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2006/01/29

街で出会った珍しい車

 昨日、三島に用事があって出かけた。広小路の某駐車場を利用した時、たまたま、プジョー307CCの横が空いていたので、並べて入れてみた。フロントは兄弟車だなあと思わせる部分がある。307は、SWかブレークに出会うことが多く、CCは珍しい。ちなみに、ボディ・カラーは、この写真の車と同じブルーであることがほとんどである。
 三島に来ると、かなりの確率で、フィアット・ムルチプラ(マイナー前)という珍しい車に出会う。どうやら、商店街のある店で商用車兼用で使っているようだ。沼津でも家の近所で、これとは別の色のムルチプラに会うことがある。どんなに珍しい車でも所有者が近くにいれば、出会えるということだなあ。
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2006/01/23

C4燃費15

○満タン法
 走行距離 547.0km
 給油量   54.03L
 燃費    10.1km/L

 総走行距離 7255.5km
 総給油量   801.28L
 総燃費    9.1km/L


○オンボードコンピュータ
 走行距離 547km
 燃費    10.2km/L
 平均時速 34km/h

 総走行距離 7315km
 総燃費    9.0km/L
 平均時速   23km/h


 今回は、浜松往復(東名使用)あり。高速の割合は約46%。同じエンジンのくーべさんのプジョー307スタイル・ブレークの2年間の燃費と比べると、私の方は総走行距離に占める高速の割合は1割くらいなので、ほぼ同じと考えてよさそう。

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2006/01/13

ウインカー・オブ・ザ・イヤー

 こちらのpea-kaさんのブログに「C4の音」として、ウインカーの音が、心地よい、楽しい音である、という話題が出ている。それで、思い出したことがある。C4が発売される前、私の次の愛車候補の1番手はルノー・メガーヌであった。1.6Lのツーリングワゴンかハッチバックを考えていた。それで、妻と一緒に試乗をした。その時に、妻がもっとも気にしたのは、ウインカーの音だった。あまりに作られすぎた電子音で、耳に障る音だ、というのである。
 ピアニストの端くれである私の妻は、かなり音に敏感で、特に、電子的に作られた不自然な音を嫌う。だから、C4に試乗した時も、妻がウィンカーの音が嫌だと言わないかと心配した。ところが、メガーヌが「ウィンカーを出して曲がろうとしているぞ、気を付けろ!気を付けろ!」という感じであるのに対し、「ウインカーを出しました。周りの安全を確認してから曲がりましょう」という感じであったので、これなら、妻も文句は言わないだろうと思った。実際、妻はC4のウインカーについては、特に何も言わなかった。
 つらつらと、試乗した時のメガーヌの乗り心地を思い出してみると、ちょっと大きめの段差のような短時間の強い入力に対してはメガーヌの方が柔らかく反応したように思うし、ハッチバックのリアのデザインの斬新さ、ワゴンの使い勝手の良さには多少の未練がある。今まで余り意識に上らなかったが、C4に決断したのは、このウインカーの音が決定的だったかもしれない。

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2006/01/10

ネットしてる?

 C4のラゲッジに荷物を載せるのに、パーテーションが便利なので、ほとんど常に引き出した状態である。そのため、荷ずれを防ぐネットも標準で付いているのだが、使ったことがなかった。そんな話をシトロエン沼津のH氏としたら、ハンモック状にして使えるフックが付いてますから、使ってみてください、と言われて初めて、トノボードの左右の持ち上がらない部分の下にフックがあるのに気が付いた。それで、早速写真のように張って使ってみることにした。それほど重くない物を載せておくのに便利そうである。FH0net11


 ラゲッジ関係で気づいたことをもう一つ。ハッチゲートを開けて、左右のコンビネーションランプの部分を見ると、ゲートを閉めてしまえばわからなくなってしまうラゲッジ側に、微妙なラインのうねりがある。いやあ、こんな見えないところにも洒落たデザインをするのかと思って、よくよく見ると、この赤いプラスティック部分に、ハッチゲートが当たって付いたと思われる小さな傷がある。しかも、左右ほぼ同じ位置、ちょうど、内側にラインがえぐられているところである。ハッチ側で当たっている部分があるのだろうと、探してみると、ガラス下端の内側に段差になったところに盛り上がった部分がある。どうやらこの部分が当たるらしい。ハッチを勢いよく閉めすぎた時にそうなってしまったのだろうか。それで、先日、シトロエン沼津に行った時に、新しく来ていたサーブル・ド・ラングリュヌのC4 1.6を見てみたら、やっぱり、同じ所に傷がついている! 干渉するのを避けてデザインしているのに、それでも接触してしまい、傷が付いてしまうらしい。う~ん、これもシトロエンの奥深さの一つなのか?


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2006/01/09

C4燃費14

○満タン法
 走行距離 488.5km
 給油量  56.60L
 燃費   8.6km/L

 総走行距離 6708.5km
 総給油量  747.25L
 総燃費   9.0km/L


○オンボードコンピュータ
 走行距離 488km
 燃費   8.6km/L
 平均時速 23km/h

 総走行距離 6768km
 総燃費   8.9km/L
 平均時速  22km/h


 今回は、静岡・草薙往復(帰りは、清水ー沼津間東名使用)あり。他はいつもと同じ近回り。

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2005年に読んだ本

・小説
「スタートレック エンタープライズ 名誉の代償」
「あなたを合成します」
「フランス幻想文学傑作選②」
「闘士」
「ブラッドマネー博士」
「ドクター・ブラッドマネー」
「去年を待ちながら」
「時を克えて」
「最後にして最初の人類」
「スターメイカー」
「ザップガン」
「テレポートされざる者」
「ライズ民間警察機構」
「銀河の壺直し」
「フロリクス8から来た友人」
「怒りの神」
「暗闇のスキャナー」(山形訳)
「スキャナー・ダークリー」
「ヴァリス」

・その他
「磁力と重力の発見Ⅱ」
「中国の科学」
「磁力と重力の発見Ⅲ」
「数量化革命」
「環境リスク学」
「ブッダとそのダンマ」
「疑似科学と科学の哲学」
「地球を殺すな!」
「科学が嫌われる理由」
「ニホンザルの生態」
「科学教の迷信」
「科学者とは何か」
「ヤバンな科学」
「現代の物理学2 電磁気学」
「物理・化学から見た環境問題」
「戸田盛和随筆集1」
「素晴らしき特撮人生」

 実に偏ったジャンルの本しか読んでいないなあ、とつくづく思う。もっとも、これは今に始まったことではなくって、子供の頃から変わらない。

 山本義隆の力作「磁力と重力の発見」を読んで、グノーシス主義やカバラの思想が、近代科学の母胎のひとつになったことがよくわかったのだが、この同じ思想が、ディックの「ヴァリス」の中心テーマに重なっている。年の始めと終わりに読んだ本が、このように共鳴するとは思いもしなかった。2005年の読書のキーワードは、ヘルメス・トリスメギストス!

 「環境リスク学」は、是非いろいろな人、特に、政治や行政にかかわる人には読んでもらいたい本。例えば、狂牛病にかかわる現在日本で行われている全頭検査とアメリカで行われている検査とのリスクの差は少なく、そのために余計に使われている税金の多さ(この額の何分の一かを使えば、先進国中日本が突出して高い「はしか」のリスクを減らすことができる)の問題(ついでに付け加えるなら、吉牛が食べられない問題)。環境問題は、相互に関係し合う要素が絡み合っていて、リスクそのものを見積もることは難しいのだが、そのリスクを見積もることすらせずに、科学的な議論よりも、政治的な力加減で、環境にかかわる諸法律や諸政策が決定されてしまう問題。環境保護団体の言っていることは一面では正しいが、我々が生きていくのに存在する他の様々なリスクとの比較がきちんとなされているとは限らない。現在の日本が抱える最大の問題を指摘した本だと思う。

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2006/01/08

2005年に見た映画

・劇場で見た映画
「カンフー・ハッスル」(ミラノ座)
「ザ・フライト・オブ・ザ・アクアノート」(メルシャン品川アイマックス)
「シャークテイル 日本語版」(宝塚)
「スターウォーズⅢ シスの復讐」(スカラ座)
「宇宙戦争」(プラザ)
「チャーリーとチョコレート工場」(MOVIX清水)

・ビデオで見た映画
「エノケンのびっくりしゃくり時代」
「ゴッドファーザー パートⅢ」
「夕陽よ急げ」
「ぼくのおじさんの交通大戦争」
「ルイ・ドフュネスの大混戦」
「ニューヨーク大混戦」
「ココナッツ」(LD)
「大沈没」
「泥棒野郎」
「ウディ・アレンのバナナ」
「不良少女モニカ」
「野いちご」
「けだもの組合」(LD)
「魔術師」
「呪われたジェシカ」
「ヘルハウス」
「エクソシスト」
「ザ・ファミリー」
「透明人間」(チェビー・チェイス主演版)
「みんな元気」
「ベルビル・ランデブー」(DVD)
「老婦人とハト」(DVD)
「暗殺者の家」
「サボタージュ」
「ロープ」
「疑惑の影」
「引き裂かれたカーテン」
「マーニー」
「悪い奴ほどよく眠る」

 いやあ、全然劇場で映画を見なくなってしまったなあ。ビデオで見ている映画のほとんどは、ベータのデッキで相当昔に録ったっきり見ていなかったものを、デッキが壊れないうちに見ておこうと、見たものだ。それでもまだ、10本以上も見ていないベータのテープが残っている。サンリオ文庫を読み終わるのと、どちらが早いか、っていう感じである。

 くるまネタ的に面白かったのが、「ぼくのおじさんの交通大戦争」。ジャック・タチが、パリからアムステルダムのモーター・ショーへとカスタム・カー(ルノー・カングーのご先祖様のような車をキャンピングカーに改造したもの)を運ぶ道中でのドタバタ騒動。やっと着いた時には、ショーの期間は終わっているというよくあるオチだが、そこは、フレンチ・コメディの代表たるタチらしい不思議な後味がある。

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2006/01/02

舘内、正しい!

 舘内端がシトロエンC4を2005年版「いいクルマ」に選んでいる。NAVI2月号の「2005年の○と×」では、「1位92点」を与えている。その理由はここだけでは良くわからないが、Motor Magazine2月号の「舘内端の脳内ツーリング」を読むとその理由が良くわかる。ちょっと褒めすぎではないかと思うほどである。「良いクルマの一般解」という表現は実に的を射た表現だと思う。自分自身、一度はシトロエンに乗ってみたいという気持ちがあって、C4を選んだ部分はあるんだけれども、シトロエンらしさといわれる部分よりも、自動車としての基本的な部分のできの良さに感心している自分に気づくことの方が、多い。シトロエン、復活しましたねえ、という感想を漏らしてしまう人たちよりも、シトロエンって何、それいいクルマ?っていう人の方に、乗ってもらいたいなあと思う。シトロエン・ジャポンがもう少し宣伝方法を工夫すれば、というより、単純に、宣伝量を増やすだけでも、C4は相当に売れる車になると思う。

 「静かに走っていても、特に音楽を聴こうとかラジオをかけようとか思わない」という聞き手に対して、「フツーに走らせているだけで充実感があるってこと」と受けているのも、実に頷ける。変な音楽が流れているのを嫌う我が妻に、音楽は切ってくれと言われて走るときがある。そんな場合でも、何か物足りないような気分にはならない。普通の道をただ走っているだけなのに、ステアリングを握りアクセルを踏むことが、楽しいのである。ワインディング・ロードを走らずとも、ファン・トゥ・ドライブなのである。

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2006/01/01

謹賀新年

 本年もよろしくお願いします。

 1年前に、次の車選びも最終コーナーを回って、年末には新しい車に乗っていたいと、書いた。そのときに考えていたよりも早く、シトロエンC4サルーン1.6に乗ることになった。C4になる可能性の高さは感じていたが、契約から2週間ちょっとで手に入るとは予想もしていなかった。C4に乗ることになって、シトロエン沼津あるいはこのブログを通じて、新たにいろいろな皆様と知り合うことができた。シトロエンに乗っているということだけで友達の輪が広がっていく、というのは、他の自動車メーカーでは余り無いことではないか。

 我がC4の近況を一つ。寒くなってきたためか、朝の通勤時に、運転席ドアの前の方、ドアノブのあたりから、プラスチックのビビリ音が聞こえるようになった。道路の継ぎ目を越えて車体が揺すられるとかなり大きい音がする。ボディ剛性が当時の水準でもある方ではなく、インパネの取り付け精度も高くはなかったローバー・トゥアラーでは、普通に、もっと大きい音が出ていたので、それから比べれば大したことはない程度だが、今までこのような音がしない車であったから、ちょっと気になる。ただ、この音が出るのは、寒い朝のうちだけである。低温でプラスチックが硬化して、ビビっているようなのだ。

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