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2007/08/31

クルーズ・コントロール不調

 以前カーグラフィック長期テストで報告されていたクルーズ・コントロールが使えなくなる症状が、我がシトロエンC4でもついに出た。先日家族で静岡パルコに出かけたときに久しぶりに東名高速を走行した。そのときに、クルーズ・コントロールを使い最初95km/hに設定したしばらく走った後、流れが悪くなってきたので、速度設定を下げようとしてマイナススイッチを押した途端に、ピーという警告音がして、serviceの赤文字が点灯しMFDにspeed control system is faultyと表示がでた。それで、クルーズ・コントロールの使用をやめ、通常走行に戻した。クルーズ・コントロールを使わなければ、何の警告も出ないので、そのまま静岡往復をして、帰宅した後、シトロエン沼津へ。メカニックに見てもらったところ、症状とコンピュータに履歴の記録があり、通常走行では問題ないということだった。修理には時間が掛かるということで、後日代車を用意してもらって入院することになった。

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2007/08/30

「生物と無生物のあいだ」福岡伸一 講談社現代新書

 その昔、高校1年生の生物の最後の課題に「生命とは何か」についてレポートを書けというのがあった。何故、そんなことを今でも覚えているかというと、このときに、量子力学の立て役者シュレーディンガーの「生命とは何か」を読んで、「生命は負のエントロピーを食べて生きている」という見方にショックを受けたからだ。表題の本でもシュレーディンガーの「生命とは何か」を第8章で取り上げている。この本を買って読むことにした最大の理由が、このシュレーディンガーへの言及である。

 シュレーディンガーが「生命とは何か」を発表する少し前に、シェーンハイマーが生物を構成する分子や原子が恐るべき速さで入れ替わっている、という重大な発見をする。このことは、生命を理解する上で大切なことであるが、高校の教科書でもさらりと触れられているだけで、一般にはきちんと理解されていない。だから、コラーゲン不足の人間にコラーゲンを摂取させればいいというようなシェーンハイマーが発見したことと矛盾するCMがまかり通ってしまう。福岡伸一は、本書で、このシェーンハイマーの発見をページを割いて説明し、「生命とは動的平衡にある流れである」という生命の定義を与える。この定義の与え方は、シュレーディンガーを非常に意識したものであるように思える。

 「動的平衡にある流れ」というのは、私が大学を出たあたりから物理系の各分野で重要なテーマになっていたように記憶する。このことを熱力学的に取り扱った有名なプリゴジンの本を読んだこともある。宇宙物理学や地球物理学などでも大切な概念である。時間スケールは生物とは違うが、地球も宇宙も動的な平衡にある流れ中で今ある形として存在している。いわゆる環境問題も地球環境の「動的な平衡にある流れ」をきちんとおさえないと正しい議論は出来ない(ちなみに、地球環境の「動的な平衡にある流れ」に直接影響を与えるのは、二酸化炭素の濃度よりも、太陽エネルギー起源以外のエネルギーを人類が多量に使うことである。したがって、現在の環境問題を真摯に考えるなら、原子力は使用を止めるべきエネルギーの筆頭になる。私が太陽光発電システムを自宅に付けたのはこの理由のためである)。物理的には「秩序ある存在は動的な流れの中にしか永続できない」といってもいい。この立場からすると、生命と宇宙や地球との違いは、流れの時間スケールの違いでしかない。私は物理の立場の人間だから、生命に対するこの捉え方は特に違和感はないが、生物学に中心にいる人たちには異論もあるのではないだろうか。

 「動的平衡にある流れ」により、生物のやわらかな適応力となめらかな復元力の大きさを福岡は説明できると考えており、生命は機械でないと自己の研究から明言しているが、これは、私には、「動的平衡にある流れ」のもつ非線形性のためであるように思われる。私たちは現在、線形応答する機械しか作れないから、本質的に非線形な機械が作れるなら、それは生物の特徴を持つ物になるということを否定することはできない。したがって、生命は機械ではないという命題の真偽はまだ明らかではない、というべきだと、私は思う。

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2007/08/27

C4燃費46

満タン法
  走行距離  489.4km
  給油量    56.77L
  燃費     8.6km/L

  総走行距離  22151.7km
  総給油量     2494.10L
  総燃費     8.9km/L


●オンボード・コンピュータ
  走行距離  489km
  燃費     8.6km/L
  平均時速  19km/h

 戸田への1往復が今回もあったので、普段の近回りのみよりは燃費が少々良い。猛暑が続くが、我がC4はエアコンのトラブルもなく快調である。

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2007/08/19

最後で、最初のデナリ

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 義弟が6年乗ったGMCユーコン・デナリを同じくGMCのアカディアに乗り換えるということになった。それで、デナリに乗せてもらったことがなかったことに義父母が気づき、我が家族も混ざって、7人フル乗車で御用邸記念公園そばのコーヒーショップ珈舎にミニドライブということになった。私は2列目右側の席に座ったのだが、アメ車だからと予想していた柔らかい乗り心地ではなくって、案外、固い。タイヤサイズも40扁平なので、この影響も大きいようだ。ボディサイズは大きいので、3列目に義母と娘が乗ったが全然問題ない。ただ、2,3列目の頭上空間はあまり大きくない。多人数乗車ができる車は、やはりこのくらい大きくなければ、とつくづく思ったのでありました。
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2007/08/16

クゥの音も出ない

 今から30年ほど前(宮崎駿が監督デビューする前だ)、「太陽の王子ホルスの大冒険」と「長靴をはいた猫」のどちらを日本の長編劇場用アニメのナンバー1にするかというような話を望月信夫さんなどとしたときがあった。そのときに、望月さんが、「ホルス」はアニメには不得手な心理描写をしていてそのような心理描写は実写映画にかなうはずがなくそんなことをせずにアニメにしかできないギャグやアクションに徹した「長靴をはいた猫」がナンバー1なのさ、というようなことを言った。。原恵一監督の「河童のクゥと夏休み」を見て、頭に浮かんできたのは、なぜか、この望月さんの言葉なのである。それは、「河童のクゥと夏休み」は、実写映画にはできない心理描写とアクションとギャグが見事に調和した作品になっていたからである。昨年見た「時をかける少女」もそうであったが、生身の肉体を持つ俳優ではできない感情のエキスを人間の心理のコアを純な形で表現できているのである。このような表現は、日本のアニメがもっとも世界に先んじている部分であるように思う。 

 なかなか夏休みにならないわが身にとって、沼津では朝1回しか上映してくれないこの作品を見るのは難しかったが、やっと時間を作ってみることができたのであった。午前中は丸つぶれになる長い作品だが、半世紀以上生きてきたおっさんにも楽しめる作品だった。おっさんといえば、この映画では、犬のオッサンが一番気に入った。

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2007/08/15

龍神様の雲?

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 昨日の夕方、近所の家電量販店へ行ったら、西の空の夏の雲が夕日と相まって、おおっと思う光景を作り出していた。

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2007/08/13

C4燃費45

満タン法
  走行距離  501.7km
  給油量    55.32L
  燃費     9.1km/L

  総走行距離  21662.3km
  総給油量     2437.33L
  総燃費     8.9km/L


●オンボード・コンピュータ
  走行距離  501km
  燃費     9.0km/L
  平均時速  20km/h

 今回は、大場、戸田、富士と、いつもより遠いところへ行ったので燃費が良くなった。C4は特に問題なく快調そのものである。

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2007/08/11

戸田は、とだじゃなくてへだ

 沼津市になって初めて、戸田へ行った。家族で御浜海水浴場に行ったのである。この時期は早めに行かないと駐車場が満車になって、入れないということになるので(過去にそうなった経験がある)、家を7時過ぎに出た。戸田へ行くルートは、山越えするのと、海岸線をずっと行くのとがあるが、海岸線を行く方が好きなので、今回も海岸線ルートである。三津のシーパラダイスの手前あたりから車の数が減り、気持ちよくドライブできる。大瀬崎の近くの道幅も大分広げられていて、狭くて注意が必要な区間が減っている。9時前には、御浜海水浴場に着いた。予想以上に空いていた。
Photo 着いてすぐの海岸の様子。

 戸田の御浜海水浴場は、湾の先端の砂州の内側にあり、下の写真のように、駿河湾側に波があっても、ほとんど波が立たず、子供連れで海水浴するには適した海水浴場である。なので、子供が産まれてから、我が家の海水浴は、ほとんどここにきている。
Photo_4 本当は、この写真の雲が出ているあたりに富士山が見えるのだが・・・

 干潮が9時半頃ということで、大分水が引いている。人手が少ないためか、水が澄んでいて、海底もよく見える。こんなに綺麗なのは、初めてのような気がする。ゴーグルを付けて潜ってみると、魚も見つけることができた。

Photo_2 お昼頃。さすがに、この時間になると混んできた。

 妻が早めに帰りたいというので、14時過ぎには、撤収の準備をする。まとまった休みも取れない状態なのだが、久しぶりに海を楽しんだという1日でありました。

Photo_3 14時頃。この頃に帰り始める人たちも多い。しかし、この写真の中央にある3足のサンダルは気になるなあ。持ち主はどこに行ったのだろう?

 

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