというちょっと、不思議に感じる部分もある。
Animovinside
 面白かったのは、「ライオンキング」に対するコメントで、日本のマンガ・ファンから「ジャングル大帝」に似ているとクレームが付いたということを紹介している。この中で「ジャングル大帝」の作者を、Ozama Tekuzaとしているのだが、「クレオパトラ」や「千一夜物語」などの手塚作品の項目ではきちんと、Osamu Tezukaとしてあり、索引にもOsamu Tezukaで載っている。不思議だ。


その4.Jerry Beck著  LOONY TUNES THE ULTIMATE VISUAL GUIDE (DK Publishing,Inc. 2003)
 これまた、ジェリー・ベックの本。タイトルそのままでの本である。今まで出ていたワーナー漫画の本では大きく扱われていなかったマイナー・キャラも見開きページで大きく出ていたりして楽しい。なにより、英文が少ないのが良い。

Loony
Loonyinside

その5. Frank Espinosa文 San Wei Chan絵 Draw the Loony Tunes (Chronicle Books LLC 2005)

 副題にキャラクターデザイン・マニュアルとあり、これがこの本の内容を一言で示している。ワーナーが版権の総元締めのためか、ハンナ・バーベラのテレビアニメのキャラクターの絵も使われている。 これを見れば、バッグス・バニーを上手く描けるようになりそうだ。

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2008/03/08

隼、北京へ

 水谷隼が北京オリンピックへの切符を手にした。国際試合の場にはほとんど出てこないので世界ランクは低いが韓国並に強かった(と思われる)北朝鮮の選手に苦杯をきっし、岸川とも戦わなくてはならない状況になったにもかかわらず、決定戦が蒋澎龍になったという運もありつつ、フルセットのジュースという試合になって勝ち取ったのは、オリンピックで勝つための良い試練だった。水谷との試合で負けてしまった岸川も、予選リーグで負けた北朝鮮のカットマンに雪辱して、オリンピック出場権を得た。これで、北京オリンピックでの団体戦は、女子よりも男子が期待できる状態になった。以前、世界ジュニアで勝ったときに、水谷隼が中国選手をなぎたおして金メダルを取るかも知れないと書いたが、とりあえず、そうなるための条件が整った。いやあ、北京へ行きたくなってきたぞ・・・って、自分が面倒を見ている卓球部の練習が最盛期にオリンピックじゃないか。

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2008/03/05

C4燃費56

●満タン法
  走行距離  417.2km
  給油量    52.50L
  燃費     7.9km/L

  総走行距離  27076.4km
  総給油量    3034.75L
  総燃費     8.9km/L

●オンボード・コンピュータ
  走行距離  417km
  燃費     8.1km/L
  平均時速  19km/h

 今回は、御殿場1往復以外はいつもの近回りのみ。

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2008/03/02

世界卓球日本男子銅メダル

 卓球日本男子チームの韓国との凄い戦いが終わり、銅メダルが決定した。戦前の予想では、ドイツに次ぐグループ2位で決勝トーナメント進出が妥当なところではないか、ランキングが6位なので、ベスト8に入るのが順当なところか、と思っていた。ところが、ドイツのエース、ボルが怪我のため出場しないということになって、リーグ1位になれる可能性が出てきて、水谷隼がスーパープレーを連発すれば、メダルも可能かなと思っていた。でも、予選リーグで、ロシアやフランスに苦杯をなめる可能性もある。女子のようにまあ、3位には入れるだろうというような読みがしにくいのが男子の卓球だ。優勝候補の中国だって、女子のような安泰さはない。男子の方が各国の各選手の力が接近しているのだ。だからこそ、福原愛より水谷隼の方が世界チャンピオンになれる可能性が高いのである。そういう中での久しぶりの銅メダルは価値がある。

 今回の韓国戦で一番良かったのは、テレビ東京が深夜ではなく、ゴールデンタイムに放送してくれたことだ。ユ・スンミンというとんでもない選手と互角の戦いをする水谷の姿を多くの人に見てもらえたかと思うと、これは、銅メダルを取ったことよりも、今後の日本男子の卓球チームにとって大きなプラスになると思う。あの、女子にはないダイナミックなラリーを見て、卓球に対するイメージを変えた人間も多かったのではないか。北京オリンピックのテレビ中継での男子卓球の扱いも良くなる気がするのだ。

 とにかく今回の世界選手権で、水谷隼が順調に成長して、世界のトップまであと少しというところまで来ているのが確認できて嬉しい。実際には、ここから先が、常人を超えた世界になっていくので大変なのだが、4年後までには世界チャンピオンになって欲しい。また、松平健太を初めとする更に若い世代の才能ある選手達が成長して、帰化選手に頼った等と言われない団体チームで金メダルを取って欲しい。実際、取れる可能性は十分にあるのだ。

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