富士竹類植物園
土曜が勤務日だったための代休の水曜日(昨日)、妻と昼食を外食し、その後ちょっとどこかへ行ってみようということになった。それで、長泉町駿河平のクレマチスの丘・ヴァンジ美術館に行くことにした。できてからだいぶ経つのだが今まで行ったことがなかったのである。昼食を、このところ御贔屓にしている沼津で最初のタイ料理店シーサッチャナーライで食べたのち(ここの辛くないエビ・チャーハンは、誰にでもおすすめである)、クレマチスの丘に向かう。ところが、駐車場の入り口に「本日休館」の文字が! 水曜休館ということを知らなかったのである。ホームページで調べておけばよかったのだが、近くであるため、何にも気にしていなかったのである。それで、せっかく駿河平まで来たのだからと、近くにある富士竹類植物園に寄っていくことにした。
これがなんとも渋い場所である。クレマチスの丘より東名高速のあたりまで下がって、側道沿いにしばらく走ると、本当にここなのというところにある。水曜の午後にこんなところに来る客はいないだろうと思ったのだが、ほかに初老のカップルが一組いた。きっとわれわれと同じくクレマチスの丘が休みだということを知らずに来てしまい、寄ることにしたカップルだろう。かなり広い敷地内に色々な竹・笹類が植えられている。ここのパンフレットで、竹、笹、バンブーの違いをはじめて知った。園内の一角にちょっとほの暗い竹(笹?)のトンネルがあり、映画のロケにちょうど良い雰囲気。それも、サスペンス物。ステロタイプだが「富士竹類植物園殺人事件」なんてのが。それか、スーパー戦隊物の怪しくもばかばかしい怪人登場シーン。
土産物屋をかねた資料館があり(よくあるパターン!)、世界の竹製品のコレクションがなかなか楽しかった。竹の駆除法なんて展示もあるのが面白い。ちょっとかわった物を見たい人にはお勧めかも。入場料500円が高いと感じる人もかなりでると思うけど。
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