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2007/10/30

萬福の醍醐味

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 この間の日曜日、義母と出かける日帰り京都旅行第3回(最終回?)を行った。今回は洛南の萬福寺と醍醐寺を見て回った。萬福寺はなんといっても普茶料理である。予約をしないと食せないということなので、妻が予約の電話をしたら予約がすでにいっぱいで、瑞光院を紹介された。それで、昼食の普茶料理は萬福寺横の瑞光院で食べることになった。この瑞光院、襖絵が南画の巨匠直原玉青の作だという。私たちが食事をした部屋の襖絵は、そんなにすごい大家が書いたようには思えない、短時間で描き上げたような絵だった。一方、入り口の観音堂の天井の龍の絵はなかなかのものだと見上げた。
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 瑞光院でよかったのは、住職の料理の解説と、水禽窟の音を聞かせてもらえたこと。「日本の音」というCDを持っていて、その中に水禽窟の音が入っていたからCDでは聞いたことがあったが、本物を聞くのは初めてである。竹筒に耳を当てて聞くようになっていた。金属的な高く澄んだ音。

 醍醐寺は、やはり三宝院の庭が素晴らしい。外人観光客もたくさんいた。紅葉最盛時には観光客はこんなものではなかろうなと思う。でも、奥の金堂や五重塔の方には人はまばらであった。醍醐寺に行った驚きは、実は、醍醐寺そのものではなく、醍醐寺下から地下鉄駅まで拡がる、ここ数年でできたと思われる大ニュータウンであった。
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 京都駅に戻ったら、天井が開いていてライトアップされた京都タワーが見えた。ちょっとSF的なイメージである。
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 鬼瓦については、萬福寺でお坊さんの物を見つけた。
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2007/10/27

はるかな星がふるさと、か

 今朝の朝日新聞の土曜版「be on Saturday」を見たら、1面トップに、宇宙の彼方に消えた恋、その下の写真が円谷プロの怪獣倉庫の写真、モロボシダンと友里アンヌ「ウルトラセブン」と続いていて、普段は写真を見て終わりにしているのに、今回は記事を2面まで読んでしまった。いわゆる円谷ファンには既によく知られている内容でしかなかったが、30年前に何度か祖師ヶ谷大蔵に足を運んだことを思いだした。

 それは、円谷プロの電話番号が分かったので見学したいと電話してもらえませんかとサークルの後輩に頼まれたことから始まった。意を決して電話したら、電話口に出たのは今日の朝日新聞の記事にも出ている満田かずほ(字が出ない。禾齊という字です。)さん。その時には、まだ円谷プロ関係の本など出ておらず、満田さんが「ウルトラセブン」などの監督をしていたなどとは、私は知らなかった(番組のタイトルで見てはいたのだろうが、小学生がそんなスタッフ名を気にとめることなどなかった)。ただの営業事務の担当者だと思って、こちらの見学の意向を伝えた。そしたら意外にも、すんなりとこちらの希望通りに話が進み、見学できることになった。その時に怪獣倉庫や東宝ビルドの撮影の様子(「アイゼンボーグ」を撮っていた)を見せてもらった。

 この最初の見学のおみやげに、「ウルトラマン 電光石火作戦」の白黒16ミリ・フィルムをもらった。これは今、私の手元にある。旧作のフィルムを借りられることも分かり(もちろん有料。確か30分番組のフィルム1本で1万円だったと思う。)、大学祭での上映会のために借りるようになった。金のない大学生であったので、サークルの仲間それぞれが自分の見たい作品を1つ選んで出資し、代表が集めたお金を持って祖師ヶ谷大蔵に行きフィルムを借りてきた。暗くした中で見る「怪奇大作戦」の実相寺昭雄監督作品などは、TV放映時には気付くわけもなかった映像の凝り方にうなったものであった。(ビデオ普及以前には、どこからかフィルムを借りてくる以外に、作品を見直す手段はなかったのである。)

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2007/10/23

C4に関する2つの出来事

 職場のフランス車クラブ会員No.3氏(と私が勝手に呼ぶことにしているだけだが)が、突然、知り合いが最近C4を買ったのだけれど、ちょうど3速から4速にシフトアップするような速度域でミッションから変な音が出て気になっている、メーカーの問い合わせたらそういう音が出ても仕様がないものであると回答があった、あなたのC4はどうですか?、と尋ねてきた。私のC4ではそのような症状はないので、そんなことないですよ、と答えた。彼の知人はそのほかの部分はものすごく気に入っているそうである。こんなことで、C4をあきらめてしまうことにつながったら残念だなあ。

 以上のような話を聞いたその日の夜、家に帰ってきたら、シトロエン沼津のメカニック氏から電話があった。クルーズ・コントロールがその後どうかの確認である。先週のドライブで問題がなかったのでそのように伝えた。過去、様子を見てください、となった時に、こちらから何かを言わない限り音沙汰なしという経験しかなかったので、シトロエン沼津の印象点アップである。

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2007/10/22

秋のくも

 秋の空が美しい。雲の形が美しい。と、デジカメ写真を撮った。写真を確認したら、青い空を背景に、蜘蛛が写っていた。隣の家の植木の間に巣を作っていたのである。これは面白いと、探してみたら、蜘蛛がいっぱいいるのである。しかも、ほとんどが大きい黄色い縞模様のと褐色の小さいのがペアになっている。おもしろいってことで、何度もシャッターを切った。
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2007/10/18

「クルマでわかる物理学」古川修 オーム社

 「大学生から技術者まで楽しく学べる物理の教科書」とサブタイトルがついているが、高校生でも興味があるなら読めるのではと、思いつつ読んだが、高校で習う微積分と物理のある程度の知識は前提としている。そのため、理工系出身でないクルマ好きに薦めるのはちょっと躊躇してしまう本だ。クルマを物理の基本法則から知りたいという人には薦められる本だ。

 著者は、ホンダに25年間勤め、プレリュードの4WSの開発等を担当したのちに、芝浦工業大学の教授になったという経歴なので、ホンダ提供の図があったり、自動車の開発現場の話が囲み記事で章の終わりにあったりして、通常の大学の理工系向きの物理の教科書よりも、自動車好きには興味が持てる。力学、熱力学、電磁気学、そして、最後には特殊相対論まで解説している(GPSを取り上げて一般相対論まで解説していたら、もっとすごいのだが)。私にとっては古典物理学の復習、特に、高校では扱わない回転運動に関する部分は、良い復習になった。

 5章(全部で6章立て)の「クルマの性能」が、私には初見のクルマに特有の物理学で、このようにハンドリングやサスペンションの評価をモデル化するのか、と興味深く読めた。ただ、この章になって初めて出てくるドットを使った時間微分の表記がまったく説明されていなかったり、物理的には?な用語の使い方が少しあって気になった。

 自動車ではタイヤが大事ということを読み終えてつくづく思う。C4のタイヤもそろそろ別なものに替えようかなあ、という気持ちがわいてきた。

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2007/10/17

C4燃費49

●満タン法
  走行距離  651.1km
  給油量    53.82L
  燃費     12.1km/L

  総走行距離  23747.8km
  総給油量     2656.55L
  総燃費     8.9km/L


●オンボード・コンピュータ
  走行距離  651km
  燃費     11.7km/L
  平均時速  32km/h

 今回は、伊良湖往復あり(高速は、行きは沼津→浜松、帰りは浜松西→静岡間走行)。

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2007/10/16

ブレーンズヴィルのリサは天才!

 リサ・ランドールの「ワープする宇宙」(原題を忠実に訳すと、曲がった余剰次元)を読み終えた。第1次超ひも理論革命時代の「超空間」(ミチオ・カク)、第2次超ひも理論革命時代の「エレガントな宇宙」(ブライアン・グリーン)に続く、極微の世界と極大の宇宙をつなぐ最新物理理論の立役者による数式なしの解説書である。文字だけで、本来数学を駆使して表わされる抽象的な多次元空間の話をするんだから、読者にも労力を強いる内容である。それを少しでも飲み込み易くするために、各章の最初に、ポップスやロックの有名な曲の歌詞が引用され、著者による「不思議の国のアリス」のような短い物語が置かれている。これは、なかなかいい試みだ。

 不覚にも、ランドールの理論の存在を私は知らないでいた。ラマン・サンドラムとの論文が1999年に発表され、2001年にはその内容が「現代物理学最前線5」(共立出版)で解説されている。20世紀までの私であったら、少なくとも「現代物理学最前線」を見つけてすぐに買っていただろうに、と思う。もっとも、この時期、公私共にいろいろあったので、物理の最先端に対する興味をやや失っていたことは確かだ。こんなにエキサイティングな5次元世界があることを、知らないでいたのは、ちょっと悔しい。超ひも理論は現実的な実験可能な範囲での予言は全く出来ていないのだが、5番目の空間次元の存在は、もう少ししたら加速器実験で到達できるエネルギーでの新粒子の出現を予言している。となると実験物理屋さんも注目するわけで、今一番の話題となるのも無理はない。次元の概念が揺らいでいるという解説も、目から鱗である。

 

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2007/10/15

伊良湖黒潮総会

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 第38回アニメ総会に行ってきました。部屋割りがSCMグループで一緒だと思っていたら、自分だけ、久しぶりに参加するオールド・アニメファン(今回の主催サークルTACを作り、上京してアニメーターになった後、SL写真家として有名になった南正時さんなど)部屋に。参加者の顔ぶれを見て、こちら側に入れられても仕方がない年齢になってしまったか、と妙に納得する。

 シトロエンC4で出かけたので、東名走行中に気になるクルーズコントロールを使ってみたが、不具合は発生せず。前回急に使えなくなった時と同じように、設定速度を変えるということを何度かしてみたが、問題なし。いったい、突然使えなくなるというのは何だったのだろう。

 伊良湖とアニメ総会というと、1982年第13回総会の時(参加者全員でアニメを作るという企画がメインで、当時学生だった庵野秀明がいかにも庵野らしい作画をしたのが記憶に残っている)、やはりTAC主催で知多半島の内海で行われた時に、この伊良湖からフェリーに乗っていったことを思い出す。そのときと同じように東名を浜松インターで降りて1号線から湖西市白須賀の交差点で42号線に入っていった。82年の時の記憶は薄れ、88年に当時勤めていた職場の同僚と買い換えたばかりのシャトル56iで伊勢に渡った時にも通ったなあと思いつつ、沿道の畑とメロン狩りの看板はその頃と余り変わっていないようだが、こんなに時間がかかったかなどとも思ってしまう。同じような光景は記憶の中でカットされてしまったのだろうな。

 かつて無理やり参加者にアニメを作らせたTACだからか、いや、自主制作のTACだったから(今回の総会でかつての作品集が8ミリ映写機で上映された)、今回、3秒間18枚のパラパラアニメの「宿題」があった。作画用紙をスキャナで取り込んでWEBページにして1秒約6枚のスピードでページを切り替えてアニメに見せるというものである。この「宿題」は任意であるが、悩んだ末、前日に18コマの絵を描いた。アニメになる絵を描くのは実に久しぶりである。自己紹介のときに、自分のものがスクリーンに映し出されるのだが、2CVでやってきたK.Jr.君も、まるで同じ発想だった。つまりは、C4のトランスフォーマーCFのもじりである。私はK.Jr.君のような画力はないので、単純な線画のメタモルフォーゼ・アニメにしたが、彼は自分の運転する2CVをきちんとロボットにした。しかも色つきで。
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 土曜の朝、出かけるまでに時間があったので、テレビのチャンネルをパラパラ回していたら、ケーブルテレビの自主放送チャンネルで、2000年7月にwowowで放送されたオーストラリアの鉄道の旅が放映されていた。ケアンズ、ロックハンプトン、ブリスベンという私が行ったことのある都市の紹介も入っているので、ちょっと懐かしく感じて見続けた(実はこの番組、初めてのオーストラリア、それもロックハンプトンに行くことになった時に、その直前に放送され、情報の少ないロックハンプトンという町の様子を知りたくて、見ていたのであった)。そして、今度ロックハンプトンに行くようなことがあったら、ブリスベンから列車で行くのもいいかもなどと思ったりしたのだが、よもやそのときには、総会で、南さんが鉄道写真家に転進したばかりの頃8ミリフィルムで撮ってきた、今はもう走っていないヨーロッパの特急列車の貴重な映像を見られるとは思ってもいなかった。こういうアニメ以外でも貴重な物が見られるのが、総会の良さだな。

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2007/10/11

ルーニー・シールズ

 自分ではアニメ・キャラ商品は積極的には買わないのだが、妻や娘が雑貨屋などでワーナーやハンナ=バーベラなどのキャラクターの物を見つけると買ってきてくれる。そんなわけで、なんとなくコヨーテ君の物などがまわりに増えてきた。
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 最近、片浜駅そばのお宝中古市場(万代書店とついこの前までは名乗っていた)で、100円シールの販売機にワーナー物があるのを見つけた。何が出てくるのか分からないのはガチャガチャと同じ。コヨーテが出るまでと頑張って、20枚。だぶりが5枚出た。シールの裏を見ると、16種類有るようだ。バッグスが出ていないので、きっと最後の1種類はバッグスであることは確実だ。「不思議なカエル」のミシガンや背中で子猫を飼っているマーク・アンソニーとその子猫(プシーフット)というマイナー・キャラもあって、私には実にうれしいシールだ。バッグスが出るまで、自分で買ってみようかな。

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2007/10/10

ブルータスの真相

 ポパイのライバルは、ブルートである。ところが、このブルートという名前が途中でブルータスに変えられた。この変更の理由として、どこで誰が書いたのかもう忘れてしまったが、ディズニー・プロから犬のプルートに似ているとクレームがついて変更になった、というのを読んだ記憶がある。ところがである。読もうと思っていたが放り出したままになっていた”Popye:An Illustrated History”(Fred M. Grandinetti;1994)を何の気なしにパラパラめくって、目に留まったページを読んだら、次のように書いてあったのだ。

 (「ポパイ」の権利を持つ)キングフィーチャーが1960年に「ポパイ」のテレビアニメ版を制作しようとした時に、ブルートはフライシャーやフェーマス・プロ制作の劇場版「ポパイ」のアニメに出てきたキャラクターで、その権利はこれらの漫画映画を公開していたパラマウント映画にあると誤解して、ブルータスに変えてしまった。実際には、キングフィーチャーが権利を持つセガーの原作漫画に先にブルートが登場していたにもかかわらず。

 さらに驚いたのは、この1960年の「ポパイ」のテレビアニメ版は、ジーン・ダイッチやハラス=バチェラーが実際の製作に関わっていたこと。買ったときに、多少とばし読みでも良いから目を通しておくべきだった、とつくづく思う。

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2007/10/09

夕空晴れて秋風吹く

 雨が上がって、夕日が顔を出した。速く流れる低い黒い雨雲、ほとんど動かずに夕日に染まる白い雲。これはと思って、デジカメ2台を持ち出しシャッターを切った。リコーのR5Jの「色の濃さ」を「濃い」に指定して撮ってみたら、フジのE510と色の差は縮まり、空の青さは良い色が出るフジに近くなった。しばらく、この「濃い」モードで撮って見ようと思う。
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以上R5Jでの撮影。

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こちらはフジE510での撮影。

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2007/10/05

C4燃費48

●満タン法
  走行距離  442.8km
  給油量    53.32L
  燃費     8.3km/L

  総走行距離  23096.7km
  総給油量     2602.73L
  総燃費     8.9km/L


●オンボード・コンピュータ
  走行距離  442km
  燃費     8.2km/L
  平均時速  19km/h

 今回は長距離、高速移動なし。通勤中心の通常の街乗りパターン。

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2007/10/04

煩悩悔いる

 今回もたくさん写真を撮ってしまった(写真に興味を持った娘と合わせてだが)。しかもフィルム・カメラの方で無駄なものを撮ってしまったなあ、と後で後悔するものが多数。雨が降っていて条件が悪かったこともあって、フル・マニュアルのFM10(プラナー50mm)ではピンボケ多発。同じカメラを使ってきちんとピント合わせができる娘から叱責される始末。デジカメは、R5Jのみにしようかなと一度は思ったが、ファインピックスE510との違いをもう少し追求したくて、2台とも持っていった。もちろんコンタックスT2も使用。プリントされた写真を見て、曇天で開放露出になるような状況でのツアイス・レンズの味を再確認。これは自分の持っているお買い得デジカメではとても出ない味である。Bokefh000024T2で撮ったボケ封じ観音。前回の記事のはR5Jで撮ったもの。

 ブレ防止機能がついているR5Jだが、室内で人間を撮るときには結構働いてくれるようなのだが、今回の雨の竜安寺の石庭のように細かい砂利石が連なるような風景ではぶれていること自体が判断出来ないようだ。広角側で撮っているのに微妙にぶれているのがわかるのである。このくらいのぶれはぶれ防止でなんとかなりそうに思えて何度かシャッターを切ったのだが、ぶれは消えなかったのだ。

 R5Jについて更に使用感を述べれば、カメラ任せにするよりはホワイトバランスや感度などをADJボタンで設定して撮る方が望みの絵が撮れるということだ。E510(オリンパスの1眼ではないぞ)はフルオートでまあまあ満足な絵が撮れるのと対照的だ。この辺がマニア受けするリコーのカメラということか。

 今回も鬼瓦を意識して撮った。今回の収穫は、千本釈迦堂のおかめ鬼瓦である。おかめの千本釈迦堂、でございます。仁和寺の人が立っているものも面白かった。
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 最後に、自分なりに上手く撮れたという物を1枚。イノダコーヒ本店の壁に掛かったバスター・キートン。
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2007/10/03

煩悩老いる

 最近、物忘れやちょっとした見間違い、授業中で解いている問題の計算ミスが続出してしまっている。定年まであと10年を切る年齢になるとこうなるものかとつくづく思ってしまう。何か妙法はないか?

 富士スピードウエイでF1レースの決勝が行われていた日曜日、義母との日帰り京都旅行シリーズ第2回を敢行した。今回の我が家族の「はまり場所」は千本釈迦堂であった。ここにある快慶、定慶の仏像が見たくて行ったのだが、ツボにはまったのは、おかめ観音とボケ封じ観音であった。冒頭に書いたような状態の私が、ボケ封じ観音を特に念入りに拝んだのは言うまでもないことである。
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 今回は食にも少しこだわった。観光コースは、竜安寺→仁和寺→千本釈迦堂→相国寺である。竜安寺(外国人たくさん)から仁和寺に向かう道沿いに、御室さのわというカフェがあるが、そこにまず寄った。和風モーニング・ティーである。数量限定のロールケーキセットがあるというので、それを頼んでみた。餡クリームが甘すぎずなかなか美味しかった。
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 仁和寺を見て回った後の昼食は、仁和寺正面にある京懐石とフレンチを合体させた料理を出す店佐近でちょっと豪華なコース料理。メインディシュが近江牛のステーキの「橘」というお任せコースを楽しんだ。京料理風の薄口の味付けが、我が家族の口に合い、色々な素材を使った料理が少しづつ食べられたのが良かった。10年前だったら量が足りないと思っただろうけれど、今の自分には丁度良い量だった。
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(続く)

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