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2006/12/31

2006年に読んだ本

 「聖なる侵入」P.K.ディック
 「ティモシー・アーチャーの転生」P.K.ディック
 「シリウス」O.ステープルドン
 「エジソン」N.ボールドウィン
 「アルベマス」P.K.ディック
 「光学の原理Ⅰ」M.ボルン&E.ウォルフ
 「公共のための科学技術」
 「視覚世界の謎」山口真美
 「セカンドクリエイション 上下」R.P.クリース&C.C.マン
 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」P.K.ディック(再読)
 「沈黙の惑星より」C.S.ルイス
 「クォークはチャーミング」S.グラショウ
 「火星のタイムスリップ」P.K.ディック(再読)
 「神がつくった究極の素粒子 上下」L.レーダーマン
 「パーマー・エルドリッチ三つの聖痕」P.K.ディック(再読)
 「超空間」K.ミチオ
 「エレガントな宇宙」B.グリーン
 「日本沈没第2部」小松左京&谷甲州
 「果てしなき流れの果てに」小松左京(再読)
 「逆まわりの世界」P.K.ディック(再読)
 「ユービック」P.K.ディック(再読)
 「流れよ我が涙、と警官は言った」P.K.ディック(再読)
 「金星応答なし」S.レム
 「物理学のすすめ」R.レネゲット
 「時は乱れて」P.K.ディック(再読)
 「光学の原理Ⅱ」M.ボルン&E.ウォルフ
 「死の迷路」P.K.ディック
 「死の迷宮」P.K.ディック(再読)
 「はじめての超ひも理論」
 「暗黒宇宙の謎」
 「ソラリス」S.レム
 「泰平ヨンの未来学会議」S.レム
 「新しい高校地学の教科書」杵島正洋&松本直記&左巻健男
 「シトロエン 革新への挑戦」J.レイノルズ
 「世界を変えた日用品」
 「泰平ヨンの現場検証」S.レム
 「ファインマン・プロセッサ」
 「完全なる真空」S.レム
 「原子の探求」A.コンプトン
 「光学の原理Ⅲ」M.ボルン&E.ウォルフ

 P.K.ディックとS.レムを消化するのが本年の目標だった。レムは現在「虚数」を読んでいるところで、これを読み終われば、とりあえず買ってあるレムの単行本はすべて読んだことになる。それ以外の本は、仕事の参考書みたいな物ばかり。大学を出る頃買ったボルンの古典光学の教科書(「光学の原理」全3巻)を、今になって読んだけど、これはすごい本だ。もっと早くに読んでおくべきだった。カメラのレンズ設計にも触れていて、カールツアイスのプラナーやゾナーのレンズ構成の図なんかが書かれていて、ここだけでも参考になる。一方がっかりだったのは「ファインマン・プロセッサ」。これはいわゆる量子コンピュータの紹介本である。量子コンピュータのアイディアのキモである量子力学の特徴を説明した部分、特に、アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックスの解説のあたりはよいのだが、肝心の量子コンピュータに応用する部分になると、途端にわかりにくくなる。可能性の探求としては面白いが、実現はできなさそうな話である。多元宇宙での並列計算などという眉唾な話は出てこないのが岩波書店の本らしい。

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2006年に見た映画

*劇場で見たもの
 「キング・コング」(沼津ミラノ座)
 「単騎千里を走る」(沼津グランド劇場)
 「プロミス 無極」(沼津名画座)
 「プロデューサーズ」(三島シネマ5)
 「パイレーツ・オブ・カビリアン デッドマンズ・チェスト」(沼津スカラ座)
 「カーズ」(三島シネマ5)
 「日本沈没」(沼津グランド劇場)
 「グエムル」(三島シネマ1)
 「時をかける少女」(沼津グランド劇場)

*ビデオで見たもの
 「赤ひげ」
 「ブレードランナー 最終版」(LD)
 「銀座の若大将」
 「シビラの悪戯」
 「ストリート・ファイト」(原題CoonSkin)
 「愛の狩人」
 「ギリーは首ったけ」
 「死の泉」
 「沼地という名の町」
 「ラスト・ラン 殺しの一匹狼」
 「脅迫ロープ殺人事件」
 「絞殺魔」
 「マジェスティック」
 「王子と乞食」
 「悪いことしましょう」(ブレンダン・フレーザー主演のリメイク版)
 「アントニオ・ダス・モルテス」
 「恐怖の土曜日」
 「反逆者の群れ」
 「10番街の殺人」
 「ソイレント・グリーン」
 「マルホランド・ドライブ」
 「ラーマーヤナ」(東宝の人形映画)
 「ぬかものがたり」
 「お伊勢参り」
 「伊勢志摩」(本多猪四郎監督の記録映画)
 「グリーン・デスティニー」
 「パルーカヴィル」
 「大人のための残酷童話 妖精写真」
 「ウィッカーマン」
 「キカ」
 「インビジブル・マン」
 「フィアー&デッド」
 「ベンゴ」 
 「ケス」
 「オー!ブラザー」
 「スパニッシュ・プリズナー」
 「ブラック・マスク」
 「Xファイル・ザ・ムービー」
 「レニングラード・カウボーイズ モーセに会う」
 「パイレーツ・オブ・カビリアン」 
 「ディアボロス」
 「ダニー・ザ・キャット ハリウッドを行く」
 「キャッツ・アンド・ドッグス」
 「アンジェラの灰」

 今年もまた、劇場では9本しか見ていない。ほぼ毎週映画館に行っていた頃があったなんて信じられないくらいである。地元に映画館が増えても、見たい映画をやってくれていない、というのが現状である。リチャード・フライシャーが亡くなったので、wowow等で録画したままだったフライシャー作品(「ラスト・ラン 殺しの一匹狼」「脅迫ロープ殺人事件」「絞殺魔」「マジェスティック」「王子と乞食」「恐怖の土曜日」「反逆者の群れ」「10番街の殺人」「ソイレント・グリーン」)を見る良い機会になった。実際にあった殺人事件を元にした映画をいくつか作っているのが面白い。ヒッチコックのようなサスペンスの盛り上がりはなく、案外あっさりと犯人が割れてしまったりする演出をしているのだが、それほどつまらない作品にはなっていない。亡くなったといえば、実相寺昭雄監督である。遺作の「シルバー仮面」(仮面の仮の字は旧字体だが出てこない)を早く見てみたい。

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こんなものがはずれてた

 暮れなので、C4も大掃除。久しぶりにボンネットを開けたら、驚いた。
Dscf2857
Dscf2858
 写真のように、上部のパッキンがはずれていたのである。ただ挟み込まれているだけのようで、自分で入れ直して元に戻したが、こんなところがはずれるとは思ってもいなかった。

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2006/12/24

C4燃費32

●満タン法
  走行距離  355.8km
  給油量    47.31L
  燃費     7.5km/L

  総走行距離  15678.7km
  総給油量     1744.56L
  総燃費     9.0km/L


●オンボード・コンピュータ
  走行距離  355km
  燃費     7.4km/L
  平均時速  17km/h

 燃費最低記録更新である。ちょうど1年前この時期がやはり悪かった。三島方面にも以前ほど行かなくなっていて、本当に近回りばかりのためでもあるが、タイヤの空気圧が下がっているのを感じながらそのままにしてきたためでもある。1年前もそうで、そのときにタイヤの空気圧計を購入したのであった。今年もまた同じである、というのは、この時期が忙しいからか。

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2006/12/18

時をかける少女

 沼津の映画館で遅れて上映されていた「時をかける少女」が終わってしまうので見に行った。アニメ総会の時に、この夏のアニメで一番良かったという話を聞いていたため、気になっていったのだ。そして、最近では珍しく家族3人で見に行った。国産の劇場用アニメを映画館で見るのは、かなり久しぶりのような気がする。丁寧に作られたできの良いアニメであり、テレビ作品であったら動かさないだろう遠景の人物もきちんと動いていて、何より、夏休み直前の高校の雰囲気がきちんと出ていたのが良かった。でも、NHKのテレビドラマが学校で話題になったときにも、大林宣彦-原田知世の映画の時にも思ったのだが、これはタイムトラベルSF物として、自分の見たいものとは完全に一致しないという感覚は、今回もあった。芳山和子の姪を主人公にして、原作や以前のテレビドラマや映画を知っている人間には、ああそうかと思わせる演出も良いんだけどな。

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2006/12/17

エラントラ5ドア

 12月9日から12日まで、出張でオーストラリアのケアンズにいた。その地で見た車で一番気になったのが、表題のヒュンダイ・エラントラ5ドアである。Erantraside
日本には4ドアセダンしか導入されていないが、ちょっとノッチの付いた5ドアが宿泊したホテルの駐車場に止まっていて、これいいなあ、と思ってしまったのである。スタイルを優先させた5ドアデザインの典型で手堅くまとめてあるのが、5ドア好きの心を刺激する。日本に導入されているのなら、直ぐにでも販売店を探して、試乗しに行くのになあ。Elantra2735

 その他の車で目に付いたのは、同じヒュンダイのGETSという車。日本ではTBという名前になっている、ヴィッツやフィットと同サイズの車である。TBは5ドアだけだが、ケアンズの街では3ドアの方がたくさん走っていた。ちょっと最近のラテン車系のデザインを思わせるところがあって、最初に見たときには、フィアットか?って思ってしまった。Gets2695
Gets2755
よく見ると、3ドアはヴィッツに、5ドアはフィットに似ている。

 ホテルの駐車場で見た車で、他に気になったのは、日本にはなかったカローラの5ドア(どうあっても、やっぱり、5ドアに目が行ってしまうのである)。スプリンター・カリブ・ロッソ顔のものとそれより旧型の何代目かのカローラ顔のもの(昔だったらこういうのは直ぐに思い出せたのに、最近はてんで駄目である。年を取ったなあとつくづく思う)。Photo_1
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 キュランダにも行ったのだが、そのメインストリートで、懐かしい5ドア車を見つけて、思わずパチリ。2代目シビック・シャトルである。Kurandashutlerear海外ではシャトルのサブネームは使われなかったので、リアのエンブレムはシビックとあるだけ。グレードはRTX。

 帰りにカンタス航空の機内誌をぱらぱら見ていたら、新車情報のページがあり、C4ピカソがオーストラリアでは来年2月から導入になり、価格は350万円くらいだろうと出ていた。日本でも同じような価格になるのだろうか。導入時期は日本の方が遅くなりそうな気配だけれど。ケアンズにいた4日間では、シトロエンには1台も出会わなかった(ルノーのカングー、セニック(旧型)、プジョー206、307SW、407には出会った)。

 日本に帰ってきて、C4に乗ったら、シートの座り心地の良さに感激。B767のシートも悪くはなかったが、C4のシートの方が気持ちよい。

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2006/12/04

C6内覧会

 シトロエン沼津にC6を見に行った。C6frntflsh
思っていたより、ボディサイズは小さく感じた。全ての席に座ってみて、後席シートはもう少しふかふかとした柔らかい感じの方が良かったのではないかと思った。フロントシートは固めでもいいが、リアシートは掛けた瞬間から安楽な印象があった方が高級車にふさわしいのではないか。長距離移動では固めの方が疲れないという判断なのだろうか。C6reardoorin
ハイドロニューマチックという名称に戻ったサスペンションの乗り心地は是非試乗してみたいなと思う。ドアがサッシュレスで、閉めると自動的に少し上に上がる。これはなかなかスタイリッシュだ。
C6handl
C6ragage

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2006/12/03

C4燃費31

●満タン法
  走行距離  420.8km
  給油量    54.34L
  燃費     7.7km/L

  総走行距離  15322.9km
  総給油量     1697.25L
  総燃費     9.0km/L


●オンボード・コンピュータ
  走行距離  420km
  燃費     7.9km/L
  平均時速  18km/h

 今回も通勤主体の近距離のみ。昨日の夜、某コンビニに寄ったら、ローバー・トゥアラーに出会った。色は赤だったのだが、車高が高く丸っこいC4に慣れてしまった目から見ると、妙に低く長く見えるボディが懐かしい。近所にまだ頑張って乗っている人がいたのだ! と感心する。

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