収納スペースがいっぱい
C4の運転席ドアの上に、小さな物入れがある。こんな物がついているということは、カタログの写真には映っていなかった。これは、サングラスケースである。この位置にあるのはなかなか便利だと思う。グローブボックスも中が工夫されていて、車検証などを入れる以外にも物がいろいろ入るように工夫されている。ふた側には穴が二カ所あって、大きい方にはサングラスが入る。私は、車を運転する時に眼鏡を度の強いものに掛け替えるので、この眼鏡を入れられるスペースが2つあるのは有り難い。さらに、ここには、クーラーからの冷気を導入して、温度が上がらないようにして、ペットボトルを冷えたままにしておける(プジョー307と同じ仕組みである)。助手席エアバッグを作動させないスイッチもここにある(写真で赤く見えているところ)。ドアポケットも今まで乗っていた車の中ではもっとも容量があり、ちょっとした物を入れておくには都合が良さそうである。
マルチファンクション・ディスプレイの下にある物入れは、奥行きがもっとあればもう少しいろいろな物を入れられそうだが、有料駐車場の駐車券くらいしか入らない。何に使ったらいいんだろうと思っていたが、C4の特徴の一つであるパルファム(香水)のカートリッジを入れておくのにはちょうど良いサイズになっている(しかも、3つ入る)。因みに、私の車についていた3種類は、バニラ、ミント&ムスク、バンブーであった。試しに最初に入れてみたのは、バニラ。この匂いはやはり強力で、ちょっと開けただけで甘い匂いが充満する。ということで、カートリッジは装填したが、ほとんどいつも「閉」状態である。その後バンブーに替えてみたが、バニラのような変に甘ったるい匂いではないが、やはり、このような香水の匂いをかぎ慣れない人間にとっては、きつい。で、やっぱり、閉状態が普通である。
シートアンダートレイがある車に乗るのは、シャトル以来だが、ちょっと小さい。初代シャトルはこのトレイが大きくて、サンダルなどを入れることができて便利だったが、さて、何を入れようかと思うサイズである。ドライブ用のガイドブックなどを入れても良さそうだ。取扱説明書・整備手帳等一式を入れてみたら、ちょうど入る。薄型のティシュペーパー・ボックスも入りそうだ。とりあえず、車内に閉じこめられた時にガラスをたたき割って車外に出るためのハンマーと軍手を入れてある。
CDを入れるのにちょうど良いフロントセンターアームレストであるが、アームレストとしての機能も工夫されていて、気に入っている。腕を載せる部分が前へせり出すので、身長がそれほど大きくないのでシート・ポジションが前寄りになる私でも、腕が載せられるのである。トゥアラーにも物入れ兼用のアームレストがあったが、運転席を相当後ろにしないと腕を載せることができず、私のシートポジションではまったくアームレストの役目をしなかった。だから、このアームレストは気に入ったのである。ただし、前に出した状態だと、サイドブレーキのリリース時に少々じゃまになるのが欠点である。
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