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2006/07/29

日本沈没第2部

 33年ぶりの続編である。正直、もう33年たってしまったのか! である。小松左京のアイディアをもとに、実際の執筆は谷甲州がしている。谷甲州の作品は今まで読んだことはない。だから、どこまで谷甲州なのかは分からない。ただ、小松作品であるなら、もう少し男女のロマンスの要素があったのではないかと思う。科学者や政治学者の一般向け解説論文を読んでいるような気になってしまう部分もある。終章の最後にきて、これは、「果しなき流れの果に」だ、と思い、日本SFシリーズ版を引っ張り出して確認した。それで、「果しなき流れの果に」を最初から読み直したくなって、今読んでいる。正直言って、「果しなき流れの果に」の方がスケールが大きく、面白い。

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コメント

「カーズ」でもなく「ゲド戦記」でもなく「ブレイブストーリー」でもなく(三作ともにMOVIX堺で上映している)、「日本沈没」なのね(笑)。

かなり人は入っている様子ですが、「日本以外全部沈没」も映画になっているんでしたっけ。
今年の夏はSFアニメ好きには、大作がいっぱいですね。見ごたえのあるいい作品がいっぱいかどうかは分かりませんが・・・。
あ、映画ではなく小説の方の「日本沈没第二部」なのね・・・

投稿: くーべ | 2006/07/29 10:40

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