白いカンガルー
今年のGWは完全な休日は5日6日の2日間だけ。それで、6日に家族で富士サファリパークに出かけた。2年くらい前までは、娘も小さくてよく行きたがった。最近は大人に近づいてきたせいか、あまり行きたいとも言わなくなった。そのよく行っていた頃に、割引があるので、サファリパークの友の会員になった。インターネットのホームページを調べ、会員用の「ミーアキャット公開記念割引券」をプリントアウトして持っていったら、大人1人分無料で大人1人子供1人の会員料金2900円で入場できた。割引なしの大人料金が2500円なのでかなり得した気分。
さすがにGW中なので、自動車の台数が多い。サファリゾーンを進むにも、オートマのクリープでブレーキをかけるという渋滞状態。娘が思い出せないくらい前にGW中に来て、やはり、これくらい込んでいたことを思い出す。サファリゾーンを抜けた後の駐車スペースも、今までよりも遠い所に案内される。
ところで、新しく公開されるようになった動物では、ミーアキャットよりも、齧歯類の特別展よりも、白カンガルーである。子カンガルーも可愛かったが、それよりも、何より面白かったのは、若いオスとメスの追いかけごっこ。草を食べたり水を飲んだりする時には、隣り合って仲良くしているように見える。ところが、ひとたびオスが交尾に及ぼうとすると、たちまち、メスはそれを拒否して逃げ回る。しかし、この逃げ方も、実に微妙で、あなたは嫌いじゃないけど交尾だけは今しないでね、という逃げ方。オスがメスのしっぽを握ってそろそろと腰へと前足が移動し始めると、するりと、メスが逃げる。この繰り返しが可笑しい。時々、メスがオスの方に振り返って、やめてよ、といった感じで前足でオスの顔を殴り、逃げていく。それでも、執拗に追いかけるオス。このオスの様子がなんとも人間臭さも感じさせて、見飽きない。一度見てみることをお薦めする。
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