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2004/07/20

長野日帰りドライブ

 連休中の18日1日だけが、1日丸まる仕事が休みになる日であったため、妻の音大時代の友人が出演するコンサートに、わざわざ、長野まで出かけた。妻がこの友人に会うのは、結婚式のとき以来、12年ぶりである。こういう機会でもないと会いに行けないということと、我がトゥアラーで久しくロング・ドライブをしていないので、強行軍だとは思ったが出かけることにしたのである。

 東富士五湖道路から中央道、長野道と走ったのだが、東名のように大型トラックに真後ろに迫られて恐怖を感じることもなく、特に長野道はすいていて、見通しもよく、気持ちよく走ることができた。賞味4時間ほどで長野に着いた。便利になったものだ。

 さすがに我がトゥアラーもかなりくたびれてきていて、中央道の八ヶ岳付近の路面が荒れたところでは、タイヤ圧を高めに設定した直後であったこともあり、もっと、マイルドな乗り心地の車にしたいと思ったのでありました。ドイツ車と同様の固めの運転席のシートも、やや、へたりが感じられて、買ったばかりの頃、このシートは全然疲れないもっと走れるぞ!、と感じたことが懐かしい。

 帰りも同じルートで走り、途中、夕食のために寄った諏訪湖サービスエリアで、横浜ナンバーのブリテッシュ・グリーンのトゥアラーを見つけ、つい、ふらふらと近づいてしまう。くーべさんの現在の愛車のプジョー307ブレークにも何台か遭遇しましたが、みんな、同じ明るい青の車だった。くーべさんのも、確か、同じ色ですよねえ?

 この日帰りドライブから帰った次の日(つまり、昨日だ)、オイル漏れが見つかり、その日の仕事の帰りに、ディーラーに寄り、見てもらう。車検時にある程度対策してもらったと思ったのだが、それが完全でなかったらしく、オイルパンの継ぎ目から、にじんでくるという。とりあえず、修理見積もりを出してもらってから、どうするか決めることにする。妻には、次の車を買うのが早まる?と聞かれる。娘は、CDが聴ける車にしてよねと、このところ、そればっかり。

 今朝、仕事に出るときには、オイル漏れしているようではなく、量もきちんとあった。これからしばらくは、毎日始業点検をせねばならない。大事に至らなければと願うばかりである。

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2004/07/12

ホンダ エディックス20X試乗

 プジョー307やメガーヌ・ツーリングワゴンとほぼ同じ、国道1号線とそれと並行して走る県道を往復するルートで10分間ほど試乗した。乗り始めて、明らかに幅があることを感じる。左のドアミラーがかなり遠くに感じるのである。前席にも3人乗せるために、今まで乗ってきた車より運転席がドア側に寄っているように思われる。乗り心地はというと、固めのサスペンションであるとは感じるけれど、クサラ・ピカソのような後輪からの変な突き上げ振動は感じられない。室内の遮音もきちんとなされていて、アクセルを踏み込まない限りエンジン音も静かである。私が気にするシートも、メガーヌとピカソの中間みたいな表面の柔らかさはありながらきちんと体重を支える、国産車にしてはなかなか座り心地の良い物であった。これは完全に、セニックやピカソなどとヨーロッパで勝負しようと作られた車であるように感じる。一寸見プジョーのエクステリア・デザインは、ピカソやセニック2ほどでなくてよいから、もう少しオリジナリティを出して欲しかった。車自体の性能は、ピカソを上回っているように思うから、なおさらそう思う。
 子供用の座席と割り切って作られている中央席であるが、後ろへずらして座れるので、大人が座っても、モビリオやストリームの3列目に乗るよりはずっと良さそうだ。後席の幅は、左右席は前席と同じ幅なので、ピカソよりは若干ゆとりがある。ラゲッジスペースはホイールアーチの張り出しがあって、ライバルのフランス車と比べると実際の使い勝手は劣りそう。中央席がかなり後ろにずれるので、6人乗車にした場合は、荷物の積み方に工夫が必要な気がする。オデッセイやストリームを3列乗車にした場合よりは荷物は詰めそうだけれど。
 シートのできが案外よく(ストリームよりずっといい)、インテリアのデザインもすっきりしているので、3人家族である我が家には、なかなか面白い使い方ができそうな車である。これは、メガーヌ・ツーリングワゴンの対抗馬として十分検討に値する国産車である。

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2004/07/01

シトロエン クサラ・ピカソ試乗

 6/30(水)に静岡出張があり、帰りにシトロエン静岡に寄って、念願のピカソに約10分ほど試乗した。試乗コースは、登呂遺跡のあたりを一周するようなものであった。思っていたよりも、サスペンションは固く、道路の継ぎ目を越えるたびに、トゥアラーと同じかそれ以上の突き上げ振動を感じた。それとともに、アップライトな着座姿勢やガラス面積が大きいこと、さらには、ボディ剛性の足りなさが感じられることから、昔乗っていたシビック・シャトルを思い出してしまった。カーブを曲がるとき、特に、右折で大きく曲がるときの、背の高さを感じさせない適度なロールは好ましかった。
 運手席のシートは、メガーヌよりも小ぶりだが、より柔らかく、お尻全体を包み込む形で、このところ試乗している車では一番座り心地が良かった。後席のシートは3分割しているため、横幅がやはり狭い。また、見かけほど頭上の空間がない。エンジンは2リッターだが、メガーヌ・ツーリングワゴンと比べると、車重が重いのか、ルノーエンジンに比べて低速トルクがないのか、発進加速が鈍く、アクセルを大きく踏まねばならなかった。後で、カタログで比較してみたら、なんと車重はメガーヌ・ツーリングワゴンの方があり、エンジンのトルク特性もあまり変わらない。ピカソの方がエンジン音が大きく聞こえてくるので、アクセルを余計に踏み込んでいるように感じたのかもしれない。
 価格のことも考え、これから先10年近く乗ることを考えると、ピカソよりもメガーヌ・ツーリングワゴンの方に軍配が上がる。以前、妻に、1度試乗してそれでよしにしたらと言われたが、本当にその通りになりそうだ。

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