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2005/05/19

富士竹類植物園

 土曜が勤務日だったための代休の水曜日(昨日)、妻と昼食を外食し、その後ちょっとどこかへ行ってみようということになった。それで、長泉町駿河平のクレマチスの丘・ヴァンジ美術館に行くことにした。できてからだいぶ経つのだが今まで行ったことがなかったのである。昼食を、このところ御贔屓にしている沼津で最初のタイ料理店シーサッチャナーライで食べたのち(ここの辛くないエビ・チャーハンは、誰にでもおすすめである)、クレマチスの丘に向かう。ところが、駐車場の入り口に「本日休館」の文字が! 水曜休館ということを知らなかったのである。ホームページで調べておけばよかったのだが、近くであるため、何にも気にしていなかったのである。それで、せっかく駿河平まで来たのだからと、近くにある富士竹類植物園に寄っていくことにした。

 これがなんとも渋い場所である。クレマチスの丘より東名高速のあたりまで下がって、側道沿いにしばらく走ると、本当にここなのというところにある。水曜の午後にこんなところに来る客はいないだろうと思ったのだが、ほかに初老のカップルが一組いた。きっとわれわれと同じくクレマチスの丘が休みだということを知らずに来てしまい、寄ることにしたカップルだろう。かなり広い敷地内に色々な竹・笹類が植えられている。ここのパンフレットで、竹、笹、バンブーの違いをはじめて知った。園内の一角にちょっとほの暗い竹(笹?)のトンネルがあり、映画のロケにちょうど良い雰囲気。それも、サスペンス物。ステロタイプだが「富士竹類植物園殺人事件」なんてのが。それか、スーパー戦隊物の怪しくもばかばかしい怪人登場シーン。

 土産物屋をかねた資料館があり(よくあるパターン!)、世界の竹製品のコレクションがなかなか楽しかった。竹の駆除法なんて展示もあるのが面白い。ちょっとかわった物を見たい人にはお勧めかも。入場料500円が高いと感じる人もかなりでると思うけど。

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2005/05/12

高まる期待・・・シトロエンC4

 webCGなどで、日本仕様のシトロエンC4の試乗記事が出始めた。新しくなった富士スピードウェイで試乗会があったようで、そんな近くであったなら見に行きたかったぞ、なんて思ってしまう。昨年から紹介されている写真では、フロントマスクが隈取された歌舞伎役者のようで、ちょっと私の趣味とは違う方向かなあ、と感じるのだが、これは実車を見てみないと最終的な判断はできない。シートの出来がよさそうなので、すわり心地が良かったら、メガーヌのシートがすごく良いというほどではないので、それだけで決めてしまうかも。

 トゥアラーの1年点検をいつもの輸入車ディーラーに頼んであったのだが、約束の日にすっぽかされた。こんなことになるのは、実は、これで2度目である。1度目は予約したことすら忘れられていたが、直接サービス工場へ車を持っていったので、そのまま点検をやってもらえた。今回は、職場まで車を取りに来てもらってやってもらうことにしたのだが、まったく、車を取りに来ない。それで、電話して確認したら、担当メカニックが下田方面に出て行ってしまって、今日やるのは無理だという返事。もう、あきれて何も言う気力もなかった。1週間後に再度予約しなおして、電話を切った。こうなったら、今後このディーラーとは付き合わないぞ! ということで、このディーラーが取り扱っているプジョー、アルファ・ロメオ、フィアットは、すべて、次の車候補から脱落、ということであります。

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2005/05/08

ティーダ1.5Mプレミアムインテリア、スマート・フォーフォー1.5試乗

 TVCMでニッサンがプレミアムインテリアなるものを宣伝していたので、ティーダについて確認に行って来た。目に付くのは、セダンタイプのラティオには標準装備の木目調パネル。いつも見ているトゥアラーのウォールナット・パネルに比べると、やはり、まがい物の安っぽさを感じてしまう。これはなくても良いなと思う。ステアリングに巻かれた本革は、以前の試乗で感じたステアリングの塩ビパイプ感をなくしてくれているので好感を持った。シートに腰を下ろしてみて驚いたのは、その座り心地が、以前より固めの、ノートと同様の国産車としてはよくあるものに変わっていたこと(前・後席とも)。これにより、座面中央のステッチにより感じられた尾てい骨付近の違和感はほぼ消えたが、お尻全体を包み込むようなフランス車的な独特の座り心地は消えてしまった。これは、本当に直さねばならない部分をごまかした、お手軽な対応である。こんな手直しは許せない。これで、ティーダは完全に候補車から脱落してしまった。
 
 前回の試乗が短距離だったので、今回も試乗を頼んでみたら、前回より長い距離を走らせてもらえた。乗り心地は柔らか目で好ましいのだが、路面の凹凸をかなり良く拾う。このあたりはメガーヌに近い感じである。1.5LのエンジンとCVTの組み合わせは、トルクの出方が気持ちよく、好感を持つ。アイドリング時のエンジン音の静かさもいい。このエンジンとCVTをルノーが使ってくれたら、実に良い車ができるのではないか。ところで、家に帰ってカタログをよくよく見たら、プレミアムインテリア仕様のほとんどは最上級仕様の1.5Gのものであった。プレミアムといいつつも、実はGとMの間のお買い得バージョンだったのね。ニッサンの巧妙な宣伝にごまかされてしまうところだった。

 前々から気になっていたスマート・フォーフォー1.5(電動スライディングルーフ仕様)にも試乗した。トルコン式オートマでないソフタッチプラスというオートマは、マニュアルを自動化したもので、変速時にクラッチが切れて、次のギアに入れるものだから、加速が一息つくことになる。特に1速から2速に入るときにそれが大きく出るので、乗り出したときにはビックリし、結局、試乗している間中、気になった。でも、これはこれで面白いなと思えるもので、マニュアルミッションに乗っていたときのことを思い出し、慣れてくればうまく走れそうである。全体にかっちとした剛性感のある走りで、ドイツ生まれの車だなと感じさせる。50%扁平のタイヤなので、このためと見られる乗り心地のゴツゴツ感有り。しかし、スポーティな内装にあった乗り味であり、固すぎると気になるほどではない。シートもドイツ車らしい固めのもので、サイズも十分ある(前席はティーダより一回り大きい)きちんとしたものである。後席の中央にもちゃんとヘッドレストが装備されている。

 パノラミック・グラスルーフ仕様の展示車に座ってみたが、後席のヘッドクリアランスはミニマムで、頭上の開放感はあるが背の高い人は頭がつかえそう。そんなことを考えると、この車に乗るなら、タイヤサイズが65%扁平になることもあって、ノーマルルーフの1.3が良いと思う。ラゲッジスペースがもう少しあると、次の愛車の有力候補にしたくなるのだがなあ・・・

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