時をかける少女
沼津の映画館で遅れて上映されていた「時をかける少女」が終わってしまうので見に行った。アニメ総会の時に、この夏のアニメで一番良かったという話を聞いていたため、気になっていったのだ。そして、最近では珍しく家族3人で見に行った。国産の劇場用アニメを映画館で見るのは、かなり久しぶりのような気がする。丁寧に作られたできの良いアニメであり、テレビ作品であったら動かさないだろう遠景の人物もきちんと動いていて、何より、夏休み直前の高校の雰囲気がきちんと出ていたのが良かった。でも、NHKのテレビドラマが学校で話題になったときにも、大林宣彦-原田知世の映画の時にも思ったのだが、これはタイムトラベルSF物として、自分の見たいものとは完全に一致しないという感覚は、今回もあった。芳山和子の姪を主人公にして、原作や以前のテレビドラマや映画を知っている人間には、ああそうかと思わせる演出も良いんだけどな。
| 固定リンク
« エラントラ5ドア | トップページ | C4燃費32 »
コメント