« 近くの乗運寺 | トップページ | 60冊のサンリオ文庫 »

2006/02/22

フィット・ハイブリット

 今日の日経新聞の1面トップに、ホンダが2007年発売の新型フィットにハイブリットを搭載するという記事が出ていた。以前、シビックのモデルチェンジについて、フィットのシャーシを利用するなら、燃料タンクを追い出したスペースにハイブリットのシステムを置けるはずだから、シビックは全部ハイブリット位の思い切ったことをして欲しいと書いたので、ついに、ホンダが決断した! と、興味深く記事を読んだ。ホンダのシステムは小さい車に積んだ方が意味があるし、センタータンク・レイアウトも生きてくる。とりあえずは、ホンダの決断に快哉。

|

« 近くの乗運寺 | トップページ | 60冊のサンリオ文庫 »

コメント

今回のシビックが車台を次期フィットと同じにしたことで、結局フィットにもIMAが積めることになったんでしょうか?まともなクルマを作って、それにハイブリッドシステムを積むというような考え方ができていないハイブリッド車が多いので、本末転倒にならないように期待したいですね。新しいRAV4なんて、後からハイブリッドシステムが積めるように細工した車台なものですから、ガソリン車の状態でボロボロ。果たしてハイブリッドになってどうなることやらです。フィットにハイブリッドシステムを積んで、200万以下の価格で売って儲かるならばいいんですけど、ハイブリッドを無理やり200万以下で出すために、本来のクルマの部分をマトモに作ってくれていないようであれば、なんのことやらですからねぇ。
それにしてもトヨタの絶好調とニッサンの凋落。ホンダの不振が目立ちますねぇ。ま、ニッサンはウソグルマばかり出してるからしょうがないんだろうけど・・・。

投稿: くーべ | 2006/02/24 19:42

ホンダの福井社長の記者会見だと、フィットのハイブリットも考えないわけではない、というような話だったようです。日経にすっぱ抜かれてあわてたためか? 現行のシビック・ハイブリットはフィット・ベースではなくて、先代の改良版シャーシのようですね。

投稿: WILE.E | 2006/02/24 23:14

 朝日新聞の土曜日別冊にアンケート形式で、ハイブリッド車の記事がありました。
 次世代のクルマとしてはある程度がハイブリッド車になるのではないかと思います。ただし、燃料電池車や電気自動車への繋ぎという記事は、一般論ではありますが、明らかにウソですね。今の時点では、燃料電池車の時代はこないことが分かっているし(燃料電池車というのは、ある意味原子力自動車やガスタービン車と同じレベルの話ですね)、電気自動車も公共交通機関や使う時間帯が決まっている公用車などには活用できるでしょうけれど、そのために大きな投資をするメリットがないことが分かっているために、まともなクルマメーカーは対応していないだけで、慶応の電気狂いの清水さんがひとり気炎をはいている状態です。
 電気自動車はなぜ駄目か。これはバッテリーというシステムそのものの問題です。1回充電あたりの走行距離は伸ばせても、空になったバッテリーの充電時間を5分以内にできない以上は、使用用途が不定形のクルマに活用できない。逆にいえば用途を限定している人向けではありますから、一日300キロ以上走らない、とか毎日夜は充電を決して忘れないという人であれば、電気自動車もありでしょう。移動中に電池欠(ガス欠)になった場合に、代替えバッテリーにすぐに載せ変えられるロードサービスとかも構築しないと駄目だろうし(笑)。なかなか先が見えてこないことが分かります。
 もちろん定期バスや公用車には使えますよね。そもそも電気モーターで活躍しているのが電車であることの意味を、電気自動車派の人たちは理解しているのでしょうか。

 ハイブリッドそのものも必ずしもいいわけではなく、ガソリンを燃やして電気に変換してバッテリーに蓄えているという無駄なエネルギー変換をしているわけで(だからこそ夜充電するなんていう電気自動車のハンディを克服できている)、究極はもっと効率のよいエネルギー変換のできるガソリンなりの化石燃料エンジンの開発なのでしょう。
 バッテリーに使うリチウムという金属も無限にあるわけではありませんからねぇ(笑)。

投稿: くーべ | 2006/03/04 09:05

 ハイブリットの低燃費の要は、実際の所、回生ブレーキなので、ブレーキをかけた時の回生効率の向上が、ハイブリットが生き残っていくかどうか分かれ目だと思います。ここでも、くーべさんが書いてるバッテリーへの充電時間の遅さが問題になります。ホンダが使っているキャパシタのシステムの方が、この時間が短縮されますが、容量の限界があります。
 エンジンのエネルギー効率の理論値からは、明らかにディーゼルが優位です。PSAがディーゼル・ハイブリット・エンジンを開発していて、C4に載せたものを発表してます。ハイブリッド・システムとしては、このあたりが落ち着きどころではないかと思います。

投稿: WILE.E | 2006/03/05 13:17

 ザッカーという三栄書房の雑誌に、伏木さんと河口さんがジュネーブモーターショウを取材するついでに、ヨーロッパ版シビックのディーゼルターボと1.8VTEC版とをホンダヨーロッパからを借り出して乗りまくった体験が記事として掲載されています。
ほんとに伏木さんの言うとおりのクルマだと思うのですがねぇ・・・。
 豪華版の室内もいいですね。このまま日本に入れて欲しいものだけど、売れるかどうかよりも、クルマのりてぇ!と感じさせるクルマが必要なんですよね。

投稿: くーべ | 2006/03/21 22:26

この記事読みました。ほんと、乗ってみたくなる車ですね。コストのことを気にしているようなんだけれど、同クラスの輸入車と勝負すれば良いんだ、というような発想で、持ってくることはできないんのかなあ。

投稿: WILE.E | 2006/03/22 22:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フィット・ハイブリット:

« 近くの乗運寺 | トップページ | 60冊のサンリオ文庫 »