シトロエンC3に惹かれる
シトロエン沼津がオープンしたので行って来た。急にシトロエンを扱うことになって実はシトロエンについては良く知らないんですよ、お客さんの方が良くわかってるでしょうから、いろいろ教えてください、と実に正直に話す店長。その店長とクサラ・ピカソに試乗した。静岡で乗ったときよりも、リア・サスペンションの妙な突き上げ感が少ない。今回の試乗車は走行距離が7000kmになっており、静岡で乗ったものは、ほとんど走行距離がなかった新車で、まだ本来の乗り心地が出ていなかったらしい。それで、すこしはピカソを見直したが、ノーマルルーフ仕様が出て10万円ほど安くなったとはいえ、金額に見合う車かなあ、という気持ちは変わらない。
C3の1.4Lにも試乗した。ちょうど、代車で乗っていたイストと同じくらいのサイズ車で、イストと同じように大きさの割に最小回転半径が大きい車だったが、ローバー114に初めて乗った時と同じように、一回り大きい車に乗っている乗り心地に感心した。実は、同じ日に、プジョーが試乗キャンペーンをやっているので206SWにも乗ってきたのだが、共用している部品は多いはずなのに、全然違う乗り味になっている。C3の方が新しいプラットフォームになっているからなのかもしれないが、同じものを使っているATの変速ショックや変速パターンはC3の方が違和感がない。ピカソも同じATだが、C3の方が発進時のもたつきがない。不思議だ。ラゲッジスペースはそれほど広くはないが、フランス車の例に漏れず、サスペンションの張り出しが少なく、後席を倒したときに高さを同じにできるプラスティックの仕切板(ティーダも真似して欲しい)が付いていて、ちょっとたくさん買い物をすると物を載せられなくなったイストや深さは十分あるが上下に仕切って使えないフィットなどよりずっと実用的である。後席のニースペースが狭いのはボディサイズ上仕方がないが、価格的にも、我が家の次の車として、案外良い落としどころになりそうな車だなあと感じた。1.6Lのセンソドライブ車も試乗してみたくなった。
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