代車で腰を痛くする
9/25に家族で近所の回転寿司屋に行ったとき、後方未確認のままバックしてきた営業車にぶつけられて、我がトゥアラーは入院することになってしまった。相手の保険ですべてまかなうことになったので、レンタカーが保険屋から手配されてきた。特に車種をこちらから指定しなかったので、最終型のサニーだった。ディーラー所有の代車でも、サニーの旧型に乗ることが多かったので、まあ、いいだろうと思い、サニーと入れ替わるティーダがどれだけサニーと違うかを確認できるチャンスでもあると、考えた。ダッシュボードのデザインがちょっとメガーヌ2に似ているなと感じ、シンプルで落ち着いたインテリアデザインには好感を持った。走りだして、トゥアラーよりボディ剛性があるのもいいなと思った。
しかし、いいなと思うのはそこで終わってしまった。ファミリーカーなのに硬すぎるサスペンション。それも、1人で乗った時よりも、家族3人で乗ったときの方が、乗り心地が悪くなる。さらに、ひどいのは、シートの座り心地。座面と背面の中心部が変に膨れている前席。柔らかいだけでサポート感のない後席。乗りはじめて1週間で、運転席に座って5分もすると、シートに座っているのが耐えられなくなり、腰も痛くなった。それで、レンタカー屋に連絡をとって、フィットに替えることにした。こんなことは、まったく、初めての経験だ。
ティーダには期待していたのだが、このサニーが出発点だとすると、ニッサンの技術者が頑張っても、普通レベルになるのがやっとではないか、と逆に心配になってきた。この間の日曜日に近所のレッドステージに行ったが、試乗車がまだなく、試乗ができなかったので、評価は保留しているが、実車を見た印象では、「上質感」の演出はされているが、本当の上質ではなさそうだ、と感じた。はたして、フィットを上回るできなのかどうか、今度の連休で試乗して確かめたい。
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コメント
ボクも代車で現行サニーに乗ったことがありますが、こんな×なクルマは乗ったことがありませんでした。20年くらい前のクルマでもまだマシかも。このデザインでノーズがまったく見えない(なんで?)。ふわふあのステアリング。腰の抜けたシート。もっと前のサニーもたいしてよいクルマではなかったけれど、思考停止というかニッサンの悪いところが全て出ているようなクルマでした。
ティーダもエクスティリアとパッケージは良しとして、上質感をゴルフVなどと比べるとこれの対抗ってフィット?という感じです。
ま、いままでのニッサンのレベルから思考すると幾分かはマシですけれど。
投稿: くーべ | 2004/10/06 19:53
こちらに書くのははじめてですね。
最終型サニーと同じプラットフォームのウィングロードを何度か運転したことがありますが、乗り味はあまり良くなかったです。
ティーダは、僕も気になっておりました。「ティーダのすべて」という本が出ていたので、早速買ってみましたが、どうやらシートはティアナと同じサイズのようですね。僕的にインテリアはわりと好みなのですが、やはり座った感じが気になりますね。試乗された感想を、楽しみにしております。
投稿: わいりーコヨーテ | 2004/10/06 22:27
くーべさん、わいりーさん、どうもです。
最悪のサニーから乗りかえたので、実にフィットがいい車に思えてしまいました。シビックが売れなくなるのも当たり前、と感じました。大人4人までしか乗らないなら、フィットで充分です。車種体系のヒエラルキーを崩してしまうような、新車開発は日産にはできなかったということですね。ニッサンのホームページで、ティーダと他メーカー車との比較ができるぺージを見たら、比較車としてメニューに出されていたのが、カローラ・ランクス、イスト、フィット、プジョー307でした。307が入っているのが笑えますが、カローラ・ランクス、フィットが対抗車種というのが本当のところなんでしょう。やっぱり、サニー時代から変わらず、直接のライバルは、カローラなんだな。その意味では、いい勝負か。
フィットについて、前々から思っていたことなんだけれど、後席下から燃料タンクを追い出してスペースができたところに、バッテリーを置けば、ハイブリット車にすぐになるように思えます。そうなると、売り物のシートアレンジはできなるけれど、ハッチバックボディの実用車で、たくさん売れる車がハイブリット化するのは意味があると思う。フィットという車種でできないなら、フィットと同じプラットフォームになるという次のシビックでやったらどうだろう。シビックは全部ハイブリットです、って。
投稿: WILE.E | 2004/10/08 10:53
他メーカー比較結果をプリンタに打ち出して眺めてみました。カタログデータの単なる比較を羅列しただけではな~んにも分からないということがよく分かりました。
ティーダの直接のライバルはフィットなんじゃないかと思います。この2年以上前に出たクルマに負けているのがティーダなんだなぁとよく分かります。全長で30cm以上小さいクルマにスペース効率で負けているとしたら、それって高級車?の世界でしょう。最近のゴーンさんのコストを意識したクルマはパーツがとても考えららないくらい安物であることが少なからずあるようです。ヨーロッパのアルメーラは、ティーダではなくノートになるようで、どうやら本命はノートのような気がします。
確かにフィットは本来の燃料タンクのスペースにバッテリーを置けばハイブリッドになりますよね。ホンダはまともにミラーサイクルエンジン(トヨタのハイブリッドシステムの正体はミラーサイクルエンジンです)を開発していないようだし、ニッサンみたいに開発せずにトヨタから買うという手もありだと思います。いくつかある低燃費エコロジークルマですから、これに莫大な資金を投入するメリットは難しいところでしょう。とりあえずならば、次の10年はどうやらディーゼルエンジンの復権のようです。
そういえば慶応の清水先生がやってる電気自動車の話をNHKでやっていましたが、さすがNHKですね、最後にすばらしいオチをつけていました。どこの自動車メーカーにも相手にされていなかった清水先生の電気自動車だが、ようやく興味を示してくれる自動車メーカーが現れた。それは愛知県岡崎市に工場のある某メーカーだった。某メーカーは藁にもすがる思いなのかとしみじみ感じ入りました。
投稿: くーべ | 2004/10/09 10:04