C4の帰還
C4の修理が終わった。ルームミラーは対策部品が用意されていて、それで直されていた。触ってみたが、ちょっとやそっとの力では動かない状態になった。これなら、真夏の暑い時期でも下を向かないだろう。パワーウンドウのスイッチの方は、ユニットすべて取り替えになった。メカニックの説明によると、窓ガラスを動かすモーターが加熱しないように、頻繁に動かすような状況になると、動きをストップさせる保護システムがあり、これがちょっと過剰に反応したのではないか、とのこと。ただ、頻繁に上下させているということでは、運転席側の窓の方が頻度が高いし、運転席側の助手席の窓のスイッチが動作しなくなった時に、助手席のスイッチは正常に作動したので、この説明では、ちょっと腑に落ちない。新しくなったスイッチで、同じように使いながら何も起きなかったなら、やはり、もともとのスイッチ・ユニットになんらかの欠陥があったと考えるべきだろう。
エンジンから出る乾いたかん高い気になる音については、メカニックが運転してみた時には確認できず、一通りエンジンをチェックしたが特に異常はないという。車の引き渡しの時に、メカニックが同乗して付近を少し走ってみたが、音は出ず。音が気になった時の状況(朝走り初めの、25km前後でゆっくり走ったときに聞こえる)を話したら、暖まっていない状態の触媒ユニットを、余り多くない排気ガスが通過する時、そのような音が出るとのことであった。確かに、エンジンが暖まってしまったら、同じような速度で走っても聞こえないし、朝の走り初めでもアクセルを踏み込んでスピードを上げると聞こえない。 こういう音も出ることがあるということで、とりあえず、納得しておこう。
プルリエルにちょっと心を動かされていたのだが、C4が戻ってきて運転席に座ってみると、椅子のできが、やはり、素晴らしい。内装のデザインや質感も、1ランク上の上質さがある。重すぎると言われることもあるステアリングも、C3のそれのように、突然操舵力が変わってあれっと思うことはない。1台しか持てない車として、C4を選んで正解だった、と再確認した。
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コメント
はじめまして。
「1台しか持てない車として、C4を選んで正解だった、と再確認した。」
私も1台しか車を持てない身としてC4にすごく興味があります。
・”気品”の中に少しばかり”キワモノ感”を感じさせる微妙なエクステリアデザイン。
・やや線の細い癒し系のイメージとは裏腹な素晴らしい運動性能(特にハンドリング)。
・本来の「車」としての実用性の高さ。乗心地の良さ。
・そしてこれらが醸し出す独特な”シトロエン”の雰囲気。
ここ6年ほどシトロエン(ZX:2年→Xan:4年)に乗っていますが、上記のような一貫したテイストがありますよね。
実はまだC4に乗っていないのですが、恐らくこのテイストから大きく外れていないと踏んでいますがどうでしょうか?(笑)
特にC4のリア周りのデザインはため息が出るほどの美しさを感じますね。
C4に乗られているWILEさんが羨ましいです・・・(笑)
これからもblog楽しみにしてます!
投稿: komugiko | 2005/10/19 23:13
komugikoさん、はじめまして。
まさに、お書きになられている通りです。
私も、C4のリアのデザインは気に入っており、見るたびに惚れ惚れします。サイドウインドウのラインとは平行に落とさずに、室内空間を確保しつつ、リアハッチへと巧につなげているボディ・ラインは、似ているといわれるプリウスやナディアの単純な処理とは違うフランス車らしさを感じます。
投稿: WILE.E | 2005/10/20 18:01