« 私の車歴その4「シビック・シャトル・56i」 | トップページ | トゥアラーのトラブル »

2005/01/04

ボーズ464

 今回は自動車の話題をちょっと離れてオーディオの話。

 一昨年の暮れにスピーカを買い換えた。20年以上使ってきたビクターのZERO5FINEの左スコーカーから雑音が出るようになったため、ついに寿命と判断したためである。このZERO5FINE、その時代を代表するスピーカーとして、今でも使える広音域性能であると評す評論家がいるのだが、私の記憶では、より安いZERO3FINEの方がコストパフォーマンスに優れているし、本格的オーディオなら最上位種のZERO7FINEであり、技術的に面白い試みをしているがZERO5FINEは中途半端、という評価が、購入当時のオーディオ各誌の評価だったように思う。実際に使っていて、レコードからCDの変わり目の時代に出た高能率タイプのためか、レコードを聴いても、CDを聴いても不満はなく、CD再生に完全にシフトしたアンプに換えた時も、新しいスピーカーに換えようとは思わなかった。自分がオーディオにかけられる予算からは、このZERO5FINEで十分だったのである。ちなみに、アンプは、現在のサンスイAU-α607XRで3代目である。

 ちょっと調べて、国産メーカーがもはやピュア・オーディオ(2チャンネル・ステレオ)用のスピーカーを作っていないに等しい、ということに驚いた。我が家の予算価格帯では、ホームシアター用のスピーカーシステムしか作っていないのである。それで、中古か輸入品の購入を考えるしかなくなった。ハードウエアは気にしないが、それから出る音にはうるさいピアノ教室をしている妻に、ステレオのスピーカーは輸入品しかない、新品は高いので、中古で考えたい、と言ったら、中古を買って、またすぐ壊れちゃったらどうするの?という返事が返ってきた。結局、いくつか試聴をして、JBLと迷った末に、ボーズのウエストボロウ464を購入した。

 聴き始めは、妻の希望により、リッカルド・ムーティ指揮のブラームス交響曲第1番。レコードとCDがあるので、まずレコードから聴いた。妻の評価は、「低音が出てない、雰囲気も前のスピーカーの方が伝えていた」。CDにすると、「ちゃんと低音が出てる、CDは前のよりいい」。私自身も同感であり、CDでも、ちょっと低音が迫力不足かなと感じた。それで、スピーカーコードをオーディオテクニカのPCOCCのコードから、中低音の迫力が出るというドイツ製の平行2線式のものに変えた。これで、多少は良くなったが、すごく変化したわけではない。後ろの壁との距離で、低音の出方が変わるのでスピーカの位置をずらしてみたが、あまり変わらない。とりあえず、壁に近めに置くことにして、しばらく使うことにした。

 それで、1年たったわけだが、このスピーカーはエージングが大事なようで、半年たったあたりから、満足する音が出るようになった。ボーカルやジャズ・コンボは最初からいい感じであったが、クラシックのオーケストラの通奏低音もきちんと出るようになったし、レコードをかけても、CDと変わりなくなってきた。レコードの再生についてはアンプの問題もあるように思えてきた。こうなってくると、アンプを変えたくなってきた。アンプについては、デノンとマランツから手の出る価格でピュア・オーディオ用のものが発売されているので、替えるとしたらそのどちらかになるだろう。もっとも、これは車を買い換えてからの話になるだろうが。CDプレーヤーも、20年近く使っているデノン(当時はデンオン)のDCD-1400なので、これも最新のもう少しグレードが上のものに替えてやるともっと良い音になるかもしれない。

 ところで、マツダが、ボーズのサウンドシステムと本革シートを込みにしてつけたアクセラの特別限定車を出した。オーテック・バージョンのティーダよりも感じの良さそうなシートとボーズのオーディオにはちょっと、心を引かれてしまう。近所のマツダのディーラーに、この車があるなら見てみたい。

|

« 私の車歴その4「シビック・シャトル・56i」 | トップページ | トゥアラーのトラブル »

コメント

詳しく音を聞き分けられる耳も持っているわけでもなく、ちゃんとしたオーディオを鳴らせる箱(部屋)も確保できないので、チープなミニコンポで我慢している状態です。歌謡曲ならなんとか鳴るけど、クラシックは難しいですね。

さて、マツダのアクセラですけど、プラスチック系の使い方が下手で内装がちょっとチープに見えてしまうけれど、ステアリングの感じもサスペンションの感じも試乗した国産車の中では良いほうでした。2Lの割にはパワーないなとは思いますけど、ヨーロッパ車みたいな足回りです。荷室に拘らなければいいのかも。
カーオーディオもある程度お金を掛けないと、満足まではいきませんが聞いていて不快でない状態まで持ってゆくことはできないんだなと感じています。フィットW純正のオーディオは随分前の安いカセットオーディオみたいな音でした(CDプレーヤーなのに)。音に全く拘らないのならばオーディオが付いていればよしになるでしょう。でも、音が気になるんだったらしっかり鳴る(あるいは調整できる)オーディオシステムをつけるべきです。もっとも不快でない程度で折り合いをつける妥協も必要ですけれど。
 アクセラは国産車の中ではまともな方です。でひ試乗されてみられては?

(スピーカーはエージングがすむまでは結論が出せませんね。特に外国製のものはよけいその傾向が強いようです。ボーズのラインナップは20年くらい変わっていないので、しっかり作っているなと思います)

投稿: くーべ | 2005/01/04 12:31

WILE.Eさんのオーディオ環境も、なかなかスゴイですね。僕の場合は、複数のAV機器をまとめたいが為、PanasonicのSU-TX50というAVアンプを10年前くらいに購入し、同メーカーのトールボーイ型スピーカを接続しています。たまにジャズやクラッシックを鳴らしますが、満足しています。唯一低音が迫力不足というマイナスポイントはありますが、自室が2階なので、ウーハー購入には踏み込めず、現状はウーハーなしの4.1chです。

確かに最近はAVアンプが流行ですね。10年前と比較すると、立場が逆転してしまったような。あのころはAVアンプの選択肢の無さに悩んでいたのでした。

最近のAVアンプの種類の多さと値段には驚かされます。4~5万も出せば、それなりの音質のものが、スピーカー込みでありますからねえ。

そういえば、ちょっと前に御殿場のアウトレットに、BOSEのアウトレットショップが出来ましたね。

投稿: わいりーコヨーテ | 2005/01/05 23:24

 我が家の場合は、妻の商売道具もかねているので、ある程度金をかけることを認めてもらえる、5年前に家を建て替えたときにピアノ教室用の防音室を作って、そこにメインのオーディオを置いてある、ということなんであります。でも、スピーカーを買い換える前はほとんど、この防音室でステレオを聞くことがなかった。

 リビングに、古くて安いステレオセットでドルビーサラウンドシステムを一応組んであるけれど、娘がゲームをやっていることのほうが多くて、あまり意味なし。わいりーさんに借りたビデオなどは、自分の書斎というか、本とビデオ置き場になっている部屋に置いてあるテレビにビデオをつないで見ているという状態。リビングのものは、アンプが寿命になったら、AVシステムの安いやつを導入するつもり。

 アクセラについては、2代目プレマシーが出たところで、2台まとめて試乗してこようかと思ってます。ベリーサが出たときに一度、近所のマツダ店に行ったのだけれど、応対に出た若いセールスマンの印象が悪かったんで、試乗もせずに帰ってきてしまいました。

投稿: WILE.E | 2005/01/06 17:24

 代車でフィットに乗ったとき、CDオーディオについて、くーべさんと同じ感想を持ちました。イストに替えてもらって、CDかけたら、低音の出方が不自然なまでに大きかった(もしかしたら、調節可能なのかもしれないが)。カーオーディオには、もうぜんぜんこだわらないので、フィットのような音で充分かなと思うのですが、464の音がなかなかよいので、ボーズのオーディオシステム搭載、というところにちょっと期待してしまうのです。

投稿: WILE.E | 2005/01/07 14:50

アクセラBOSEバージョンは600台限定だそうです。どの程度で売れてしまうのか分かりませんけれど、早めに様子見にはいかれたほうがよいかも。プレマシ-の時期にはもう売り切れている可能性もあります。206SWのJBLバージョンも面白いかもね。

クルマの中の音にこだわらないといっても、やっぱり聞いていて疲れないし楽しめる音が出るクルマとオーディオもかけたくなくなるような音しかでないクルマとでは、室内で音を聞こうという気持ちが随分と変わりますよ。だからある程度いい音が鳴るクルマだと運転も楽しい。何を鳴らすかによっても多少は違ってきますけれど。

投稿: くーべ | 2005/01/07 20:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/35745/2463908

この記事へのトラックバック一覧です: ボーズ464:

« 私の車歴その4「シビック・シャトル・56i」 | トップページ | トゥアラーのトラブル »