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2007/06/06

柊あると「壺を抱いたネコニャ」(新風舎文庫)

Hiiragi
 突然、30年近くの知人ではあるが、遠くに住んでいるために、今では、年賀状のやりとりしかしていないMJさんから、表題作を出版したからと、本が送られてきた。あまりに突然すぎたので、本当にビックリしてしまった。創作活動を続けていたのね。

 早速読んでみた。初めてあった時の夢見る少女のような作者のイメージが記憶に残っているので、タイトルの「ネコニャ」から、ファンタジーでも書いたのかなあと思って読み始めたら、全然違う。大人の女の生理が吐露されている部分があって、ここでもビックリ。ちょっと彼女の同居人氏(プジョー206に乗っている)のことも想像して、ムフフと思ってしまう。ただ、主人公の男女の関わり方は、わが家に似ていて、少々身につまされる。同居人の冬の電気毛布替わりになっているのは、全く同じだ。

 日の当たる暖かい部屋に寝そべってピアノの演奏を聞きながら読書するという、ネコニャと呼ばれる、主人公の恋人の男の行動は、実際にはできない。何故かというと、私もそれをしてみたくてピアノ弾きの妻と一緒になったが、狭い日本家屋の、それも防音設備をした部屋では音がこもって、モーツアルトの子守歌であってもうるさくて、本など読んではいられない。これは体験談である。読書するなら、ステレオで適度な音量にして聞くのが一番である。

 登場人物も少なく、舞台もほとんど1軒の家ですんでしまうので、自主映画の原作になるなあ、とも思う。私がシナリオ化するなら、ネコニャの正体はもっと謎のままにして、見た人が後で色々想像する余地を残す、かな。

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