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2004/11/22

トゥアラー帰る

tourer
 やっと修理が終わって我が愛車が帰ってきた。約2ヶ月ぶりのトゥアラーの運転席に座ると、何か新車に乗った気分。運転を初めてすぐに感じたのは、ボディ剛性が足りない、発進加速が鈍い、遮音性が低い、という今まで多少なりとも感じていた欠点。乗り始めた10年前の時点で、すでに、兄弟車のコンチェルトはドマーニにモデルチェンジしていたわけだから、設計の古さに起因することだから仕方がないと今まで思ってきたのだが、現在の国産コンパクトカーと比べても相当に劣ってしまっている状態だというのが、イストから乗り換えて強く実感されてしまったというわけである。しかし、シートの座り心地や内装の質感は、他に代え難い。このサイズの車で、ここまで高級感のある物はない。この2ヶ月間のおかげで、もう少し長く乗ろうかという気持ちになった。

 ぶつけられて取り替えとなったリアのバンパーがイギリス発注になって、入荷に時間がかかることがわかったため、この期間を利用して、気になっていた天井の内張のはがれを、思い切って直してもらった。天井が完全に張り替えになって、色がベージュからグレーになった。工賃材料費計54000円。これも、新車っぽく感じた理由の一つ。同じく部品がなかなか届かなかったため、修理できないでいた運手席窓ガラスの取り替えも行った(すべて、純正品)。この修理代金の内訳は、次の通り。

 運転席窓ガラスの修理代
  ガラス               34000円
  パワーウインドウ・レギュレ-ター 28500円
  ランチャンネル           24600円
  内張り脱着             540円
  工賃                9600円

                  計 97240円

 ガラスの値段の高さに驚く。これだけ修理に金をかけてしまったので、こうなったら、意地でも乗り続けようか。でも、すぐに走れなくなるようなトラブルが生じそうで怖い。

 トゥアラーを買ってその後も面倒を見てもらっているディーラーの隣にボルボのディーラーがあるのだが、昨日の日曜日に、その前を通ったら、なぜかシトロエンのC2からC5まで店頭に並んでいた。引き返して店に寄ったら、シトロエンの正規代理店(シトロエン沼津)を今度の土曜日に新規オープンするのだという。C4についても聞いてみたら、来年の4月に導入予定だという。う~ん、これは選択肢が一つ増えることになりそうだ。C4がハイドロだったら、実に乗ってみたい。

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コメント

C4は307とシャーシを同じくするクルマですので、たぶんハイドロじゃないと思います。
クサラが306ベースだったのに比べて、格段に進化していると思います。
特に5ドアのデザインも微妙なラインでよくまとまっています。この点似たようなハッチバックを作りながら違うクルマになってしまったプリウスはとても残念なデザインだと思いました。C4のデザインだったらプリウス買ったかも(笑)。
既存のクルマで何に似ているのかと眺めるとエッジの時代のフォーカス。もちろん新しいデザインだけにフォーカスよりもよくできていますし、新型のフォーカスはあまりにコンサバティブにふってしまって、何だか分からない全幅1840mmですので、日本では論外になるでしょう。新型フォーカスはヨーロッパでの評判もあまりかんばしくないようです。
その点、C4の5ドアはいいですねぇ。ちょっと背の高さが並ですけど、シトロエンはこれでいいかも。
来年の4月に入ってきますか。楽しみ楽しみ。

投稿: くーべ | 2004/11/22 20:19

 C4のイギリス版カタログ(?)ありがとうございました。サスペンションは、ハイドロではないみたいですね。
 妻が、お金を出来るだけ節約したい、後席が狭くても我慢すると言っているので、なかなかメガーヌ・ツーリングワゴンだと予算的に妻と合意するのが厳しいかもしれません。

投稿: WILE.E | 2004/11/24 10:03

TOURER退院、おめでとうございます。
さすがに、外装パーツは流用できないので、
国内欠品だと時間がかかりますね。

天井内張りも綺麗にされたようですし、
もう少しTOURERに乗れますね。

…でも、シトロエンやルノーも魅力的なんだよなぁ~~~(笑)

投稿: Mic | 2004/11/24 20:59

お金をできるだけ節約したいとなると、かなり厳しいものがありますねぇ。

メガーヌツーリングワゴンと同じプラットホームを使う、ラフェスタとかどうでしょう。大きさも幅がやや狭く高さはちょっと高く長さは同程度です。3列シートも3列目は収納したまま使えばメガーヌツーリングワゴンと差は少ないかも。価格も本体+@(エアバッグなどの装備)を入れても200万切ってきます。
エンジンもルノーと共同開発の新型2Lです。

ティーダのBプラットホームの評判は芳しくありませんが、Cプラットホームは比較的評判もよいみたいですよ。

ブラック塗装の実車がキャリアで運ばれてゆくのを見ましたが、個人的には好感持ちました。

投稿: くーべ | 2004/11/25 20:39

出来るだけクルマにはお金をかけたくない、でも人とは違うあるいはしっかり作ってあるクルマに乗りたいとなると、候補リストも見直しかもしれませんね。

予算200万以内
●ニッサンティーダ(シートの真中ステッチが不満かなぁ。でもニッサンにしてはよくできている)
●ミツビシコルトプラス(デザイン的にはピカソとかナディア系でよいかも。エンジンはターボ以外だとまともだと思います)
●スズキエリオ(内装は随分よくなったけどもやっぱり古臭いデザインですねぇ)

●ニッサンノート(フィットクラスになってしまいますが、この大きさのほうがまとまっている可能性大)
●ホンダフィットワゴン(どうやらメリーバみたいなクルマになるのかも。フィットよりも足が柔らかくて面白いかも。シャトルの再来か)

予算250万以内
●ルノーカングー(個性的です。デザインに好感を持つかどうかは人それぞれでしょう)
●フォードフォーカス1.6(一時代前のクルマではありますが、よくまとまっていると思います)

●ニッサンラフェスタ(3列目は非常用ですけれども、ちょっと長めのスパシオだと思えばよいクルマかも)
●マツダプレマシ-(スライドドア版ウィッシュ。割合よくまとまってきているかも)

予算300以内
●ルノーメガーヌツーリングワゴン1.6
●プジョー307スタイルブレーク

こんなものでしょうか?

投稿: くーべ | 2004/11/27 09:52

Micさん、その通りなんですよ。修理にだいぶお金をかけたので、もっと乗ろうと思っている反面、ルノーやシトロエンに惹かれてしまいます。近所の両者のディーラーとも、トゥアラーを買ったところより、客扱いが良く、余計に心を引かれます。

 くーべさん、いろいろ候補ありがとうございます。だいたい、私が考えている物と一致してます。ここに、シトロエンのC3とC4が加わったのが、我が家の候補という感じです。国産車では、フィット・ワゴンに一番期待してます。代車で乗ったフィットの印象が良かったので、かなり期待してます。プジョーは車的には候補なんですが、扱っているディーラーがトゥアラーと同じ会社で、この会社とはもう付き合いたくない気持ちになっています。3列目がある車も、仕事(部活の遠征時など)や娘の友達を多人数運ばねばならないときなど、年に何回か必要性を感じたりもしているんで、買いたい気持ちがあります。シート本来の機能がきちんとしている車なら、いいんですけどね。
 

投稿: WILE.E | 2004/11/28 04:47

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