ラフェスタのシートにやっぱりがっかり
ラフェスタを見に行った。思っていたより外見は小さかった。バカみたいに背は高くないし、全長は4.5mに収まっている。気に入ったのは、インパネのデザイン。ディーダもこの形だったら、候補であり続けたかもしれないぞ。で、問題のシートである。外見はティーダのように座り心地を悪くするデザインではないので、期待した。座ってみたら、柔らかいのは悪くはないが、サポート感が足りない。ティーダのものと同じ材質を使わなかったのか、不思議だ。これだったら、モビリオのシートの方がよい。1、2列目については、大きさでもモビリオに負けている。ティーダもそうだったのだが、痒いところに手が届きながら、かいてくれない、もどかしさみたいなものを感じるできなのである。それは、きっちりと日産車の中での分をわきまえているためだとも言えて、この価格帯でここまでやってんだよ、という形で逆に褒めるべきことかもしれないが、そこまできたなら、もうひと越えして、ヒエラルキーを破る勢いを見せて欲しいのだ。
このところ座っている車のシートで一番良いなと思ったのが、シトロエンのクサラ・ピカソのシート。C3もそれに近い座り心地だった。国産車でこの座り心地に近いと感じたのが、エディックス。ヨーロッパできちんと売ろうとするホンダの意欲を感じた。そのエディックスのシートを「固い」と評して、欠点の一つにあげている評価を見つけてしまった。ミニバンの購入案内のムックの中でである。こういう、シートの評価がきちんとできない評論家がいるから、日本車のシートの乗り心地の改善が進まないのである。柔らかければよいというものではないのだ。できの良いシートを一つ作って、各車種で共通に使って、コストを吸収するというやり方をする国産メーカーは現れないのだろうか。エンジンなどで行われていることが、どうしてできないのだろうか。
ラフェスタのシートにがっかりしたあと、近くにあるアルファロメオ沼津に寄った。新型パンダ、プント、普通の顔になってしまったムルティプラ、147に座ってみた。セールスマンの説明で、プントのオートマが富士重工製のCVTだということを初めて知り、驚いた。147は、1.6LのMTだと手の届く値段なので、20年ぶりくらいにマニュアル車に乗ってみようかとちょっと考えるが、後席と荷室の狭さはちょっと耐えられないと感じる。
ところで、デジカメ(フジ・ファインピックスE510)を買ったので、トゥアラーとシャトル55iの写真をこのブログにアップしました。初代シャトルの写真はもちろん、コピーです。ヘッドライトがオリジナルのままではないのがわかりますか。
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