京都行きます

　このところ、ほとんど土日もなく仕事をしてきた状態だったので、有休を取り、ちょっと強行軍であったが、ＪＲ東海の企画割引新幹線チケットで、日帰り京都旅行をしてきた。このような時期に京都に行くなんて、中学校の修学旅行以来である。実際、行く先々で修学旅行生に出会った。まず、行ったのは、東寺。勤務校での修学旅行の引率を含めても、東寺には来たことがなかった。「東寺の鬼夜叉様だあ～！」という、昔見ていた子供向け時代劇番組（題名忘れた）の台詞を思い出す。

　東寺内を一通り見て、観智院へ行こうとすると、テレビのロケをしているのでちょっと横にいてくれと言われる。「赤い霊柩車シリーズ」の撮影だという。このタイトルにぴんとこなかったので、関西ローカルの番組かなあと思っていたら、片平なぎさ、神田正輝、小沢真珠がいる！　後でネットで調べて１０年以上前からやっている番組だと知る。片平なぎさ主演のサスペンス物の一つだったのね。

　この後、智積院に行く。ここの庭はまっったりできていい。修学旅行生もいなくて、静かだ。

　智積院から、三十三間堂へ。修学旅行生たくさん。外国人もたくさん。私自身、ここへ来るのは中学の修学旅行以来だ。中学時代はあっという間に駆け抜けた感じの堂内をゆっくり見て回る。

　三十三間堂の後は、六波羅密寺へ。真言宗お寺巡りであります。義母が一緒だったので、移動はタクシーを利用した。京都の狭い道を走っていく。と、突然、横から自転車に乗ったおねーちゃんが！　これはぶつかる、ヤバイと思ったが、大事には至らず、ほっとする。これが今回の京都旅行で一番記憶に残った瞬間でありました。